以前は当たり前だったことでも、なにかをキッカケに急速になくなっていくということがあります。
なくなっていくこと、それは自分に全然関係のないものかもしれないし、あるいは自分の仕事そのものかもしれない。
いま、「仕事がなくなる」と言われるなか、実際にそうなることを意識してやっておくべきことはあります。
路上喫煙・駅でのタバコはどこに・・・?
東京水道橋駅近くを歩いていると、路上喫煙禁止の看板がありました。
水道橋駅周辺は税理士の受験勉強で学校に通っていたため、ほぼ毎日通っていたエリアです。
その頃、私自身もタバコを吸っていたのでよく覚えていますが、歩きながら吸う人も多く、信号待ちや店の入り口など、吸っている場面はよく見かけていました。
それが、急速に健康増進・受動喫煙の問題が持ち上がって、路上喫煙をはじめ至るところでの喫煙が禁止されたことを思い出しました。
当時、駅のホームでもタバコは吸えて、「そういえばよく、仲間と話しながらタバコ吸って、電車を何本か見逃してたな・・・」といったことも思い出しました。
そうしたものも、10年少しで全部なくなっていき、私も禁煙に成功して、いまはタバコは吸っていません。
そのときは当たり前だったものも、気付けばはじめからなかったかのごとく、なくなっていく。
これは他人事であれば問題ないのでしょうが、あるいは自分のことがそうなることも十分あり得ます。
今あるものでも、なくなることはある
今は当たり前にあることも、駅ホームでのタバコのように、全くなくなっていくものがあります。
近いところでいえば、スマホに切り替わった頃の、ガラケーが代表例でしょう。
そして、いま「あなたの仕事はなくなる」というキーワードが流行りではありますが、AIやロボットが急速に発展して、自分が関わっている業界の仕事だけが根こそぎなくなっていくということもあり得ます。
当たり前に存在していたものが突如としてなくなっていることを考えると、「いやいや・・・大丈夫でしょ」と、言っている場合ではないかもしれません。
そうしたことに備えるためにやっておくべきこととして、常に広く、いろいろな情報を見聞きして仕入れておくということが挙げられます。
なくなることに備えるために、幅広く情報を仕入れる
「仕事がなくなります!」を真に受けて、直ちに新しい職探しをしようというのではありません。
とはいえ、段階的になくなっていく、減っていくことは考えておかなければなりません。変化する準備はしておいたほうが良いでしょう。
そうしたことに備えるためには、普段からいろいろな分野について本を読んでおくとか、セミナーで話を聞くなどし、幅広く情報を仕入れておくことで、未然に防げることがあります。
税理士の仕事でいえば、freeeなどクラウド会計が台頭してきていますが、これも対応している税理士は一部で、多くはこれまであるシステムを使っているというのがほとんど。
これが、急速に切り替わったら・・・?
AI技術関連の読書や記事を読むことなどを通して、「ここまで進んでいるのか・・・」と思えば、信頼できるシステムと判断できます。また、多くの企業との提携の記事もありました。そうしたことを受け、クラウド会計の導入もしたところでした。
自分の領域とは関係ないことが、自分の領域を助ける可能性があるということです。
変わることに対応できるためには、
・こう変わっていく
・将来こうなるかもしれない
という、近いところと遠いところの情報を仕入れておくこと。
今とまったく同じ仕事はなくなっていくかもしれませんが、段階的に変化はあっても、それについていけば残る仕事はあるかもしれません。
タバコ・ガラケー・自分のしごとしかり、「絶対になくならないぞ・・・」としがみつかないためにも、本を読む・情報サイトを見る、セミナーに参加するといったことで、広く情報を見聞きしておくようにすることが求められます。
編集後記
昨日はいただいていた優待券を利用して、都内の大きめのジムへ行ってきました。
去年ジムをやめてから半年近く。やはり楽しい・・・!
プールまで含めがっつりやってきました。
ジムまた行こうかな、と。