こうして日々ブログを書いていると、非常に僭越ではありますが、文章の書き方について質問をもらうことがあります。「どうやったら書けますか?」と。
コツと言えるか、気を付けてやっていることはあります。
それは、文章は一気に書くようにしているということです。
書くことが決まっていれば、まずは書いてみる
文章を書くときに気を付けていることは、とりあえず一気に書いてみるようにしていることです。
書くときはまず、何を書くか決めます。何を書くが決まっていないうちに書いてしまうと、なんとなく書き出してしまい、結果よく分からなくなってしまうからです。
まずは、何を書くか決めます。
何を書くかが決まったら、後はあまり考えすぎずに書いてみることが、自分なりの文章を書くコツだと思っています。
文章といえば、ブログもそうですし、日常的に書くものであればメールもそうです。
こうして書こうと思ったら、一気に書いてみます。
ブログはまず書いてみて、手直しをする
文章が書けないと思うのは、一度で完璧な文章を完成させようと思ってしまうところにある可能性があります。
私もそのクセはあり、なるべく一度で完成に近づけたいと思い、かえって時間がかかって行き詰まるということがあります。
ブログを書いているうちに、そんなことを何度となく繰り返して、それではダメなんだと気付きました。
ブログを書くときは、このテーマと決め、序文と概ね3つの区分を決めたら、あとは書き出してしまいます。書き始め、とりあえず一気に最後の方まで書いてみます。
とりあえずやってみてから、細かい修正や訂正を入れます。
ただ、後で修正をしようと思って一気に書いてみると、そこまで大きな変更はしなくても大丈夫なことは多いです。そのまま行くということも少なくありません。
ボリュームのある文章を書けないと思うのは、そのボリュームを目の前にして立ちはだかっているのを見るイメージが先行しますが、実際は地道に進めます。
あとで手直しをする前提で、とりあえず書き始めてしまえば良いというわけです。
メールも一気に書いてみる、よほど変なら気になる
仕事では当たり前に使う、メール。これも文章です。
メールは相手に差し出すものであるため、より文章には気をつかうことになるかと思います。
メールについても、基本的には一気に書くようにしています。自分発信で差し出す場合もありますし、相手から来たメールに返信する形で質問に答える場合も同様にです。
相手に差し出すものなので、失礼がないようにとか、確実に伝わるようにといったことが気になりますが、メールについてもまずは一気に書いてみます。
とりあえず、だーっと書いてみます。
頭から最後まで書いてみると、実はその内容で大丈夫なことは多いです。
小さな手直しはあるかもしれませんが、骨組みと流れはそのままで送ってしまっても問題ないかなと思えることがほとんどです。
一方で、書いてみてよほど変な書き方や説明の仕方をしているのであれば、ざっと読み返した段階で分かります。それに気付いたら、そこで手直しをすれば良いかなと考えています。
実際、やたらと悩んで書いても、とりあえず一気に書いてみても、まぁそんなに内容は変わらないのではないでしょうか。どうせ書くのは自分ですしね。
ゼロ秒思考の著者である赤羽雄二さんがセミナーでのお話しのなかで話されていたのは、メールは確認して即座に返す。寝かさないで、一気に書いて返信する。という方法でした。
かつて、このお話を聞いてから、メールも一気に書いてみるようにしています。
メールというと、相手があるので肩ひじを張るかもしれませんが、要は相手に伝わればよく、それが一番重要なことです。あとは、多少の体裁が整えばオーライでしょう。
メールもとりあえず書いてみれば良いわけです。
ブログも、メールも、基本は一気に書いてみて、あとで振り返れば良い。多くの仕事がそういうものですが、文章も同様かなと。
あとは、自己流ブログではあっても、文章どうにかならんかなと思うことはあって、文章についての本はいくつか読んではいます。
最近読んだものであれば、ブックライター上阪徹さんの、「超スピード文章術」は文章を書くことのエッセンスが凝縮されていて、とても参考になります。
編集後記
まぁ、なかなか文章力は上がらないです。
これでもか、これでもか、と毎日やってますね。(笑)
しばらく量稽古続けます・・・!