情報があふれている今の時代、情報をどう見て、どう選ぶか、なかなか難しくなってきています。
情報収集・・・。先週末、髪を切りに行った際に、ふと、気付いたことがありました。
今日は、そんな情報収集について考えてみたいと思います。
自宅にて。定期購読している雑誌。
情報収集、美容院での気づき・・・。
先週末、髪を切りにいつもの美容院へ行ってきました。
受付を済ませて席へ案内されると、鏡の前の台には雑誌が数冊用意されています。お店のほうで、お客が好きそうなジャンルの雑誌を選んでおいてくれるわけです。多くの美容院がそんな感じだと思います。
今回置いてあった雑誌は、だいたいいつも同じ顔ぶれではありますが、最新号か、そのひとつ前あたりの号が置かれています。
今回置いてあったのは、
そして、映画音楽の雑誌でCut、と、もうひとつあったのですが、忘れました…。
実は置いてある雑誌はだいたい自分では普段、立ち読みでも目を通さないものばかりです。
自分からは選ばないけど、誰かがもってきてくれれば読むので、自分の枠外、想定外の情報が入ってきます。大げさかもしれませんが、ある意味、未知の領域とでもいいましょうか。
こういった情報の取り入れ方は、実はけっこう大事なんじゃないか?と思ったわけです。
情報の選び方は固まりがち
今の時代、情報はネットが主流で、情報はあふれかえっています。
ニュースは、ネットでタイトルだけ見て自分が好きな、気になるものを選んでみて、本を購入するときは、アマゾンなどのネット書店でダイレクトに目当ての本をポチり購入・・・。
今や、情報は自分で選ぶ時代です。自分の好きな情報を取り入れ、タイトルをみて気に入らないニュースなどの情報はシャットダウンすることもできます。
ネットがなかった時代には、情報というのは新聞で読む・テレビでニュース番組を見る、という、情報を与えられる形式だったかと思います。自分が好むと、好まざるとにかかわらず、情報は入ってきたものです。ここが、今とひと昔前の違いでしょうか。
そう考えると、今は好きな情報だけを選んで取り入れることができるので、ある意味、情報の偏りが出てきて、情報の選び方は固まりがちになっているかもしれません。考え方も凝り固まってしまっているかも?と少し考えてしまいました。
そうならないためには、自分から広く情報に立ち向かう必要があります。とはいっても、自分の想定外のセミナーを受講しに行くとか、そもそも何が想定外か分からない部分もあるので、簡単なところで、ネットから少し離れて情報を収集するのが良いかと思います。
・本は、リアル書店で選び、買う
新刊・話題本、その他平積みされている本もあり、ネット書店とは違った、思いもよらぬ発見がある。
・良質な本を紹介してくれる知人を持つ
紹介される本は、ある程度未知の領域のことが多いです。信頼できる人なら特に良いかと。
・美容院や病院では、いつも読まない雑誌に目を通す
雑誌がたくさんあるところなら、なるべく普段は読まないものを読む、用意されているならそれでも良いし、用意されていないなら、普段読まないものを選んでみる。
(今回美容院に行った際には、受付後に少し待ったので、雑誌棚にあった、婦人誌のクロワッサンをパラパラめくって読んでいました。暮らしに焦点を当てている部分が多いので、30代男でも読んでみると全然読めました、というか結構おもしろかったです・・・)
こういった情報の取り入れ方で、なるべく広い視野で情報収集できると、凝り固まらない情報収集が出来るのではないでしょうか。
情報を選ぶ時代にあえて与えられるということ
取り入れる情報は、その集積で自分を作っていくもので、どう選んで、どう取り入れるかによって、自分の考え方や思考に影響してきます。あまり意識せずにいると、知らず知らず、いつも同じような情報だけを取り入れてしまっていて、考えになかなか変化が起きてこないということも多くなっているのではないでしょうか。
日々、仕事をしていて、最新のリアルな情報を取り入れているつもりでも、それもいつものジャンルの情報のアップデートになるだけで、それだけではいつもの情報枠から抜け出せていないなー、というのが正直思うところです。
なるべく広い視点で情報を選び、取り入れ、日々に気づきや変化を起こして、成長していきたいものです・・・!
選ぶ情報だけでなく、与えられる情報も、積極的に取り入れてみましょう。
編集後記
昨日は、一週ぶりに早朝ラン。8キロほどですが行ってきました。
梅雨期間の中日の晴れでチャンスとばかりに飛び出してきました。しかし今日から連続で雨。
気持ちを切り替えて出来ることをしていきたいです。
雨ですので、自分でも、先日上げた傘術、見返して気を付けたいと思います。