最近、寒さも抜けてだいぶ陽気がよくなってきました。
あと1・2か月すると、梅雨や夏日がくるので、まさに今、5月はランニングをするにはとても良い季節です。そんな時期に、さらに拍車をかけるように、たまに読み返しているランニング関連の書籍、今日は紹介してみようと思う。
環境が良くても人間はやはりサボりたくなるもの
良い季節、良好な気候。こんな日に走らなくていつ走る?という日。そんな日でも何かと理由をつけてサボって走らないことも、まぁあります。そうなることも大体自分の中で予想しているもので、ある程度、対策を練ることは多いです。自分を極限まで追い込むエリートランナーとは違う、日課ランナーのようなものは、記録に闘争心を抱いて練習をすることもなかなかできないので、前日に仕込みを入れておきます。
翌日しっかり朝起きて走るための対策、それはウェアを出してすぐ着れるようにしておくとか、爪はしっかり切っておくとか、物理的なものは、朝やろうとすると面倒になるので、なるべく準備しておきたいものです。
そしてやはりメンタル的なもの、これはなかなか難しいところで、カラダをしっかり起こして、外に出て、走り出させなくてはいけないので、特に大会が近いとかで、翌日必ず走りたい、という時期は前日に仕込み、すなわちランニング関連の書籍を読んで、頭をそのモードにしておく、というものです。
ランニングモチベーションをあげるための読書
ランニングのモチベーションをあげるためには、練習法の本ではそのモードにはもっていきにくいと思います。いろいろランニング関連の書籍は書店に多くありますが、そのなかでも私がよく読み返しているものを紹介してみます。
スコット・ジュレク著の EAT&RUN、食とランについての本であるということは察しの通りかと思います。スコット・ジュレクは海外の有名なトレイルランナーで、かなりの長距離を走るレースを中心に走る選手です。何十時間も走り続けるようなレースですね。
何十時間も走り続けるための、過酷な環境での練習や、レースを思い返したシーン。そして、全体として走ることは素晴らしいと思えるような、食とランを通した人間観の様なものが書かれていますね。内容はとても充実しています。
その走る素晴らしさと、超長距離を走っているというシーンを、この読書を通して少しでも自分のものにして、走るモードを作っていたりします。
また、スコット本人のランを中心とした人生を追いかけているだけでも、さまざまな出来事を介して勇気づけられたりする内容もあって、読みごたえは十分です。ちゃんと翻訳があります。
生活の一部としてのランニング
今回紹介させてもらった2冊とも、トレイルランの競技選手の本で、仕事や日々の暮らしと、練習とレースを読んでいくなかで、やはり生活の一部としてのランニング、ライフスタイルに落とし込むランニングという感覚を感じ取ることで、今日や明日のランニングに活きてくる気がします。生活に当たり前にあるランニングを目指すのが目標になりますね。