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ZOZO TOWNでの買い物は税理士の経費になるのか?経費と業務関連性・・・経費になるかどうかはお店や品物が何かではなく、仕事かどうかという中身で判断する。

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先日、事務所内で使うものを、最近なにかと話題であるZOZO TOWNにて購入しました。

品物が届いて、確認しつつ購入明細書を見て、その日のうちに経理処理をしました。

そのときに思ったことがひとつ。

摘要メモにZOZO TOWNと打ち込んだところで、「何やら経費っぽくないな・・・」と。

特に、税理士事務所の経費なので。

しかしながら、経費で問題となることが多い業務関連性に照らせば、これは立派な経費なのです。

経費は、お店や品物で判断するのではなく、それが本当に仕事かどうかで判断しましょう。

まず、「業務関連性」とは何か?

「業務関連性」

この言葉が問題になることが多いのが、会社や個人事業社の方の税務調査のときです。

税務調査のときに、

「この経費、業務ですか?業務関連性が薄いのではないでしょうか?」

こういったアプローチがなされることがあります。

・業務関連性が薄い

・業務関連性があやしい

・業務関連性が疑われる

・業務関連性がない

など、色々な言葉で言われることがあります。

この、業務関連性。これって、そもそも何なのか?という話です。

もう、単刀直入に言ってしまうのですが、

業務関連性とは、

「仕事」であるか?

ということに尽きます。

業務関連性とは「業務に関連している」ということです。業務とは仕事のことです。

会社や個人事業の税務申告の際には、損益計算で利益を計算して、その利益の大小で税額が変わります。

税務調査の際に業務関連性があやしい経費を指摘され、実際にそれが業務とは関係のない社長のプライベート的なものであれば、経費は認められず、その分利益が大きくなって税金も大きくなります。

だからこそ、業務関連性は疑われます。

業務関連性は色々な角度から疑われるのですが、一見して疑わしいときに疑われることは多いです。

お店の名前や商品名などから見て、一見してあやしいかどうか?

そんな業務関連性が、自分のZOZO TOWNでの買い物で問題になるのだろうか?(その購入先だけ見て)なんて思ったのでした。

ZOZO TOWNで買い物は、税理士の経費か?

ところで、ZOZO TOWNで買い物といえば何を連想するでしょうか?

おそらく多くは、「アパレル」を思い浮かべることが多いかもしれません。

洋服や靴。ファッション的なものをイメージするんじゃないのかなと。

先日ZOZO TOWNを利用して、とあるものを購入しました。

Cul de Sac-JAPONという、ブランドのサシェ。ヒバの木を使った、木のチップです。

ほのかに木の香りがして、消臭効果があります。

事務所内で使うもので良いものがないかなと思案していたところ、ちょうど良いものがみつかりました。

ZOZO TOWNのサイトで、BEAMS JAPANから購入しました。取り扱いは、BEAMSが日本をテーマにしているブランドであるBEAMS JAPANがしています。

毎週聞いている、Inter FMのBEAMS TOKYO CULTURE STORYでピーターバラカンさんが出演された週に紹介されていて、気になってチェックしてみたのがキッカケでした。

こんな感じで、付属の巾着に入れて、引っかけて使っています。

微かに香るか香らないかといったところです。

この商品を、クレジットカードで購入しました。

ここで、ようやく「業務関連性」が問題になります。

カード利用の速報メールには、「ZOZOTOWN」とありました。もし、これだけを税務調査で見られたとき、もしかしたら追及されるのかもな、と思ったのが、今日のブログのキーポイントです。

「ZOZO TOWNか・・・個人的な洋服じゃないの?」と。

一見、そう思われそうですが、実はちゃんとした事務所消耗品。税理士の経費です。

大事なのは、見せかけ・外見ではなく、中身で図るべきなのが「業務関連性」なのです。

業務関連性は、中身で判断する。

業務関連性について考えるときは、つまり、中身・実態がどうかということがポイントです。

要するに、

「それが仕事に関係しているのか?」、なのです。

事務所に個性が強く好みが分かれる香りを散らすというわけにもいかず、来客のあったときに特段気にならないものを探していました。

来ていただいたときに嫌な感じがしてしまっては、仕事をだめにしてしまいます。(と思うのですよね)だからこそ、仕事だと思うわけなので。

お店、買ったもので、なんとなく・見せかけでダメそうに思えるものも、仕事であれば業務に関連するので経費になるということを、念頭に置いておきたいところです。

とはいえ、本来は全然業務でないものを業務にこじつけるのはダメです。ズルはいかんです。

というわけで、自分事として経費と業務関連性に気づいたので、書いてみました。

基本、経費になりそうなものは経費になるので、あまり考えることはないのですが、税務調査時に不意に言われると、なんとも難しく思えてしまうかもしれないので、注意ですね。

業務に関連しているかどうかは、中身で判断しましょう。

編集後記

けさは5時に起床。

30分本を読んで、その後は9キロほど朝ラン。

10月半ばにして、すでに5時は寒く暗く・・・いよいよ起きるのが辛くなりそうです。


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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