ランニング用のウォッチは、SUUNTOのAMBIT3 RUNを使用しています。
4月のはじめに使用中、ベルトが切れてしまい、部品を交換しました。
修繕としては、今回で2度目です。
SUUNTOの製品について、修理や部品の交換について調べると、あまり良いことが書いてありません。
そんな、なにやらベールに包まれているSUUNTOの修繕について、今日は書いてみます。
※SUUNTO関連の記事としては、後日書いたGPS接続のコツも書いています。
ランニング時にSUUNTO GPSが繋がりにくいときの対処法。繋がりやすい条件、方法で繋がりやすくしておく。
ベールに包まれている、SUUNTO
SUUNTOのAMBIT3RUNを購入したのが2015年の7月です。
購入してから、ランの練習時・大会参加時・そして普段使いと、結構な頻度で使用していました。
1度目の修理は、昨年2016年の11月でした。ウォッチ本体と、ベルトをとめていた4点のネジのうち、ひとつが知らぬ間に取れてしまい、ブラブラになってしまいました。
2度目は4月のはじめ。ベルトが切れてしまいました。
2度目のとき、こんな感じです。
1度目にネジがなくなったときは、この切れている部分より少し上の部分のネジが取れ、ブラブラになっていました。
1度目はSUUNTOへ送り、修理してもらい、2度目はSUNNTOへは送らずに、購入店でベルトを取り寄せ、そこで取り換えもしてもらえました。
当初、修理をしようとなったときに、ネットでどうやって修理に出せば良いのか、いろいろ調べました。
しかし、あまり良い話が出てこない。
「修理に出したら何万円もかかった」
「修理に何か月もかかる」など、修理を出す側としては、警戒してしまいました。
ただ、一度修理を出してみてわかったのですが、想定外に高額な金額がかかる場合はどういうケースで、なにをするといけないのか、どう対処すれば良いのかということが、自分で修理を出し、さらにいろいろ調べることで、ある程度分かった気がしました。
今日は、そのあたり、書いてみたいと思います。
1度目の修理-SUUNTOへ出す
私が使っている、SUNNTO AMBIT3RUNは、国内正規品を購入したものです。
1度目の修理は、2016年の11月でした。
ネジが取れてしまったときです。
まず、ネジだけ売っていないのかどうか、ネットで調べてみました。
しかし、ネジだけでは売っていないようでした。
仕方なく、SUUNTOのカスタマーサービスに電話してみました。
電話をすると、自動音声っぽい声で、女性が電話に出られました。そして、雑音は一切ありません。国際通話のときの、違和感のある雰囲気の通話環境でした。
話し出すと、自動音声ではなく、人でした。SUUNTOのサイトを見ると、カスタマーの電話は、本国フィンランドで対応すると書いてあります。おそらく、現地の日本語対応可能な方が応じているのかもしれません。
最初なにやら不安でしたが、普通に、話は通じました。
製品名と、氏名とメールアドレスを尋ねられ、そのうえで、ネジがとれた話をしました。
すると、やはりネジだけの販売は行っていないということで、SUUNTOにメーカー出しする必要があるとのことでした。
メーカーに出すときは、自分で箱を用意して宅急便で送るか、購入店を通してメーカー出しするか、どちらでも良いようです。
私は、SUUNTOがベールに包まれている感が怖かったので、正規販売で購入した、ヨドバシカメラを通してSUUNTOに出しました。
SUUNTOと直接やりとりをするのに気が引け、弁護人であるヨドバシを代理人に立てたような心境でした(笑)
正規の保証書もあり、2年の保証期間内だったので、ヨドバシ側で、とりあえずは無償修理で依頼してみるということで、AMBITと保証書は預けました。
それから、1か月ほどして、ヨドバシから連絡が入りました。
SUUNTOから、修理が終わったということで、送られてきたということでした。
恐る恐る、料金を聞いてみると・・・
「無料です」とのこと。
練習や大会参加時に、汗を大量にかいたことで、4点のネジがすべて錆びており、そのうちのひとつがボロボロになってとれてしまったようで、残った3点のネジの交換を含め、ネジだけ新しくなりました。
補償期間ということもあり、通常使用の範囲内だったのか、無料でした。
ただ、ネジを取り換えるのに、一か月ほどかかるのは、知っておかないといけません。
2度目の修理-部品を取り寄せて交換する
2度目は、4月のはじめ。
写真にもあるように、ベルトが切れました。
今回は、SUUNTOに問い合わせるのではなく、直接ヨドバシに持って行って、時計の修理コーナーで聞くことにしました。
直接行って、ベルトが切れたことを伝え、現品を見せて、メーカーに出さないといけないのか、部品の交換で対応するのか尋ねました。
ヨドバシはSUUNTOの取扱数が多く、修理を依頼できる時計のひとつとして、SUUNTOが載っていました。(私が買ったのは、さいたま新都心のヨドバシです)
そのため、話が早いです。
見せると、担当の方が対応してくれて、メーカーに出すのではなく、部品の交換でOKということでした。
ただ、店舗に交換ベルトの在庫がないため、取り寄せることに。
このときは、1週間ほどでベルトが店舗に届き、時計を持参して、そこでベルトを買って、交換もしてもらえました。購入品の付け替え賃は、無料ということです。
交換用のベルトはAMBIT SPORTSと共通のようで、7000円ほどしました。
この程度の修繕は、メーカーに出さないので、正規品であるかどうかは関係がないようです。
SUUNTOの修理・交換で、なにを注意すべきか?
1度目、2度目ともに、簡単な修繕ではありましたが、修理・部品交換を通して、ある程度SUUNTOのことがわかってきた気がしました。
この体験に、ネット情報を絡ませるなら、以下の一点が、SUUNTOを気持ちよく使い、嫌な気持ちにならないで修繕を依頼できるコツではないかと思えます。
・SUUNTOは並行輸入で買わない。国内正規品を買う
これは時計全般にいえますが、SUUNTOは並行輸入品を買うと、国内正規品より安いです。
ただ、SUUNTOを気持ちよく使うには、国内正規品を買うべきでしょう。
ネットで調べると、並行輸入を買って失敗しているケースが多いようです。
買った段階で調子が悪い・壊れていることもあるみたいですから。
国内正規品を、販売店で買うと、ちゃんとした保証書が付きます。購入日・店名などがしっかり記載されていることが重要です。念のため、私は、保証書に購入時のレシートを付けています。
SUUNTOのカスタマーページを見ると、国内正規品の修理は割引が適用されると書いてあります。さらに、正規品の場合は保証期間外でも、ケースによって無償で対応することもあると書いてあります。
SUUNTOはスポーツにしても、登山にしても、ある程度ガシガシ使うことが想定されます。そして、長く使うものとなるでしょう。
そうなると、外装・基盤まで含め、修理や部品交換は避けて通れないといえるのかもしれません。決して、使い捨てのものではないと言えます。
はじめから修繕をしなければいけないことを想定すれば、購入時にいくらか高いとしても、国内正規品を買って使う方が、賢いのかもしれません。
国内正規品なら、買ってすぐに壊れれば交換してもらえますが、並行輸入品をネットで買うと、交換は出来ないかもしれないし、修理が高いです。
壊れないように過剰に大事に使うのはストレスですし、安心して使うために、国内正規品を選ぶのは必須な気がします。
また、国内正規品を買っても、基盤に関係しそうなところを、勝手に開いてみたりとかはしない方が良いでしょうね。
手を加えたとかで、正規品の例外とか言われたら嫌ですし・・・。
とにかく、使用目的に合わせて正規品を買い、調子が悪かったら大人しくメーカーに出すか、販売店で聞くのが良い、ということでしょう。
編集後記
SUUNTOの修理などについて書いてみました。
並行輸入で買って、調子が悪くなっても、販売業者に猛抗議を出来る方は良いかもしれませんが、私は途中で折れそうなので、危険を回避して正規品に行きます・・・。
プラモも作れない不器用さなので、自分でいじくるとかは絶対NGです(笑)