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これは一体いくらなのか?消費税の税抜金額と税込金額を考える・・・。

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消費税が5%から8%へと上がったタイミングで起きたこと。

それは買い物のときに、これは税抜なのか税込なのか判断しなければならなくなりましたね。以前はほとんど多くが税込表示でした。今は混在していますからね。

8%のときに、すでに議論されつくされている感もありますが・・今日はあえてモノの値段が税抜か、税込か問題を考えてみます。

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消費税とモノの価格の表示の仕方

スーパーやコンビニなど、不特定多数を相手にする、いわゆる小売り業は、売るモノの値段を、総額表示することが消費税の法律で求められています。

たとえば、100円税抜のモノなら

・108円

・108円(税込)

・108円(税抜100円)

・108円(内消費税8円)

・・・・・

と、とにかく税込金額で表示してくれというのが、この法律のルールです。

しかしながら、消費税が8%に上がったタイミングで、税抜表示でもOKということになってます。

これは、8%へ上がったタイミングでは、すぐにまた10%に上がる予定だったことなどもあり、税込表示をしていてはすぐに値段の付け替えをしなければならない・・・という事務煩雑性やなんかを考慮してのことだったかと思います。

とにかくまぁ、税抜金額で表示OKになってはいます。現在は。

しかし、税抜金額で表示OKとなるのは、誤認防止措置をしている場合に限るという条件が付いています。

要するに、これは税抜金額だから、プラスして消費税かかるよ、と表示するということ。

財務省のガイドラインによると、

(1) ○○○円(税抜き)

(2) ○○○円(税抜価格)

(3) ○○○円(税別)

(4) ○○○円(税別価格)

(5) ○○○円(本体)

(6) ○○○円(本体価格)

(7) ○○○円+税

(8) ○○○円+消費税

(1)から(8)までにように表示しなさいということで、さらに、税抜金額のみを表示しといて、店内に大きく税抜表示をしている旨を示しておけばOKとのことのようです。

要は、本当は税込みで表示するのが原則だけど、期間限定で税抜表示しても良いけど、お客さんがモノを買うとき税抜なのか、税込なのかハッキリしといてね、ということなんですよね。

たまに陥る税込表示感を出しているのに、税抜のとき

ここまで、モノの値段と消費税の価格の表示についてみてきました。

この原則と特例、だいたいのお店がすでにしっかりやられているように感じています。

ほとんどは、税抜金額+税のスタイルか、税抜表示で店内にて税抜である旨宣言かと思います。そして税込金額表示もけっこうあります。

しかし、問題なのは、税込表示感を出しているのに、実は税抜表示で消費税が別途かかるというケース。割と小さいお店でけっこうある問題かもしれません。

最近みたところでいえば、近所の八百屋さんが税抜表示でした。

八百屋はだいたい外から中が見えて、商品ひとつひとつに値段が付いているわけですが、その八百屋さんは、税抜表示のみのようでしたね。あるいはもしかしたら、どこかに小さく税抜表示宣言をしているのかもしれません。探せませんでしたが・・・。

税込金額かと思い、いざ買ってみたら税抜金額であったというケースでした。

他にも、大きく税抜金額で表示しているお菓子店とかで、いざ買おうとメニュー表を見ると、税抜であったケース。これは表示しているので、セーフなんでしょうが、買うという最後の最後まで、税込か税抜かよく分からないというケースでした。

消費税と購買心理!?

ここまで、消費税の税込・税抜問題みてきましたが、要は気持ちよく買い物するために、税抜なのか税込なのかはっきりさせておいて欲しいというのが本音ですね。

勝手な思い込みにはなってしまいますが、モノを買う時に、値札に金額がひとつしか表示されていない場合に、税込みだと判断してしまったとき、いざレジに持って行って、実は税抜表示・・・思っていた金額と違ってくると、少し気持ち悪いというか、違和感を感じるところが若干でもあります。

えー、しっかり書いとこうと、紛らわしいよー。と思ってしまいますね。

短気なおっちゃんだったりすると、やっぱいらん、とかなったりして・・・。

1000円と表示されていて、1080円と言われ、1000円しかない、とか。

購買心理に影響させるかもしれません。違和感を感じてお店から遠ざかるとか。

そこまで考えるなら、モノの値段は税抜表示なのか、税込か、ハッキリさせといた方が良いでしょう。ほとんどのお店はハッキリしているとは思いますが。

これから、消費税が10%に上がってくると、モノの値段の1割を消費税が占めることになります。大きいですね。

法律がどうこうの前に、購買心理なども考えて、しっかりハッキリ表示しといた方が良いでしょう。買い物は気持ちよくしたいものですしね。

編集後記

土曜日、朝ランしようと思い5時に起きてみましたが、イマイチ気乗りしなくて1時間くらい読書をしていました。その後・・・6時くらいにやはり走ろうと思い着替えて外へ。

もう6時じゃダメでしたね。暑かったです。

それでもいつもの装備を持って7キロほど行ってきましたが・・・熱中気味になりましたね。

その日は昼から頭が痛くて、午後昼寝したら落ち着きました。

8月は、朝は5時スタートまで?かもしれません。あるいは夜か。気を付けます!


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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