先日も記事のネタ元にしていますが、今週の月曜日は都内で一日研修でした。
この研修会は、いつもよく受けている税理士会主催であったりする数千円の資料代で受講できるタイプの研修とは違って、一般の税務関係の会社が主催するもので、金額がいつもより高かったのです。
研修内容に興味があったのはもちろんですが、そこそこ金額がするということで、申し込み段階から、「この金額じゃ休めないよな~」なんて思っていて、内容への興味+金額がそこそこすることによる意気込みが生じていて、いつもより集中して受講していました。
いつもなら、少し集中切らして、午後はうとうとしてしまったりするのが本当のところなんですが、今回受けた研修は終始バッチリ聞き漏らさないで受け通しました。
今回思ったのは、なにかに挑む・習得するするための意気込みや覚悟は、自身の心も大事ですが、それのためにいくら払ったか?というところも関係してくるように思えます。
この、いくら払うのか?ということと、以前私が参加した、「セミナー主催のためのセミナー」で学んだことがリンクして、意気込み・覚悟のための対価は大事ではないかと思い始めました。
意気込み・覚悟と金額。セミナーの金額決めで学んだこと
最近始めたセミナーの自主開催にあたって、夏にセミナーを開催するための勉強会に参加してきました。
セミナーをどう企画し、どう運営するか。構想段階から集客・開催・アフターフォローまで含めてハウツーとマインドを学んできたわけです。
その話のなかで、講師の方と受講生数人で疑問をいろいろ投げかけあっているなかで、セミナーの金額をいくらに設定するか?という話になったのを覚えています。
実際に、セミナーの金額ははじめは低額でも、慣れてきたら自分が納得できる・自分がその金額でやって幸せを感じる金額でやるのが良いという話になりました。
そして、また逆の立場から、参加する側のマインドとして、「金額が高いほど意識の高い人が来る」という話になりました。下手に安くすると、「とりあえず申し込むか・・・」とあまり意識が高くない人が来たり、営業目的の人が来たり、ドタキャンもあり得るという話も聞くことができました。
私自身は、まだそこまで攻略できるレベルには到達していないのですが、その話には確かに納得できるところがあるなと感じましたね。
この、セミナーの金額をいくらにするのか?という問題と、自分がセミナー・研修に参加する場合の意気込みは、相対する議論として、心理は同じように働くはずですよね。
と、すれば、今回私が受けた税務研修でも、その心理が働いていて、覚悟が強まったというわけです。
だとすれば、「これはどうしてもモノにしたい!」という何かがあるのであれば、ある程度の対価を払って、自分に動機付けをするというのが効果を高めるんじゃないでしょうか。
たとえば、初めてフルマラソンに参加・完走を目指すのも同じことかもしれません。
フルマラソンの参加費でみる意気込みと覚悟
フルマラソンに参加しようと思って、そこそこ盛り上がって、イベントもあって、有名人が参加したりする大きな大会を選ぼうと思うと、参加料は結構高いです。
東京・大阪・京都マラソンのようなビッグレースを想像してもらえればよくわかるかもしれません。こういう大会は、参加料が1万~1万五千円くらいするのが普通です。
よく、こういったビッグイベント的なマラソンに当選して、初めてフルマラソンに参加するという人の話を聞くと、「こんなに(参加費)払ったし、どうしても完走しないとな~」と聞くことが多いです。程度の差はあるかもしれませんが、動機付けになっていることは確かでしょう。大会に参加するということ、それ自体に対する意気込みももちろんあるかと思いますが、対価をいくら払ったかということも、意気込みや覚悟に関係しているでしょうね。
また、マラソンでなくても、なにか新しい試みに取り組むときに、「どうせなら良い道具を買おう」ということがあるかと思います。これも、それに取り組むための動機付けで、意気込みを高める要因といえます。
だとすれば、あえてそうするのも手かもしれません。
あえて対価先行で入る!
どうしても習得したい・挑んでみたいなにかがあるとしたときは、あえてはじめに対価を投下して、そこから自分の意気込みを高めてみる。
とはいっても、自分で納得したことに対して、出来る限りで投下するということは、大前提ですが。
見極め、「社長になるためのセミナー」はつい最近ニュースで問題になっていましたし、何に投下するかは見極めが必要です。そして、自分の経済状況も見極めて、そのうえで投下する。
よく、人はどちらかというと放っておくとサボる方へ・・・易しい方・楽な方へ・・・流れていってしまうと言いますよね。私なんか、結構その傾向が強いです・・・。
ある程度、投下すべきと見込んだところには、投下しないと途中中断してしまうことも多かったです。ついつい、安く効率的に出来ないもんかな・・・なんて思ってしまいます。
これはどうしても・・・というのには、あえて対価先行で入ってみるのも、挑戦できることは挑戦できるうちにと思えば必要かもしれません。
きっと、これもあえて自分を自分で追い込むことにはなるのでしょう。
方法論として、持っておきたいことのひとつです。
編集後記
先日のさいたま国際マラソンの後に修理に出したSUUNTO。
ベルトのねじがなくなったので、その修理だったのですが、ウワサ通り修理に結構日数がかかるようです。購入店を通して申し込んだので購入店に聞いたところ、年明けになるかも・・・とのこと。
明後日の湘南国際には間に合わなそうです。
久々にミニウォッチで挑むことになりそう・・・!
今度は心折れないですよ!!