なにか物事をやり遂げる。
そういうときは根性論・一筋縄ではいかないことも多いです。
努力ももちろん必要ですが、ちょっとした思考の傾け・変化を加えることでうまくいくことがあります。
やり遂げたいことを、さっと裏返す・なにか他の物事に置き換えて考えてみるということに突破口を見出すことができるかもしれません。
置き換え方式とは!?
仕事や勉強や普段の生活でも、なんでもスムーズにいくかといえば、そうではありません。
努力・愚直・一本気。精神論的な力で押し出すことも必要な仕事や勉強も、ただそれだけではうまくいかないということもあります。
そういうとき、なにか他のことに置き換えて、これはこういうもんだという納得を自分にさせることで、いまやっていることを進めるようにしています。これが置き換え方式なわけです。
置き換え方式とは例え話に当てはめるということなんですが、ちょうど、三田則房さんのマンガ、「ドラゴン桜」を今さらですが読んでいるのですが、良い例えが出ていました。
これです。
英語の受験勉強について説明するところで、日本の英語がなぜダメか?といったような話が出ていました。
日本人は英語に苦手意識が強すぎるというもの。文法などに悩まされた結果、英語は難しい高度な技術・・・そして話すのはもっと難しい。というようなイメージ。苦手だったとしても、なんとかカタコトでは話せるにしても、多くの人は英語はできないという認識でいるという話がでていました。
これに対して、サッカーやスケボーなどは、うまくないにしても出来る・・・という回答をする人が多い。少しなら出来る。という感じです。
なぜサッカーやスケボーはこれくらいだけど、「できる」と言えるのに、英語も同じくそのように、ある程度までは「できる」とは言わないで、「出来ない」となるのか?という問いをしているシーンがありました。
確かに、極めなければ出来ないのか?出来たことにならないのか?という気もしました。みんな英語はネイティブレベルで極めてはじめて「出来る」といえると縛られているという話に妙に納得してしまいましたね。
こうやって置き換える、例えてみると、出来ないことでも出来るという気がしてきて、難しいことも取り組みやすくなるんじゃないでしょうか。
置き換え方式で何でもトライしてみる
置き換え方式。なんでも置き換えて、例えて考えてみるといろいろとうまくいくものです。
ちょうど夏は国家試験が多く、税理士試験・そして昨日終わった社労士試験も含めて、今年は終わり、また1年かけて新たにチャレンジ、あるいはリトライという人も多いと思います。
そういった勉強でも、いま取り組んでいることがいかに難しくないか、枝葉に騙されることなく、幹の部分をとらえて、原則から派生させて応用にもっていくか、というところを考えなければいけません。見せかけの難しさを理解で突破するためには、いろいろ置き換えてみることもポイントです。資格試験で、よく図解を使うのは、思考のヒントになり、理解を促すからでしょう。
また、私がブログネタにしてきたいくつかの記事も、よくよく考えてみてみれば、総じて置き換え方式なものがいくつかあります。なんでも置き換えているというわけでしたね・・・。
これに従えば、行動も、仕事も、停滞しているときに置き換える・例えることで突破口が見えるかもしれません。
禁煙も置き換え方式で突破する
ずいぶん前ではありますが、税理士試験受験時の数年は、タバコを吸っていました。
ただ、どうしても喫煙が勉強の妨げになってしまって、勉強の逃げにタバコという状況になって、タバコをやめました。
そのときは、本屋で禁煙の本を適当に立ち読みして、その事例を取り入れてうまくいきました。
タバコは習慣だから、歯磨きと同じようにしないと気持ち悪くなっているせいで、なかなか習慣から抜くことが出来ないという事例でした。
これを自分にあてはめてみて、その瞬間から吸うのをやめてみてうまくいきましたね。一応ガムはしばらくずっと噛んでましたが。
これは習慣に置き換えるという意味で、クセを抜くという置き換えでした。
まぁ、禁煙に関しては一筋縄ではなかなかいかないとは思いますが、一つの策とはいえます。
置き換え方式。仕事や勉強、そして禁煙にも通ずると思っています。ぜひ!
編集後記
ここのところ天気悪いです。なにやら涼しい・・・というか寒いですしね。
マラソンシーズンも近づいてきました。
10月のショートレースもどれにするか決めました。
練習します!