先日参加した、新たに発足した異業種の勉強会にて、こんな問いかけがありました。
「この3ヶ月間で、新たにできるようになったことはありますか?」と。
この問いかけを受け、すぐに反応することができませんでした。
一見、なんでもなさそうにも見える、この問いかけ。
実は相当大事な気付きを与えてくれるものです。
新しいこと、できているか?
「この3ヶ月間で、新しくできるようになったことが、あるか?」
この問いかけに次いで、
「5秒で考えてください・・・5.4.3.2.1」
私は、時間内に思いつくことができませんでした。
仮に、この問いを小学生にしたら、どんどん手が上がるそうです。
「九九が言えるようになった」
「逆上がりができるようになった」
「名前が漢字で書けるようになった」
溢れるように、次から次へと出てくるとのこと。
思えば、小さい頃・小学生の頃は、毎日が新しいことの連続です。
新しくできたことは、考えなくても出てくる出てくる。
この話を聞き、新しいことを思いつけなかった自分を振り返り、「はっ」、としてしまいました。
学びは、「新しいこと」ができて、はじめて意味がある
新しくできるようになったことを、ぱっと思いつくことができなかった。
これを受けて、「はっ」とすると同時に、大きな驚きがありました。
学びや勉強の意味は、「新しいことができる」という、まさにこのポイントにあるのだということに。
本を読んでいる、学んでいる、勉強している。
こういった、学び全般は、油断すると学びっぱなし、学んでいるだけになってしまいがちです。
よく、「行動しなければ勉強に意味はない」と言います。
正直、ここでいう行動は、なんだかハードルが高そうで、なかなか体が動かないことも多いです。
しかしながら、学びの意味は「新しいことができるようになる」ためであると思えば、シンプルです。
そして、学びはそれによって「新しいことができるようになる」ことで、意味があるといえます。
大人になっても、小学生のように成長し、新しいことが出来るようになるために学んでいきたいと思った、大事な気づきでした。
正直、「行動してないな」と、自覚していた、5月のはじめ。
ガツンとぶん殴られたように、喝が入りましたね。
実はあった、「新しくできるようになったこと」
ここまで、新しいこと、という言葉をキーワードに、学びと成長について書いてきました。
勉強会での5カウントでは、出てきませんでしたが、実は新たにできていたことがありました。
先日、こういうブログを上げています。
この記事で、革靴の手入れを始めたことを書いています。
これまで、革靴は適当に拭いて、履きつぶしていたことが多かったのですが、3月に新しい革靴を新調したタイミングで、しっかりとケアするということを、新たにできるようになりました。
いや、正直、靴の手入れが出来るようになったというだけで、大人になった気がします。(笑)
しかも、靴の手入れが出来るようになって、嬉しい・・・。
この気付きと、新しいことができる喜びを携えて、今後も新しいことをできるようにするための、学びをし続けていきたいと思ったのでした。
本を読む。セミナーに行く。人の話を聞く。こういう習慣が多い方であれば、「新しいことをできるようにする」ということを意識すると、シンプルに効果が期待できそうです。
編集後記
いよいよ、走るのにベストな時期になってきました。
今朝、目覚ましがなる前に起きると、5時少し前だったので、そのまま起きて走ってきました。
この時期に、走ってペースつかむと、夏に向けてリズムが出来そうです・・・!