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本を読むことは筆者の話を目の前で聞くということ。その本が読み切れるかどうかは筆者のことを知っているかどうかか関係してくる。

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読書を日常的にしていると、いろいろな本に出会うことができます。

良い本もあれば、そうでない本もあり、いろいろです。

また、違った角度から見ると、読み切れる本と読み切れない本があります。

読み切れる本は、途中でほとんどストップすることなく最後まで読み切れる本です。

読み切れない本は、途中で突っかかりどうしても進めずに読み切れなくなってしまう本。

読めるか読めないかはもちろん内容がどうであるか?という点が最も大きく作用していますが、その本を読む前に、その本の筆者がどういう人なのか?その本はだいたいどういう内容なのか?このあたりを知っているか知っていないかということが読書の質に違いを作り出すような気がしてなりません。

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読書はその本の筆者との対話である

読書とは、「その本の筆者との本を通しての対話である」と言われることがあります。

本は、筆者が知っていること・考えていること・思っていることを、声に出して伝える代わりに文字に起こして記録しているわけで、読書とは筆者とのマンツーマンでの対話と言って差し支えないでしょう。

読書を、筆者との対話であるとするなら、読書の前にしておかなければいけないことがあるように思えます。

それは、その筆者がどういう人物で、どういう考えの持ち主であるかという、その筆者はどういう人なのかということを知っておくということです。読書を対話と考えるなら、そうでなければなりません。

仮に、読書を抜きにして、その筆者が話をするセミナーに行くとか、その筆者とマンツーマンンのトークをするコンサルティングのような場があるようなとき、実際にその場を迎える前にある程度、相手がどういう人物であり、なにを強みにしているのかなどについて、事前に調べて、そのセミナーなりマンツーマンの場での効果をより高めるように準備するものだと思うのです。

むしろ、そもそも何らかの申し込みが事前にあるので、その時点でその人については調べるとは思いますが・・・。

おそらく、セミナーでそのお話をする登壇者がどういう人物であって、どういう仕事をしているかといった情報を仕入れないで、なんとなくそのセミナーを受けに行っても、なんとなく受けているのでは内容も入ってこないし、あるいは寝てしまうかもしれません。

読書が筆者との対話だとすれば、事前準備なしのなんとなく受講が、読書時に筆者についてよく知らなければそれもまた、なんとなく読書になってくるのは同じことでしょう。

この、筆者を知るか知らないかが、本を読み切れるか読み切れないかという点へも影響を及ぼすように思えるのです。

小難しい古典を筆者を知って読む

実は、いま読書をしている最中の本のひとつに、明治期に書かれたものがあり、それを現在読んでいるところです。

よく、岩波シリーズで出ているような、ぱっと見では難しそうなものをイメージしてもらえれば良いのですが、それの超訳版です。(従来と比べて超訳は、文字は読みやすいのです)

とはいえ、私の場合おそらく事前準備なしでは読み切れない可能性が高い本です。

今回、その本を、ある雑誌の記事を読んで、その筆者がどういう人物でどういう生き方をし、その本はどういう意図をもって編集されているかという部分まで含めて知ることが出来ました。

それを読んだせいもあったか、その本を読む意味と筆者の思いがくみ取れる感覚があり、面白く読み進められています。これは、おそらく事前にいろんな情報がなければこうは読めなかったような気がします。

読書と対話が同じなら、それに臨む準備も同じであるはずですよね。

この考え方で本を読むと読書の質が上がり、それに伴って読み切ることにもつながるというわけです。

筆者を知ることで本を読み切る技術が効く!?

筆者を知ることで本を読み切る。

これによって、読み切れない本は減るはずです。

書店で、「なんとなく売れているから」、「なんとなく良さそうだから買って読んでみよ~」で、読み始めた本って、実は私は読み切れない率高いです・・・。

それって、本の内容はおろか、筆者がどういう人物であるかというところも良く分からずに読んでいるからではないかという気がします。

世間で有名な学者が書いていて、その人有名だからという理由でなんとなく手にとった本ですら、途中でストップする傾向は強いですしね。

セミナーなどでの、その話す人をよく知らないために寝てしまうのと同様に、どういう人で何を教えてくれるのかが明確でないといけないというわけです。

今回、古典といわれる本を読みながら、つくづくそんな気がしています。

もしかしたら、この読書法は積読にストップが効くかもしれません・・・!?

編集後記

今日は午後から新横浜にて、ブロガーのかさこさんの2時間ブログ講義に参加してきました。

ブログと仕事。

いま自分が進めているセミナー業を押し上げるために、ブログをどう強くしていくか考えるきっかけが多々ありました。修正事項は山積です。

帰宅して、夜はネットでセミナー主催のシェア会。

今日はセミナー・ブログと徹底的に考える一日でした。


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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