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35歳から36歳になるというのはどういうことか?世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド、プールサイド。これらをふまえて、色々考えてみる。

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1985年の9月4日というのが、私の生年月日です。今年、2021年の9月4日で、36歳になるわけです。

35歳→36歳。

ここをまたぐにあたり、この年は、どういう年なのだろうかと考えています。

今はまだ35歳なのですが、36歳になる前に、その所感をまとめておこうと思います。雑記というか、備忘録というか。

35歳という年。35歳→36歳

ほんの少し前までは20代で、30代になるというのはどういうことだろうと考えていたのですが、気づけば35歳で、今度は36歳がせまっています。

どうして、この35歳→36歳というのに、こだわるのかといういえば、「回転木馬のデッド・ヒート」という村上春樹著の短編集に収録されている、「プールサイド」という話が好きでよく読んでいたからです。

その「プールサイド」の主人公が、まさに35歳になるにあたり、自分が生きられるのは70歳までだと仮定し、自分を見つめ直し、体を鍛え始めることをはじめ、これまでの自分を変えていく・・・。内容はもう少し複雑ですが、短編なので短いですし、とても読みやすいものです。

主人公は、35歳を人生の折り返しと認識して、分水嶺を超えたのだと考えます。人生70歳までと考えるなら、ちょうど中間点だからです。

この短編は20代の前半に読んだのが最初でしたが、そのときは、ふーんとしか思っていませんでしたね。

ただ、やっぱりどこかで覚えていて、今のタイミングで思い出したわけです。35歳になるときは思い出さなかったのですが、1歳遅れで思い出しました。

さらに、これだけならまだしも、まさにどこにも遊びに行けないコロナ渦という中、読んでいなかった村上春樹作品をいくつか読んでいて、まさにこの8月に「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」という小説を読み終えました。

この話の主人公が、まさに35歳。そして、おそらく人生を終えたとも思える締めで、話は完結しました。(いろいろな解釈はあるとは思いますが、一つの展開として)

そんな自分も35歳で、36歳になろうとしている。

これはもう、自分は大事な渦中にあるのだ。としか、思えませんでした。ここで、今の自分の立ち位置、そして今後のことをしっかりと思案せねばならないと。

35歳→36歳について、色々と考えてみます。

できることは限られてくる。終わることもある。

ここからは、小説の話ではなく、自分で思ったことについてです。

35歳→36歳というタイミングは、もしかすると、できることが限られてくる頃なんじゃないかと思います。

これまでハードにやってきたこと、タフにこなしてきたことが、素のままではしんどくなるような気がしたんですね。

ちょうど、2020年はコロナ渦で自粛始めのタイミングもあり、走ることを始めとした運動が、何か月か完全にストップしていました。数年前からやっている空手も、お休みになったりしていましたし。運動不足でした。

くわえて、コロナでなんとなく世間的に閉塞感もあったからなのか、不調になりました。

具体的には、足のふくらはぎあたりがつったような感じがしばらく続いていました。つりそう、という感じが続きました。

あとは、単純に寝て起きて疲れがとれにくくなっていました。

不安な世間の状況もあったにせよ、それだけではないよなと。

よく言われるように、何もしていなくても快調でいられる年代は超えたのかもしれないと思ったわけです。

これまでマラソンに出たり、仲間と駅伝に参加したり、空手をしたりと、それなりにハードそうなことをしていましたが、これまでどおりにはいかないようです。

下手すると、できないことが出てくるかもしれません。それが、できることが限られてくるということです。

そして2つ目。終わることもある、ということ。

今ふつうに目の前にあること。すなわちチャンス、タイミング、楽しみなどなどが、今後は終わってしまい、終わることもあるだろうということです。

たとえば、直近であれば、8歳の長女がどんどん成長して身心ともに大きく成長しています。3歳の次女もしかりです。

いま、やっていることは刻一刻と終わっていき、新しいことが始まります。今日やっていた遊び・言葉づかいなどは、明日にはやらないということも多々あります。

気づけば、終わってるんですよね。

これは、子育て以外にも色々あると思います。終わることは、もう見れませんし、体験できない。

できることは限られてくる、終わることはある。

この2つは、35歳→36歳を迎えるタイミングにして、私にとっては認識すべきことなのだろうなと考えました。

もちろん、これ以外にも、段々と年をとっていくことそのものも無視できません。カウントは増えていきます。

これらのことをふまえて、じゃあどうするのか?

35歳→36歳になるにあたり、念頭におくこと

ここまで考えてきたことをふまえて、35歳→36歳になるにあたっては、色々と念頭におくことを決めておかないといけないかなと思います。

若者、青年と言われていた時期は過ぎているので、これらは大事なことになるはずです。(実際、20代のときはよく言われてました。振り返ってみると)

・まず、体は鍛えておく(走る、日常動作で運動取り入れる、空手を引き続きやり込む)

・食生活を気を付ける(暴飲暴食しない、栄養のバランス)

・子どもや家族でできることは日常的なことでもないがしろにしない(子どもとであれば、日々の遊びや「見て~」、「やろ~」には積極的に付き合う)

・個人的にこれはやりたいという思うことはやってみる。仕事の展開をはじめ、遊びや趣味、身の回りのことを含め(仕事や家族のバランス考えて出来そうな方に傾いていればやる)

・わがままでも、いいと思う(すでにわがままですが)

・無駄に張り合わない、怒らない(意味がない。譲る、一歩下がる精神で)

・いわゆる自動運転モードで過ごさない(目的意識を持って生きる、過ごす)

・嫌なことはやらない(やらないで済みそうなことは)

・身の回りのことをまとめておく(今とりかかっていることを記載しておく。いろんなパスワードや置き場をしっかり整理しておくなど)

ひとまず、こんなことを思いつきました。

最後に、まとめていきます

35歳→36歳。まとめ

なんとなく2020年の35歳のときにコンディションが悪かったこと。

そして「プールサイド」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」という小説の主人公が35歳であったこと。

こうして、私が36歳になるにあたってのことを考えなくてはならんと思わせてくれたこととは、少なからず何らかの意味があったんだと思っています。

いま、そして今後の人生を考えろよ。決して長くねえよ。やりたいこと、やるべきことをやれよ。

ということなのかもしれません。35年はすでに歩いてきていて、過ぎてみると結構あっという間でしたし。この先も気づけばあっという間なのでしょう。

人生100年時代とか言われていますが、自分がどうなるかは全く分からないです。明日も分からないですし。

まとめると、今後自分がどうなるかは分からないながらも、出来る限りの準備や保険はかけつつも、自分がやりたいことをして、今を生きるということなんですね。

学生のころ、良くライブハウスに通っていた時に、DOING LIFEというバンドがいました。まさに、そんな感じでいきます。

※ひさびさのブログを書くにあたっての手記

ひさびさにブログを書きました。数カ月ぶりに。

それにしては、仕事でもなくて、税金についてでもない内容ですが。

ただ、このブログを書くということも、35歳→36歳に関係しています。また動きを出していきたいので。

2021年の夏も、もう終わりそうです。夏の終りはさみしい。あとわずかな夏を満喫します。たまたま読んでくれた方も、満喫しましょう。(できるかぎりで)


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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