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税理士試験と社労士試験。ひとつの国家試験の受験勉強経験は、他の試験に応用できるか!?

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税理士試験と社労士試験、いずれも夏に行われる試験です。

税理士試験を終えたあと、社労士試験を一回だけ受けました。結果はあとちょっと、というところでしたが、良い経験だったと思ってます。

今日は、ひとつの資格試験の受験経験が、他の試験でも応用できるものか?受験経験を振り返って考えてみたいと思います。

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税理士試験と社労士試験

税理士試験は、税理士を目指すものが受ける試験で、社労士試験は社労士を目指すものが受ける試験。どちらにしたって、勉強量はそこそこのボリュームです。

税理士試験は、選択ルールはあるが、11科目の中から選択して5科目合格で試験合格となり、1つの科目は一度合格すれば永久に維持されるので、毎年1科目ずつで5年で5科目とか、自由に受験設計ができます。もちろん、1年で一気に5科目でも制度上はいけます。

社労士試験は、社会保険と労働関係の法律で全部で8科目の試験で、午前の択一式試験(いくつかの項目の中から正しいものや間違っているものを選ぶ)と、午後の選択式試験(文章の穴埋め)で、1回の受験で合否が判定されるため、全科目を1年で一気に学ぶ必要があります。

税理士試験は、原則として文章を自分で書いて解く記述式で、社労士試験はすべてマークシートで解答します。

それぞれの試験の各科目のボリュームは、こんな感じです。

・税理士試験

11科目の試験、それぞれは全部独立していて、同じ税理士試験の科目ではあるが、科目ごとに別の試験だと思った方が良く、それゆえ、1回の受験で5科目を合格させることを念頭に置いていないため、各科目のボリュームは1科目でも結構重い。1科目ごとに、ある程度深いところ、細かいところまで勉強する必要があり、深い理解をしたうえで、考えて問題を解くスタイル。模擬試験・過去問と同じような問題がたまに出るため、また、問題を解くことに慣れるためにも模試・過去問演習は必要だが、本番に向けてはある程度深い知識が求められる。

・社労士試験

8科目(この中に、いくつかの法律で構成される試験もあるので、法律の数と科目の数は合わない)の試験を1回の試験で受けるため、受験に向けて8科目を一年で習得する必要があるため、それぞれの科目のボリュームはそこまでではないにしても、全部揃うと結構なボリュームとなる。インプットとしては、ある程度の部分まで抑えて、細かいところ、深いところは飛ばす。この知識でもって、過去問や模擬問題を解きまくって、知識の定着を図る。実際の試験は1問解いてまた1問と、ぱっぱと進める感じとなるため、勉強も問題をぱっぱと解きまくるスタイルで行う。

25年の試験を振り返って、応用できていただろうか・・・?

23年の試験で税理士試験を終えて、社労士試験は25年に受験しました。税理士試験の受験経験が、社労士試験にどう活かされていたか、思い返してみました。

果たして活かされていたか?

結論から言うと、私の場合は活かせなかったです。

さきほどもありましたが、社労士試験の勉強スタイルは、テキストでだいたいの知識を習得したあとに、問題を多く解いて回して、知識を根付かせて、かつ、問題を解くことにも慣らせるというもので、一つ一つの項目をテキストでじっくり読んで、理解していくことを前提としていません。

なにせ、科目が8科目あり、それを1年でやるわけです。常に8科目をぐるぐる回して勉強をし続ける必要があります。テキスト読んで、問題解いて、問題解いて、少しテキストに戻って、という具合です。一周目、一回テキストを通して読んで問題を解いたら、二周目はもうテキストから始めるのではなく、いきなり問題回しをし、分からなくなったらテキストに戻るというスタイル。こうしないと、1年での8科目網羅はできません。一周目やったある科目を、また早いスパンで2周目・3周目と回し続けなければいけないわけです。8科目でその回転をし続けることで、試験に必要な知識レベルにまで持っていけるようになります。

ところが、税理士試験では、深く、ある程度細かいところまでテキストを読み込んで、理解して、問題も考えながらその場で解いていくため、テキストに戻るというか、テキストを読み込んだり、書き写したり暗記したりする事が大事になるため、テキストに噛り付く感覚が強いです。模擬問題解きも、何度かやる必要はありますが、やはりテキスト重視感が強い感覚があります。

税理士試験と社労士試験は、そもそも、記述式とマーク式と、試験スタイルが異なっているし、一年で1~2科目の受験を想定する税理士試験と一気に全部やる社労士試験では、試験傾向というか、構成が全然違います。

それなのに、問題を多く解くことで知識をもっていく社労士試験で、テキストに噛り付いて読み込んで図にしたりして・・・問題解きが不足したわけです。このスタイルだと、科目を回すのが遅れるため、前の周でやった項目・問題がうろ覚えとなってしまって、結構悪循環な感じでした。これだと、そもそも勉強時間が1年では追いつかなくなってしまいます・・・。

もともと、違う試験であるため、試験勉強スタイルは、その試験のルールに初めから従うべきだったなー、と思っています。試験が違うなら、勉強方法・合格までの持っていきかたも違ってきますしね。勉強スタイルを変に応用しようとして、失敗してしまった、という感じですかね。

それでも活かされたことも!

税理士試験の試験勉強のスタイルを、そのまま社労士試験にもっていくというのはダメでしたが、活かされていたことはありました。うまく応用はできなかったにしても、1年の試験勉強で、あと少しで合格だった(まぁ受からなければ意味がないのですが・・・)のは、そのおかげだったかもしれないです。

税理士試験のときにやっていて、社労士試験でもやって、良かったと思うこと。

・そもそもの勉強習慣は身についていた

資格試験なんだから勉強するのは当たり前・・・とは言われそうですが、税理士試験のとき、勉強を始めたときは、どれくらい勉強すれば良いのかわからず、圧倒的に時間・量で勉強不足となった経験があります。それを痛感してから、しっかり勉強するという習慣が身についていました。正直、社会人講座で受けているのは皆おとなですが、講座開始から数回でドロップアウトする人もいますしね。勉強するのはなかなかしんどいですが、勉強するという習慣そのものは身についていたため、その当たり前ゲートで突っかかることはありませんでした。

・専門学校の自習室で勉強する

資格の大原の社会人講座で社労士の勉強をしましたが、平日夜と土日のまとまった勉強時間では、学校の自習室で勉強していました。これは、自分がサボるということが分かっているからなのですが、家だとテレビ見たり寝たりお菓子食べたりなど、サボる要素が多いため勉強に身が入りません。自習室だと周りにたくさん勉強している人もいるし、携帯はオフにして鞄に入れて、余計なものは限界までシャットダウンしたうえで勉強していました。貴重な勉強時間ですから、これは重要だったと思ってます。集中できればどこでもOKですが。

・講師と話す、分からないところは放置しない

これまた、資格の大原でのことですが、講師とは積極的に話して、細かいところでも質問して、分からないところを放置しないようにしていました。以前、税理士試験の際も大原で通っていましたが、そこで、講義後早く帰りたいからと不明点を聞かずに帰って放置して、結構困った経験があったからです。講師とも多少は話せるようにしておけば、変な質問もしやすいですしね。

税理士試験と社労士試験、一応いずれも受けてきたものとして、どう応用できたか考えてみました。

試験そのものの勉強スタイルは、自分なりにアレンジしてうまく応用できる方はそれでもかまいませんが、私のように混乱するくらいなら、郷に入っては郷に従うスタイルで行くべきで、意固地に応用しない方が良いですね。

勉強そのものをするための環境スタイルは自分で良いものがあれば、応用していくべきでしょう。このあたりは、他の試験の間でも、だいたい同様なんじゃないかなと思いますが。

これから、ダブルライセンスを狙っている方、これからと考えている方は、うまく応用して、勝ち取ってもらいたいものです・・・!

編集後記

昨日、ブックオフオンラインに本の集荷してもらいました。

本、CD、モノ、快適な環境づくりも兼ねて、すこしづつ片づけています。

片づけは結構負荷がかかりますが、頑張ってやってみます!


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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