仕事のスピード・意思決定の速さというのは、仕事を効率的に完結させるための強みになります。
では、そのためのトレーニングはどうやれば良いかが問題になります。
仕事を多くこなすのか?意識して速くしてみるのか?
こうしたことも大事なのでしょうが、
「日々ブログを書くこと」
それが速度を高めるトレーニングになると思っています。
仕事のスピードと意思決定の速さ
最近、以前に比べて仕事をこなすスピードが速いような感覚を覚えました。
かつてであれば、3日かかっていたような仕事が、1日で完了する。そんな感じです。
これについて少し考えてみたところ、仕事そのものにかけている時間はそこまで速いわけではなく、取り掛かるタイミング、どうやるか決めることが速くなっているのではないかと思い当りました。
タイミングでいえば、以前であれば、先に来た仕事を先に処理して、後から来た仕事は後からやると徹底していたところ、後発を先にやった方が良いと判断すればそちらに取り掛かるといった具合です。
たとえば、込み入った案件であれば、ヒアリングが大事になってきます。いくつか、要点をヒアリングして、どう対処するか考えます。その際に、一度その仕事のモードに入っているので、その熱が冷めない内に取り掛かると、手間取ることが減り、スピードが得られます。
また、どうやるか決めることが速いこととは、意思決定の速度の話です。意思決定が速ければ、その分仕事は速く進みます。
以前であれば、意味もなく1日寝かせていた案件も、とりあえず上げてしまいます。(誤チェックを翌日にすることは効果がありますが)
こうしたことが、仕事を速くしていると考えられます。
そこで気付いたのか、「果たして何かやったかな?」と。
思い当ったのが、ブログでした。
ブログを日々書くことが、仕事のスピードと意思決定の速度を高めるトレーニングになっていました。
ブログはスピードのトレーニング
このブログは、平日毎日書くというルールでやっています。
そして、さらにマイルールとして、毎朝早く起きて、朝の時間帯に書き切ることを目指しています。
早起き時間のうちにすべて書き切ってしまうこともあれば、細かい部分を残してとりあえず書けるところまで書く日とさまざまですが、いずれにしてもある程度のところまでは朝の短い時間帯のうちに書き切るようにしています。
これが、仕事や意思決定のスピードを上げることに寄与していのではないかと。
週に5日ではありますが、だいたい5時ころからスタートして、
・何を書くか決める
・どう書くか考える
・書く(書きつつ、必要があれば流れを変える)
・書き上げる
これらを毎朝繰り返しています。
朝の時間のうちにこれらをこなすためには、もちろんネタを一晩寝かすことは出来ませんし、何を書くか躊躇している暇もありません。
今、ここで決めて書かないと終わりません。これが多少辛いところではあるのですが、まぁ日課です。決めて書きます。
これを繰り返すこと、2年少し。意図はしていませんでしたが、気が付くとトレーニングになっていました。
ブログは、速度のトレーニングになります。
ゼロ秒思考 行動編について
ここまで、仕事のスピードを上げること、意思決定を速くするには、ブログがトレーニングになると書いてきました。
ブログが速度を高めてくれたと同時に、仕事はスピードで対処することの大切さを説いた本との出会いも欠かせないと思っています。
それが、ゼロ秒思考シリーズ著者である赤羽雄二さんの、
「ゼロ秒思考 行動編」
ゼロ秒思考の行動編ということで、仕事に決断力を持って対処することが大事であるということについて、エッセンスがつまった良書。
仕事はどういう手順で進めていくべきかというアイデアやヒントが書かれているのはもちろんですが、仕事そのものについての考え方や思考が実に参考になります。
迷い、ためらい、躊躇、逡巡といったものに意味はなく、即断即決で行っていくべきだということが、確固として書かれています。これがすべてのスタンダードであるかのように。
ここまでの言いきりで書かれているものを読むと、速く進めることが当たり前という気にすらなります。
結果的に、そう考えられることで、仕事や意思決定のスピード感に寄与することができたと感じています。
仕事のスピードや意思決定を速くしたいと考えている方がいれば、この本を読んでもらいつつ、ブログを日々(できれば限られた時間のなかで)書いてみてはいかがでしょうか。
続けていれば、いつの間に・・・となるはずです。
編集後記
けさは、5時起床。
4時台にセットしたところ、起きると雨音が・・・。走れないと思い、少し二度寝しました。
昨日は文章執筆をしつつ、ミーティングや相談など対応。
移動の途中で本屋に立ち寄り、いくつかめくっていると、雷の音が。
何も買わずに急いで帰りました。セーフ。