税理士試験の勉強をするにあたって、受験学校で仲間を作るべきかという話があります。
作った方がうまくいくのか、作らない方が良いのか。
私は税理士受験していた6年ほど、毎年クラスで仲間らしき友達が出来ていました。
仲間を作るかどうかは、自分が作りたければ作った方が良く、作りたくなければ作らないに限ります。
私は作りたい派でした。
作るなら、なぜ仲間を作るのかは意識しておきましょう。
税理士受験仲間は、なぜ作るか?
税理士受験をしていると、仲間がいたタイプの人もいれば、まったくひとりで勉強していた人とに分かれます。
それぞれ、うまくいく場合もあれば、うまくいかない場合もあります。
そうだからか、作った方が良いか、いない方が良いかという話になることは多いです。
この話、いた方が受かる可能性が高いなら作り、いない方が受かる可能性が高いなら作らないということなのかもしれません・・・。
しかしながら、試験が受かる受からないはいろんな要素があるので、それ一概には決定打にはならないと思っています。
本当は仲間が欲しいのに、受かると言われるから作らないというのも変な話です。
かくいう私は、税理士受験仲間は欲しい方でした。
その理由は、勉強のことをあれこれ話したいから。
仲間を作りたいなら作ればいいんです。
ただ、なぜ仲間を作りたいかは意識した方が良いかもしれません。
あれこれ言うし、たまには飲みに行くし、それでOK
大原簿記やTACに税理士試験の勉強のために通っていると、毎回同じクラスに出ているなかで何となく知り合いが出来たりします。
あるいは、定例試験後に講師が飲み会みたいのを開いて、それに参加して仲間が出来ます。
私の場合は、ひとりで閉じこもって勉強するのが苦手なので、仲間を作っていました。たいてい、飲み会に参加して、そこで話して知り合いになり、仲間になるという感じでしたね。
仲間を作りたい理由は、勉強内容についてあれこれ話したかったからでした。
たとえば、休憩時間に会ったときにちょっとした不明なことについて話したり、難しい定例試験について少しあれこれ言ってみたり。
要は、
「いやー、あれ難しいね」
「今回はダメだったけど、次は頑張ろう」
とか、そんな感じのあれこれです。それがしたかったんですよね。
そして、たまに飲みに行ったりすることもありました。
ただ、勉強はそれぞれしっかりやるという感じでした。もちろんですけど。
そして、あれこれ言う仲間は、自分より勉強が出来るヤツの方がうまくいきます。それに追いつこうとするので。結構、そういうのも大事だと思っています。
ただ遊ぶだけの仲間。難しいと言うだけでサボる方向に行ってしまう仲間グループになっては、元も子もありません。勉強に悪い意味で連動するなら、仲間作りは避けた方が良いです。
仲間を作りたいなら作ればいい。ただ、資格の勉強をしているということはベースに置いておいて、なぜ仲間を作りたいかは意識しておきましょう。
受験仲間で、いま付き合いがあるのは3人だけ
同じ学校で勉強していた仲間と、資格をとった後も仕事の相談が出来るような間柄で、将来は税理士仲間になれたらいいなとかも、当時は思っていました。
7年ほど大原簿記に通っていました。その間、知り合いというか、仲間というかという仲であった人は結構いましたが、いま付き合いがあるのは二人だけです。
ひとりは税理士になっていて、たまに連絡をとる仲間。
もうひとりは、税理士試験はやめてしまったけれど付き合いがある仲間。
このふたりだけです。
あ、しいて言うならプラスでもうひとり、昨年Twitterを始めたときにフォローしてくれた、税理士試験一年目からの仲間がいますが、彼も含めれば三人か。その彼も税理士です。
ここまで含めても、いま付き合いがあるのは三人。
ほとんどの仲間は途中で勉強をやめてしまったか、なんとなく付き合いがなくなりました。
仲が続いていて、仲間が何人もいるという人もいるかもしれません。あるいは私のようにほとんどいないか。
そうなるとしても、勉強がそれなりに楽しく続けられ、それなりに勉強に効いてくるというのであれば、仲間を作りたければ作ったら良いと思いますよ。
編集後記(きのうの野田)
きのうは法人顧問の方とのミーティング。
不動産の取得価額と耐用年数の計算とMFクラウドへの処理についての相談をメインに。
必要なら補助科目を作って科目設定すると、決算が圧倒的に楽になります。
申告は全力法人税でやることに決定。