日々、仕事や暮らしをしていると、理不尽なことは多いです。
自分が意図していないところ、思わぬところでいやなことは起きたりします。
そういうことに遭遇したとき一番良いのは、相手を反面教師と見て、自分はその点どうだろうかと、相手の対応を自分に反映させることなのかもしれません。
仕事や暮らしのなかでの理不尽・いやなこと
毎日を過ごしていると、仕事・暮らし、生活全般で、理不尽なことや、いやな出来事に遭遇することがあります。
具体的に仕事でいえば、
・いい加減な仕事を提供された
・全然話を聞いていない
・遅刻する、予定時間に来ない
・締め切りにルーズ
など
暮らしのなかでいえば、
・列に割り込みされた
・エレベーターや電車で、降りる人が終わる前に乗ってこられた
・足を踏まれた
・なぜかよくわからないけど怒鳴られた・・・
など
まぁ、生きているといろいろあります。
こういうことは案外自分が意図しないところ、そういうことが起こると思っていないところで起きたりするもので、瞬間的にはイラッとなったりもするものです。
ただ、そのイライラを保持・維持するだけではもったいないので、その相手を反面教師と見て、自分に反映させて、自分はどうだろうかと見つめることに利用してしまいましょう。
いやな行動・理不尽な態度を自分に反映し、自分の利点に
相手の態度を見て取って、なんでそういうことするかなーと、イラッとしたら、その場ではなかなか冷静にはなれないこともあるかもしれませんが、とりあえずその場ではなんとかやり過ごして、職場や自宅に戻ったあとに、仲間や家族にその話をして、少し気分を和らげることと思います。
その後、ズルズルと引きずらないためにも、相手の行動を思い返してみて、自分はどうか、そういう態度はとっていないかどうか、考えてみることが大切です。
自分がいやだなと思っている相手の行動・態度でも、案外普段多少なりともやっている場合があります。今回、相手から食らった理不尽な出来事は大きい出来事だったかもしれませんが、同じ類の出来事で、小さいものを自分がやっていないかどうか考えてみましょう。
・取引先によく遅刻していないか?毎回少しだけ遅刻するのが慣習になっていないか?
・仕事の締め切り、期日・時間に間に合わないのが当たり前になっていないか?
遅れる側である自分の5分・10分や、1日・2日の感じ方と、相手にとっての感じ方は全然違います。たかが5分でも、相手にとってはもう5分です。この繰り返しが続くことで、仕事を断られてしまうこともあるかもしれません。
また、仕事以外でも、仲間との遊びの待ち合わせでの遅刻もまずいでしょうし、列に割り込んだりもしているかもしれません。仕事以外でも、理不尽なことがあったら、自分はどうだろうかと見つめてみることが重要です。
日々、仕事や暮らしのなかで過ごしていると、いろいろな人と出会います。いろんな人と出会えば、理不尽なことや、いやな態度をとられることも多少なりとも多くなります。
そのたび、そのたびに、反面教師に出会ったと考えて、自分に反映させ、問題がありそうなら改善し、問題がなくても意識するようにして、自分を高めることができます。自分を高められれば、自動的にビジネススキルの向上にも一役買って、仕事でも成果に効果が出てきます。
相手の態度を一度受け止めて、自分を通過させ、考えることで、次回以降に同じ相手と仕事をするときに、また同じような行動をとられても、ある程度落ち着きを持って対応できるようになります。とはいえ、限度はあるので、その対応が頻発する・やめない、のであれば、毅然とした態度を持つ必要はありますし、仕事ならボスと相談してみるなどの対応をとってみましょう。
相手の行動に対して対価を支払っていると考えよう
相手である反面教師の理不尽な態度・行動に対して、その場ではいやな気持ちにさせられ、多少なりともイラッとさせられています。しいて言うなら、その態度・行動を受け止めるという対価を相手に支払っているともいえます。
対価を支払っていると考えるなら、なおのこと、反面教師への授業料と考え、相手の態度・行動から、自分の行動を改善し、見つめることに役立てない手はないです。
また、自分は当たり前だと思っている行動のひとつであったとしても、案外ほかの人々にとってはスキがあったりするものもあります。自分だけが出来ていることであれば、それは自分の強みになりますよね。エピソードと併せてその強みの説明が出来れば、仕事で自分をアピールできるチャンスにもなり得ます。
自分を変えることはできても相手を変えることはできません。イラッときた相手の行動・態度は反面教師に出会ったと考えて、自分を高めることに徹底的に利用してしまいましょう。
編集後記
一昨日の夜から体調が悪い感じはしていましたが、夜中に熱を測ると熱が・・・。
昨日の朝一で医者に行き、薬をもらって、ゆるく過ごしてなんとか持ち越しました。
こういうとき、少し落ち着けってことなんでしょうか・・・。