自分が普段、常識・あたりまえだと思っていること。良くも悪くも、それが世間とズレてしまっていることがあるものです。
なかなか意識することも少ない自分の常識。考えてみるといろいろと発見があるかもしれません。
なにが当たり前かはわからない
先日、耳鼻科に行って、診療を終えて帰宅あとに大事なことを医者に聞くのを忘れた・・・、と思い、一応耳鼻科に電話してみました。
が・・・、今日はもう閉院で、カルテを閉じてしまったので見れない、とのこと。
閉院時間少し過ぎていたし、まぁそういうもんかな、カルテ閉じたら再度開けない決まりなんかな、と思っておとなしく電話を切りました。
しかし、このこと、よくよく考えてみれば、先日あげた記事
社会での理不尽な出来事との遭遇・・・そういうときは反面教師に出会ったことにして、自分に反映させてみよう
この記事に一部関連もしているし、人のふり見て我がふり直せというヒントに満ちていました。
自分が普段常識としてやっていること、当たり前のこととしてやっていることが、もしかしたら、世間とズレている。あるいは、自分が普段仕事をするうえで所属する業界・団体の常識は、世間の常識とズレているのではないか?ということです。
世間の常識に基準を持っていけば仕事のチャンスは広がる
耳鼻科でカルテを閉じてしまったので、質問には応じてもらえなかった話。
この例は、他にもあてはめが出来るでしょう。
・取引先から資料を送ってほしいといわれたが、PCを切ったので今日はダメ
・税理士事務所なら、試算表をほしいとTELもらったが事務所を閉めるところだからダメ
こういう依頼自体は、多々あることだと思います。
通常営業時間帯なら、快く通常通り対応するでしょうが、PCを閉じた後、閉店する直前ともなると、やや渋ることも分からないでもありませんが、緊急であれば対応したいものです。
また、税理士ではよくあることで、顧問先から予約なしでの長時間の電話相談がありますが、町医者はそういうのはやらないでしょうし、また、税理士含め他の士業でも、電話相談は顧問の範囲外で、タイムチャージをとっている・・・などいろいろあります。
自分・そして自分が普段所属している業界・団体の常識を見直してみると、実は世間・顧客のニーズとはズレている部分があって、不満に思われているかもしれません。
自分をただ見直すのも大事ですが、自分のことはあまり気づきにくいもの。同業他社の動きを見てみるとか、聞いてみる。こういうのはどうしてるか?どう対応しているか?
そこで、まずい・・・ずれていた。というのであれば、取り入れて修正すれば良いし、もし同業が同じ対応をしていたとしても、もしかして自分ら非常識かもと思うポイントがあれば、顧客に尋ねるのもアリでしょう。ただ、顧客に聞いてしまったら、それは否が応でも修正せざるを得ませんが・・・。
常識を見直すことで、その修正が発端となって新たな商品・メニューが生まれるかもしれませんし、仕事の質は確実に向上すると言っても過言ではないでしょう。
仕事それ自体だけでなく、自分個の常識も見つめてみる
ここまでは、主に仕事での対応に関して、常識を考えるということをみてきました。
常識は、仕事に関しても大事ですが、自分個についても問うてみたいところです。
自分個の常識・非常識で見ていくとき、自分が世間に劣っているのであれば、もちろん軌道修正したいところです。
しかし、逆に自分は努めてやっていることが、世間では軽んじられているとすれば、その自分の常識は、個の強みになってきます。意識して強みを活かしましょう。アピールポイントになれば、仕事や転職でも活きてきます。
ただ、自分の常識は当たり前のものとして刷り込まれているので、よほど意識しないと気づくレベルまで上がってきません。
ブログを書く・日記を書くなど、ある程度時間を設けて自分のこと、身の回りのことを考え、文章に起こしたりすると、自分の考えや常識に近づけるかと思います。
常識というと、大人になれば、なかなか問われることもないし、とがめられることも少なくなります。
あえて意識することで、ステップアップです!
編集後記
先週ひいた風邪・・・。この土日に若干ぶり返しました。
今年になってよくあるのですが、後半にセキが出て、静まるのに数日かかるというもの。
まぁしんどいので、おとなしく過ごして完治目指します・・・!