便利になりすぎた世の中・・・そんな暮らしのなかで、不便を知るという事の重要性・効果。


スマホやパソコン・電車の直通運転の拡大や相互乗り入れ・・・。世の中はどんどん便利になっていっています。

便利なことは嬉しいのですが、たまに不便さを感じたりすると、普段すごい便利だよな~と思うこともしばしばです。これでいいんかな?なんてことも若干思ったり。

そんなこんなで、たまには不便さを知るのも結構いいんじゃないの!?って思ったわけです。

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10年、20年前から比べると格段の便利さ!

パソコンが一般的に普及し始めて、仕事にもパソコンが多く使われるようになったのは20年くらい前でしょうか。大手企業は一部もう少し前から利用されていたかもしれませんが、税理士事務所含め、中小企業はだいたい20年前を境に利用されてきたんじゃないかと。

そして、10年前くらいからスマホが出始め、一人一人にパソコン級の便利さが携帯されるようになったかと思います。

また、都内のメトロ(営団)や都営地下鉄などの、私鉄との相互乗り入れ直通運転も以前は今ほどではなかったし、JRの湘南新宿ラインから東海道線への直通も最近です。

いろんなことが日に日に便利になってます。

先日、仕事の関係で、電車とバスを乗り継いで目的地にいくことがありました。その目的地は駅から離れているため、歩くとずいぶん時間がかかるため、バスを待つことに。

しかし、バスってエリアや方向によっては本数が少なくて、結構待つことも多く、渋滞にはまったりしてれば時間通りには来なかったりします。

駅からのバス待ちは駅のあたりを見回して時間をつぶせますが、目的地からのバス待ちで住宅街だったりすれば、本数が少なくて周りに時間をつぶせるようなところは案外ないものです。

これとあわせて、以前学生時代に、駅からバスで30分かかって、しかもバス停から15分くらい歩くところに住んでいたことも思い出し、そのときも、終バスを駅から逃して80分くらい歩いて帰ったことなんかも思い出し、今は都内近郊エリアで動いているし、バスでしかいけないところも車で行くため、不便さを感じることは少ないなぁと思うわけです。

たまには不便さを感じることも大事!

とはいえ、不便さに関しては、上には上がいるのも確かです。もっと地方ならそんなん比じゃないよって言われるかもしれません。私も主領域は埼玉なので、都内の中心エリアでバリバリでイケてるエリートたちと比べれば、差がありますし、地方地方でそれぞれの思いもあると思います。

重要なのは、それぞれの立場で、便利になったよなーという部分を考えてみて、意識的に不便さを感じてみるということです。

例えば、時間が許すなら、普段は車でサクッといくところにバスで行ってみるとか。もしかしたバスの乗り換えがあるかもしれませんよ。

あとは、いま四六時中スマホやパソコンに付きっ切りな生活を危惧して、たまには意識的に離れてみるということもいわれていますが、必要以上に見ない、夜自宅では積極的に見ないようにするとか、便利さにどっぷり浸かるのではなく、テレビや雑誌・本で済ませられることは、原始的にそっちで済ますとか。

以前なら、駅で一旦電車を降りて、駅構内を歩いて乗り換えをしていたものが、今や相互乗り入れになっているようなところに関しては、以前の乗り換え風景を思い返してみるとか。

いずれにしても、不便さを感じるという事は、都会の人が土いじりをしたくなるのと同じような感覚で、便利なステージから少し下りてみて、原始感に帰るということに似たものがあると思います。

もともとは、何でも不便が当たり前ではあったのですが、今便利になっているこの生活・速度の速い暮らしを見返してみて、ゆったり、やや面倒なこともすることで、自分の意識に深く効いてくるものがあるのではないでしょうか。

不便さを感じたいけど面倒・・・。でも簡単にもできます!

不便さを意識的に感じるためには、どれをとっても時間がかかるものです。スマホやPC、電車、バス、車、歩き。便利になるということは時短に絡んでいるという事が多いです。ですので、面倒・・・と思う方が多いと思います。

そのなかで、やはり日常的に出来ることを積極的に取り入れてみるみるのがキモですね。

私が良く言うのが、エスカレーター・エレベーター使わないで階段使う。というもの。エスカレーターしかないとか、明らかに階段でいくにはやりすぎな階数だったりすればスルーしてもかまいませんが、低層だったりするビルや階への訪問、ホームでも意識的に階段がある方へ行くとかなら、やりやすいかと思います。

あとは、都内なら地下に地下鉄が複雑に交差していて、どこからでもどこかへ行けることも多いです。そういうシチュエーションのとき、歩いても地下鉄乗り換えて行っても時間が同じような移動をするときは、意識的に歩いてみるとか。

簡単に出来そうなことを紹介しましたが、不便で面倒なことは、案外と意識的にも身体的にも良く効いてくるものです。体を動かせば体に良いし、不便なことは頭にも良いでしょう。

便利になりすぎているこの世の中、意識的に不便さを取り入れてみると良いことがあるかも!

編集後記

昨日は、一日事務作業。源泉税の7月納付の処理を淡々とこなしました。

6月もまもなく終わり。梅雨明けも近いのでしょうか?


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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