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税理士試験と仕事術、税理士試験を受験することで得ることができるもの。

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毎年夏に行われる税理士試験。今年もだんだんその日が近づいてきましたね。会計科目・税金科目で多くの項目がある税理士試験。今日は、税理士試験を受けることで、資格そのもの以外で、得ることができたなと感じたものについて、思い返してみます。

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税理士試験

税理士試験は、毎年8月の初旬ころに行われる税理士になるために受ける試験。たくさんある科目の中から、必修の科目と任意選択の科目があり、毎年自分で選んで受験するシステムである。

税理士試験の各科目は、会計いわゆる簿記、経理のような科目と、法人税や所得税などの税法が科目になる税法科目がある。科目によって出題傾向は違う。そのため、同じ試験という枠の中にある科目でも、攻略法・勉強法はまるで異なる。今回は受験した科目の中から抜粋して、経験値として得られたことについて書いていきたい。

ただし、私が専ら受験期を過ごした、17年から23年あたりでの、試験傾向による。

起承転結・理路整然

起承転結・理路整然が求められるといわれていたのが、法人税法。大きな会社をイメージしてもらえれば良いです。法人の利益に課せられる税金です。

法人税法は、ある取引事例を引き合いに出し、その出来事が、どう法人税法に影響するのか、説明する、という手法の試験であった。(ちなみに税理士試験の税法科目は、一部を除いてB4縦くらいの用紙にびっちり文章を書きまくって答えるタイプの試験。マークシートなどは一切なしです。)

例えば、A社がある公益団体に1億円寄付したとする。この場合の課税関係を述べよ、と出題される。(以下、回答はざっくり作ってあります。)

こういう場合、

1 結論 公益団体への寄付は全額その事業年度の損金の額に算入する

2 理由 公益団体への寄付は、寄付金の損金不算入の規定により、その全額が損金として認 められるため。

3 根拠条文 暗記した条文をずらずら書く。

例えば、こういう回答が求められる。ちなみに答案用紙は真っ白で、罫線もなかったりする。

結論・理由・根拠条文という三拍子で、理路整然に起承転結を経て、採点してくれる人にしっかり気持ちよく読んでもらえる文章を書くことが求められる。(採点は、問題作成者一名が、全部やるようである、一人で何千、何万枚も採点するなら起承転結性はより求められるでしょうね)

しかし、何を答えて良いか分からず、パニックになって支離滅裂になると、だいたいこう書けない。そうすると、論点がずれてくるし、答案汚いしで、だいたいこのパターンに陥ると落ちる。そう決まっているかのごとく、そうだった記憶がある。

これを書き上げることができる技術を養うことで、ある程度、文章の構成や、話すときにどういう順序で話すかといった技術が得られたと思う。

取捨選択・パズル読解

素早いジャッジで取捨選択・前後関係から穴埋め・パズル解きのような迷宮の世界が簿記論。これは、簿記の試験です。日商簿記検定の難しいバージョン。会社の経理を記入することを試験問題としたものです。これが分かると会計ソフト入力も簡単になります。

この科目、簿記論はすべてを満足に全部解き終わることができない容量のある試験で、作成者は初めから出来る問題を解かせ、絶対出来ない問題をあえてぶち込み、受験生を窮地に陥れることをはじめから予定しています。これで合否のふるいにかけるわけです。

出来るか出来ないかは、パッと見わかるときもあれば、少し手探りを入れてみて分かるもの、あるいは結構手を突っ込んでみて、ようやく分かるものもあります。結構深くまで突っ込んで、芋づる式に数か所の答えが導き出せたりして、ついついハマってしまいます。もちろん、突っ込んだ挙句、全然できずに、タイムロスすることもあり、だいたいこれをやると落ちます。まぁ、落ちましたね。

そして、会社の売り上げや経費のデータが表で示され、それの前期・当期の2期分あり、前期と当期の間にどういうことがあったかヒントがあり、前期当期いずれにもある空欄の数字を埋めていく試験なんかは穴埋め・パズルであって、これに関しても時間をかけて芋づる式に数か所埋められることがあって、ハマってしまうのです。迷宮入りすると、だいたい落ちてましたね。

このように、取捨選択・パズル読解的な技術が得られ、これに関しては、仕事にダイレクトに役に立つのですが、依頼者から預かった資料で、不足しているものの数値を前後関係から読む、逆算して読む、とか、1から10までジリジリ思考してやっと結果にたどり着ける税金の計算などでパズル解きをねばる力が得られました。

取捨選択は、ちょいちょい役に立ってるんじゃないかな、とも思ってます。

試験突破を通して得られるの仕事術!?

ここまでみてきた税理士試験、今回は法人税法、簿記論について取り上げました。資格取得以外に得られる、ということで、日々に役立つというよりかは、仕事に役立つ感が強いですね。計算のシステムや税法の法律だけでなく、実は仕事術を教えられたのかもしれないな、などと今さらながら思ってしまいました。

今回この件についてじっくり考えてみた結果、まさか仕事術に結びついていたとは!

少し驚きです(笑)


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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