仕事を受ける入り口は、仕事が入ってくる大事なキッカケです。
仕事を受けるからには、長く、うまくやっていきたいものです。
そうするために出来ることは、仕事の入り口はそれなりに絞ったうえで、来るもの拒まず去るもの追わず。
そう思っています。
仕事の入り口は、それなりに絞る
仕事の入り口は、それなりに絞るべきだと思っています。
要は、何をやって何をやらないかを明確にすることが、絞りです。
仕事を受けるからには、それなりに長く、良い関係でうまいことやっていきたいものです。誰もがそう思うことでしょう。
ただ、実際はそうもいかず、長続きしなかった相手や、あまり良い関係でいけないことがあるわけです。
そうしたことが続く理由がやはり、何をやって何をやらないかが明確でない場合が多いです。
一般的には、仕事の業務内容がざっくりしていると、出来ないことを出来ると思われたり、望んでいることがその通りいかなかったりして、うまくいかないことがあります。
仕事をするこちらとしても、依頼する側としても、出来れば避けるに越したことはないのかなと思えます。
そのために、仕事の入り口を(あくまで、それなりに)絞っています。
絞っているといっても、この程度です。↓(税務顧問のメニューページにあります)
まず、給与計算はしないことにしていますし、大企業関連事業の仕事もしていません。
脱税志向などのあやしい感じの仕事もパスさせていただいていますし、あまり経理や税務に積極的でない方とも仕事は出来ないなと思っています。
スキル的にできないこと、規模的にできないこともあれば、それで受けてしまえばその仕事が嫌になると想定できることも、対応できないと明言しています。
この時点で、それを少しでも望むのであれば、依頼される率はゼロです。
こうしておくと、基本的に仕事は来るもの拒まず去るもの追わずで、うまくいきます。
来るもの拒まず
すでに入り口をそれなりに絞っているので、何でもかんでも問い合わせや依頼が来ることがないのが現状です。
現在お受けしている仕事は、当初より良い関係でやらせていただいているものばかりです。
まず、これをやらないということはすでに明言しているので、そうした仕事は来ず。
さらに、初めてお会いして話す段階では、ほとんど会ってみてどうかという要素を残すくらいだったりします。
実際のところ、会ってみて、「思った雰囲気と違うからやめるわ」とは言われていないので、ありがたい次第です・・・。
あとは、仕事に応じて、だいたい幾らかかるかも載せているので、そうした面でもクリアされていたりします。
そのため、来るもの拒まずでうまくいっています。
何も絞りがなく、来るものすべてを拒まずでは、おそらくうまく行かなかったでしょう。
去るもの追わず
来るもの拒まずと同時に、去るもの追わずとすることにしています。
去るというのは、仕事の依頼を断られることです。
ありがたいことに、そうした事案は、今のところほとんどありません。ただ、少ないですが、あることはありました。
そうして去った方、そして仕事は、いま明示している「対応できないこと」に合致することがほとんどです。
実際、それが原因だったかなと思って、対応できないことに追加したこともあります。
去ると決めたからには、それ相応の理由があるということです。去る前に、いろいろ考えるんだと思います。
考えて、去ろうとするのに、
「何が理由ですか?」
とは聞けません。
それを聞いて、無理に直すのもできないので。無理に直しても、きっとうまくいかないです。
去るものは、追いません。
仕事がうまくいかない原因は、自分にある
仕事の入り口について、来るもの拒まず去るもの追わず、そんな風に考えているという話でした。
こうしている理由は、仕事がうまくいかない原因は、自分にあると考えているからです。
特に、仕事を受けるということについて、割とフランクな税理士業界に身を置いているので、いろいろなケースで税理士と顧問先とのうまくいかないケースを見てきています。
そのうち、仕事を受ける税理士側が悪いんじゃないかと思えることもありました。
出来ないことを出来ると言い、去るものを無理に追う。そんな場面です。
それじゃあ、うまくいかんな・・・。そう思ったものでした。
仕事の良し悪しを、よそや周りのせいにしたくはないですね。あるとすれば、自分のせいです。
だからこそ、絞って、来るものは拒まず去るものは追いません。
編集後記(きのうの野田)
きのうは夕方から畑へ。
スナップエンドウの作業をいくつか。
そして、大根は一部が何者かに食われていたので、全部抜いてしまうことに・・・。
防虫でカバーを付けているので、食べるとしたら虫しかしないのですが。不思議だ・・・。