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税理士試験勉強で成果を上げるために大切な勉強。直接の勉強も大事だが学習環境整備という間接的勉強も大事!

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先日、カフェで本でも読もうかと思って立ち寄ったところ、席がいっぱいで入れませんでした。仕方なく、その近くの別のカフェに行くことにし、そっちは席が空いていたのでそこに着き、本を読んでいました。

先に立ち寄ったカフェはけっこう椅子と机がしっかりしているのですが、入れたカフェの方は机がガタついていましたね。でも、まぁ本を読むだけなのでOKでしたが。

しかし、そのときに不意に、税理士試験の受験勉強をしていたときのことを思い出しました。

けっこうカフェで勉強していたのですが、椅子やら机やらの環境は気になったものです。

今日は、税理士試験受験で、勉強をすることそれ自体とは異なった角度から、大事なことを考えてみます。

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税理士試験。直接的勉強・間接的勉強

税理士試験は始めてから完結させるまで、いろいろと大変です。

まず、勉強はしなくてはいけませんし、勉強時間も確保しなくてはいけない。仕事や家族や友達との兼ね合いもありますし、いわゆる受験勉強と生活とのバランスも大事で、大きく偏ると全体のバランスも崩れてしまって、うまくいっていた勉強もうまくいかなくなったりすることもあり、簡単ではないでしょう。

勉強そのものにフォーカスしてみても、勉強自体も大変なことです。授業を受けて、テキストの内容を理解して、その内容を受けて問題を解き、答え合わせをする。また、理論は暗記して、書き出して自分のものにする。そして、組み合わせ理論や事例・応用理論まで出来るようにもっていく。文字にしてしまうと簡単ですが、時間と労力は相当なものです。

こうやって、勉強をするという直接的勉強なことが大変であるなか、勉強をするために勉強をセッティングするのも実は簡単ではないです。勉強のセッティング、間接的勉強とでもいいましょうか。実は、こういった間接的勉強も、そう多くもとれない勉強時間を最大限活かして充実させるうえで、大事になってくる要素となってきます。

実は深い、間接的勉強という要素-勉強セッティング

ここからは間接的勉強についてです。

間接的勉強というのは、勉強を実際にする直接的勉強をするために、勉強をセットするための勉強の準備とでもいいましょうか。勉強をしようと心に決めた時の、猛烈なモチベーションはそう長くは続かないもので、気分もそう乗らないときもあるでしょうし、たとえ「今日は勉強するかっ!」という気分であっても、ちょっとテンションが下がれば、勉強へのモチベーションは大きく下がってしまうわけです。

そのために、少しでも良い思考コンディションで勉強に臨むために、間接的勉強が実は大きな意味を引き出すといえます。

間接的勉強とは、大きく分けて2パターンに分かれます。

・どこで勉強するか、うまく場所を確保するテクニック

・たくさんあるテキスト、問題集をどう持ち歩くのか

どこで勉強をするかという場所的テクニックは、おそらく、何にせよ資格試験に挑戦したことのある方であれば、少し分かる心理かと思います。よほど集中力があり、自宅でもどこでも学べるという意識のある方であれば違ってきますが、私含め、なにかの誘惑に負けやすいという方は、専門学校の自習室や図書館、落ち着いたカフェで勉強することも多いでしょう。自宅以外のどこか、それをいくつか自分なりにキープしておくということです。

私が勉強したところで最も多く利用したのは、やはり資格学校の自習室でした。学生のときは学校終わり・夜講義の前と休日。仕事をしているときは、就業後と休日。それぞれ利用していました。その自習室がどうポイントとなるのか?

自習室で勉強するなら、まずは自習室の席を確実に確保するというところから勉強のセットが始まります。自習室や開放教室を、開くタイミングでいかに確保するかということが大事になってきます。おちおちしてるとうまく場所を確保できずに、勉強しようとして行ったのに出来ないということになると、テンションががた落ちです。せっかく勉強できる時間なのに、学校のロビーなど、いまいち集中できない環境で学ぶという状況に置かれてしまうわけです。この経験は、実際に何度かありました。特に、試験日が近くなればなるほど自習室は混みますしね。

そして、自習室に次ぐ勉強場所としてカフェはよく利用していました。カフェを使うのは、自習室がまだ開いていない朝や夜遅く勉強するときでした。

カフェでやる勉強としては、税法でいえば計算パターンの確認と理論問題です。電卓を使うと気まずいし、計算の総合問題を解くのも微妙ですしね。カフェといえども、そこそこ集中して勉強したいということで、あまり混み合ってない、かつ、勉強がしやすいところを選んでいました。とはいえ、たまにカフェ難民になっていて、夜遅い時間でも入れなかったりして敗北感を味わったことがありました。そういうときはおとなしく帰って勉強ですね・・・。

そして、もうひとつのポイント、どんなテキストを持ち歩くかという点も重要です。勉強をするときに、したい勉強を出来るのがベストだからです。気分が乗れば意欲も高まるし、勉強の進みも良いです。できれば、したいと思ったときにその教材があると勉強がノってきます。

私の場合は、授業がある日はカバンに授業で使うテキストと対応問題集、そして理論テキスト一式と理論サブノートを持っていました。平日夜授業なら、それで十分で、昼休みに勉強するにしても理論だったのでこれでOKでした。土日の休みのときに一日自習する場合は、とにかく大量に、やる可能性がちょっとでもあれば持っていき、10冊くらいカバンに詰めて自習室に持って行っていました。とにかく、やりたいことを出来るように、気になったところをその場で確認できるように・・・ということで、重いながらも持ち歩いていましたね。

場所とテキスト、間接的勉強といえる直接的勉強へのベース、これも勉強の密を上げて学習レベルを上げるのに効果があるところだと思っています。

間接的勉強で環境整備し、直接的勉強の質を上げる

ここまで見てきた、直接的勉強・間接的勉強、いずれも勉強の質を上げるには重要なことです。

せっかく勉強をしようと、思考レベルでは意欲的に前のめりでいても、間接的勉強の要因で場所・テキストが原因で勉強ができないということになれば、実にもったいないことです。勉強したいのに出来ないというジレンマは、極力避けたいところですね。

仕事や学校で疲れていたり、勉強する意欲がないときというのは、気分が乗るときと比べて多いものです。そこを、気力と意識でもっていくわけですから、エネルギーの無駄遣いはなるべくないほうが良いでしょう。

間接的勉強で環境を整備して、直接的勉強で成果を上げる。それが合格確立を1%でもはね上げるコツのひとつです。

ひらすら勉強も大事ですが、違った角度からの間接的勉強も、意識してみてはどうでしょうか。

編集後記

10日間チャレンジ、今夜も走りたいところでしたが雨が・・・。

最近ブログが朝上げでなくなった結果、夜型になってしまっています。特に、この一週間は0時ころまで起きているので、4時とかには起きれてないです。

朝方宣言が崩壊する前に軌道修正します・・・!


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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