最近、いかにして怒らないでいられるかということを、意識しています。
以前は、今に比べると、怒ることも多かったような気がします。
しかしながら、怒ってよいことなんて、ほとんどないんですよね。
怒る、ということ
最近、あまり怒らなくなりました。
特に、怒らないようにしよう、という試みをしていたわけではなかったのですが、あるとき気付いて、最近あまり怒ってないな、と感じました。
怒らなくなった理由を探ってみると、思いあたるフシがありました。
日々、自分の行動と考えについて、思慮しているからではないかということです。
平日毎日のブログ、ほぼ毎日つけている日々の気付きメモが、自分を振り返り、この先どうするかということを考えるキッカケとなっていました。
自分の行動と考えについて直視すれば、まずい側面は修正しようと思うものです
怒りについて、意識はしていませんでしたが、自然と効果が出ていたのかもしれません。
そして、あるとき怒ることが少なくなったと感じました。
こうなると、以前は結構、怒っていたような気がしてしまいます。
怒るのは簡単で、毎日過ごしていれば、どんなタイミングでも怒れます。
・駐車場が空いていなくて怒る
・店が混んでいて怒る
・仕事がうまくいかなくて怒る
などなど、これらは私が実際に怒っていたものです。
「あぁ、怒っていたな」と、思いはじめ、より怒らないようにしようと、意識するようになったのです。
怒って得なし
怒ることが減ったと気付くと同時に、より怒らないように意識しています。
なぜかといえば、怒っても得はないと思っているからです。
「怒って得なし」。いつも意識しています。
怒ってみれば分かるのですが、怒って良いことなんて、ほとんどありません。
どこかで、誰か・何かに対して怒ったとしましょう。
まず、自分が嫌な気持ちになります。心拍数は高くなり、正常な判断はできなくなる。そして、その場面がひとまず過ぎ去ったあと、振り返って罪悪感がこみ上げてきます。
また、その場面に同行者がいれば、同行者も嫌な気持ちになるかもしれません。取り乱しているところを見ているわけで、複雑な気持ちを抱くこともあるでしょう。
怒ると、怒ったその場が良くないし、その後も怒ったことは長く尾をひきます。
総じて、怒って得はないです。
怒り、クレームをぶつけることで、なにかを無料でもらえた、割引を受けることができた、なんらかの利益を受けることができた、ということはあるかもしれません。
ここで、怒らなかったことで、もしかしたら損をするということはあるかもしれません。
ただ、怒ってまで勝ち得た得なら、初めから放棄した方が勝ち、怒らない方が得だと思うのです。
怒らないでいようと思えば、結構いろいろ、うまくいくことも多いです。
怒らないことで勝つ、うまくいかせるためには、怒らないことが前提です。
怒らないようにするためには、ただ怒らないと意識するより、ちょっとした考えを持ち出すことがコツだと思っています。
怒らないために、意識していること
怒らないようにするためのコツは、ゆずるということです。
常に一歩下がる、誰かにゆずる。
怒るときは、自分が損をしそうになる場面とか、怒ることで自分が有利になるような場面が多いです。無意味な対抗・競争ともいえるかもしれません。
しかしながら、怒って得なし。怒って勝ち得る得ならいらない。
それならば、はじめからゆずる。場合によっては、ここは損でも良いと決めてしまう。
そう思っていれば、実際にそういう場面で損をしたとしても、諦めがつくというか、 「まぁ、いいか」と思えたりします。
怒らなければ、正直いって楽です。
だから、いろいろうまくいくような気がするのかもしれません。
怒らないことで、良い方向に向かうのであれば、年を重ねるごとに、いかに怒らないでいられるかをより意識したいと思ったのです。
正当な主張、防御は通すべきですが、無意味には怒らない。
なにかうまくいかないことがあるときは、この原点に帰ってみるのが良いのかもしれません。
編集後記
昨日と今日はクロスバイクで移動。
昨日は朝走って、日中がクロスバイク移動だったので、夜は少しくたびれてました。
明日から天気が悪いようなので、運動するならジム。外と内は併用すると便利です。