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税理士的仕事術。税理士的な仕事の進め方は税理士試験の受験経験からくるクセにある。

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仕事の進め方は、仕事の出来と効率に大きく影響を与えます。

仕事はそのタイプ、難易度によって進め方は異なってきますが、どう進めるかは最終的には自分がいかにうまく仕事を回せるかどうかということを考えて、仕事の進め方は選びたいところです。

どうやれば仕事がうまく回るかという自分なりの仕事スタイルは、自分がこれまでしてきた仕事のやり方や、それぞれの職種でのクセが影響してくることでしょう。

税理士という仕事にも、そのクセはあるように思えます。正確にいえば、税理士という仕事というよりかは、税理士試験を経験してきたことによる、その試験のクセといえるかもしれません。

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税理士試験にある試験のクセ

以前に、税理士試験と仕事術を絡ませた記事として、こんな記事を上げたことがあります。

税理士試験と仕事術、税理士試験を受験することで、得ることができるもの。

そのなかで、まず文章や言葉でなにかを伝えるために必要な、理路整然・起承転結という考え方とテクニックが身につくということを書きました。

そして、パズル性が高い問題を解くことで、取捨選択を学ぶということもでき、出来ることから仕事を進めていくという段取り的なテクニックが身につくということも書いてきました。

それぞれ、税理士試験によくあるクセで、仕事をするうえで役に立つスキルということで紹介してきましたが、これらは科目ごとにある個性も影響していて、それぞれ科目ごとに異なる側面があります。

そんななか、科目に影響しない税理士試験のポイントがひとつあります。

それは、「簡単そうでみんなが出来るところをいかに解いて、点をとるか」ということです。

科目の内容を勉強して知識を高めるということも大事ですが、試験に受かるために、答練で誰もが出来るところを漏れなく回答し、その繰り返しを経たうえで、いかに試験本番でも誰でも出来るところをおさえて、いくつか難しいところもおさえるというポイントが試験突破のために大事になってきます。

このやり方を何科目かやっているうちに、この問題の解き方が、仕事の進め方にひとつ影響を与えるんじゃないかと思うわけです。そして、その傾向は日々あるような気がします。

仕事の進め方、税理士的仕事術

仕事を進めようというとき、その進め方は大きく分けて2パターンに分かれる側面があります。

それは、どういう手順で仕事を進めるか、その方法が2つに分かれるということです。

仕事には、簡単で手間がかからない仕事・厄介で手間が多くかかる仕事があります。

それらの仕事をどういう順序で片づけていくかというのが仕事の進め方です。

進め方としては、

・簡単な方の仕事を先に片づけて、最後にラスボス的に厄介な仕事に取り組むというスタイル。

・先に厄介な仕事を片付けておいて、気持ちを軽くしたうえで簡単な仕事をこなすとスタイル。

に大別されます。

これを税理士的仕事術に当てはめるならどうなるかというところが、今日のポイントになります。どちらが税理士的、税理士試験的なのか?

上記のとおり、税理士試験は簡単なところをいかに取るかという試験であって、難しいところにハマってしまって簡単なところをこぼすと落ちる仕組みになっている傾向があります。

この税理士試験を何度か経験していくなかで形作られる物事の進め方としては、先に軽い簡単なものを片付けて、その後に難しい厄介なものに取り組むというやり方になってくるわけです。

私が実際に仕事を進めていくなかでは、案件の優先度という順序はありますが、優先度が同じであるなら、簡単な仕事から取り組んでそれをこなしながら仕事に流れというかスピードを付けながら仕事モードに持っていき、ラスボス的に難しい厄介な仕事に取り組むというスタイルがあります。

朝一で、いきなりややこしい仕事に100のチカラで取り組むのはなかなか難しいですしね。

税理士試験でのクセもありますが、仕事に取り組む工夫としても、簡単な仕事をまずは片づけてみるというのは仕事を進めるやり方としては理にかなっているようにも思えます。

税理士的仕事術とは言っていますが、税理士であったり税理士試験を経験している人であっても、「俺はややこしいものを先にやる」という人もいるでしょう。

とはいえ、仕事の進め方に特に自分なりの決まりがないなら、やりやすい仕事を先に選んでやるというのは、私がオススメするところです。

簡単・手間がかからない仕事を先にやるメリット

先に簡単で手間がかからない仕事について、税理士的仕事術とは言いながらも、もちろん仕事の進め方としてはすべての仕事で取り入れている方もいるでしょうし、知られている仕事術のひとつです。

朝一であったり、まだ仕事のリズムが付いていない状態であるときは、まず取り組みやすい仕事に取り組む・手を付けることで仕事のリズムを付け、仕事をノらすことが大事になってきます。

以前に、こんな記事も上げています。

体感できる仕事術!?大宮エリー「なんとか生きてますッ2」を今さら取り上げてみる

大宮エリーさんのエッセイにあったエピソードから、あまり気が進まない仕事をいかにやるかという仕事観を中心に書いた記事です。

仕事はいかにノるか、リズムを付けるかということも重要だと思っています。

税理士的仕事術と思いながら私がやっている仕事の進め方、進め方がどう作用するかというところまで意識しながら取り組むと効果が出てくるかもしれません・・・!

編集後記

今日は終日、税務研修会でした。

そして今日も消費税の内容。しかも火曜と同じ講師の先生で、関西圏の税理士金井恵美子先生・・・。

同じ時期に同じ講師の研修を受けると、内容がいくらか被りますね。

しかし重要論点を塗り直しして、ある程度内容が叩き込めました。

税務研修の受け方、使い方アレコレ、記事ネタにできそうです・・・!


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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