AERAに連載されている、星野源さんの対談を読んでいます。
先週の3月27日号に、星野源さん自身のターニングポイントとなった出来事について、触れられていました。
これを読んで、自分のターニングポイントについても考えてみました。
思い返してみると、ターニングポイントというのは、案外小さなことなのかもしれません。
ターニングポイント
先週号のAERA連載にて、星野源さんが、自身の転機となる出来事について語られていました。
学生の頃、一時、学校に行けなくなった時期があったそうです。
そして、なんとか学校に行き始め、その初日の出来事が転機だったそうです。
その初日に、バンドに誘われ、始める。民族舞踏部に誘われ、始める。
この2つで、なにかが変わって、今の自分にも繋がっているとのことです。
転機、ターニングポイント。
これを読んで、こういった小さな始まりがターニングポイントになり、後に大きな影響を及ぼすのだなぁ、と思いつつ、感慨にふけっていました。
そして、今の自分は何者でもありませんが、若干の経緯を経て、いまがあります。
そんな自分のターニングポイントは、どうであったかなと、考えてみました。
マイ・ターニングポイント
まだ30余年、短いながら、自分の人生の転機となるターニングポイントとは、どういうものであったか。
考えてみると、大きく3つのターニングポイントとなる意思決定、行動がありました。
それは、
・簿記を始めた
・ランニングをするようになった
・ブログを始めた
考えたところで、大きく3つ、考えに上がってきました。
ひとつ目、簿記を始めたことは、今、税理士になったことのターニングポイントになっています。
税理士受験をやるのだから、簿記はやるだろう。と思われるかもしれません。
ただ、私にとってはターニングポイントなのです。
高3のとき、受験でことごとく受験に落ち、3月になっても進路が決まっていませんでした。そこで、担任が3月でも受けられる大学を探してくれて、その大学を受験し、なんとか合格しました。
正直、一度も見に行ったこともない大学に通うことになり、卒業時に、もっと勉強をしておけば良かったと後悔したことを覚えています。
そこで、なぜ自分のターニングポイントが簿記なのか?
それは、この大学受験に関係していて、大学がどこだろうと、とにかく大学ではしっかり勉強しようと思ったわけです。決まっていたのは商学部でした。簿記をやるだろうと思いました。
それならと、初めからダッシュを掛けようということで、高校の卒業式の帰りに、簿記講座を申し込みました。
そこで始めた簿記で、1年次に3級・2級までとり、そのままの流れで税理士講座に入り、今の税理士であることにつながっている、と。
ただ、簿記講座を申し込んだだけではあるのですが、これが今の自分を作るうえでの、ターニングポイントだったと思っています。
そして、2つ目のランニング。これは、税理士受験や仕事の後押しに、何度もなっています。今、走ることや体を動かすことを続けているのも、過去の恩恵があったからです。
ランニングを始めていなかったら、今とは違っていたかもしれません。
そして、3つ目のブログ。これに関しては、まだ変化・変容には結びついていませんが、これから先、何かのためのターニングポイントになる気がしています。
むしろ、新しいなにかを探るための、ブログだとも思っていますから。
ブログのおかげで知り合った人も多く、最近の自分の環境は、ブログを始めたことから少し変わりつつあります。
現在進行中ですが、間違いなくターニングポイントではないかと。
ターニングポイントは案外小さい。とにかく始めること。
こうして、考えてみた私のターニングポイント。
結果が小さいので何とも言えない部分もありますが、私としてはターニングポイントなのです。
ターニングポイントを振り返ってみると、それぞれ一つづつは、決して大きな意思決定・行動ではありません。
ほぼ、日常の延長線上。変化を期待できる感じがするかといえば、そうではない。
簿記講座を申し込んで、何が変わるか?
近所を走り始めて、何が変わるか?
ブログを書き始めて、何が変わるか?
たかがこれで、どうなる?
こんな感じかもしれません。
原因と結果まで考えると、結果の大きさは別として、原因であるターニングポイントは、それぞれは結構小さいものです。
原因が小さいから、結果も小さいか?それはそうとも限らない。ただ、大きいとも言えない。
しかしながら、どんなことも小さな積み重ねから始まるのであり、何かを変えたいのであれば、小さな原因を軽視せず、面倒がらずに続けてみることが大事ということでしょう。
なにかを変えたいなら、いつもとは違うなにかを、小さくても始めてみる。
それで、大きな成果が得られなくても、やらなかったよりは良いはずです。
行かなかった方は、分からないんですから。
編集後記
20日に集荷に出した、ブックオフオンラインへの書籍下取り、査定が出て、今日のうちに振込処理がされていました。
マンガ、インベスターZを1巻から16巻まで全部出してみました。
私が出したタイミングでは、
1巻は10円。2巻も10円。3巻は100円。4巻は150円。
5巻から16巻までは、それぞれ200円。
このほか、ビジネス書を数冊。一部を除いて値は数十円でした。
1冊、高めだったのは「ゼロ秒思考」で、300円でした。
片付くから良いのですが、価格はついつい気になりますね(笑)