新しいことを始めようとするときは、出来そうなことをすべて書き出してみることにしています。
つい最近も、ホームページに税務コラムを設置しようと思い、まずは書き出しをやりました。
何かを始めるなら、まずは頭と手を動かす。こうすることで、考えているだけで何もやらないでいることを防ぐことができます。
新しいことを始めるなら、まずは出来ることを書き出す
先月、このブログとは別に、事務所ホームページの方に税金や経理についての記事を書いて載せようと考えました。
それを始めようとしたときも、まずは出来ることを書き出すことにしました。
税務記事を書くにあたっての出来ることとは、何が書けるか考えること。記事を一度だけ書いて、また長く間が空いて・・・というのではなく、ある程度は定期的に書いていきたいところです。
そのためには、自分がどんなことを書けるかどうか、事前に思いつく限り書き出すことで対処できます。
まずは考えつつ、同時に手を動かす。これが大事だと思っています。
頭だけで考えて、何もしない始まらない。
こうならないためにも、最初に書き出すということには大きな意味があります。
書き出しは、とにかく思いつくままに書く
この方法は、いたってシンプルです。
書くこと以外、何も考えなくて良く、いつでもどこでも出来る方法です。
私の場合、メモに利用しているEver noteをパソコンから開き、(思いついたことを書く用の)メモファイルに、一挙に書き出します。
もちろん、紙とペンで書くのも良し。どちらが良いかは好みが分かれます。いずれか好きな方を選びましょう。
PCでやるなら、wordを使うのもアリです。
いずれにせよ、タイトルを簡単に付けて、あとは思いつく限りの出来ることをすべて書き出す。書く際には、上から下に箇条書きでどんどん書いていきます。とにかく、思いつく限りを、アイデアが尽きるまで。
具体的には、こんな感じに書いて行けば良いでしょう。超シンプル、簡単です。
少し減速してきたら、ゆっくり考えるようにシフトします。そこでも、いくつか浮かんでくるものです。
ある程度、その場で考えて書ける限りやってみたら、その場ではとりあえず完了です。
書けたら、次は内容をチェックします。
書いたら、すぐに内容のチェック
とにかく思いつくままに書いた後は、内容をチェックしましょう。
最初に書くときには、既に似たようなニュアンスで書いたものがあった気がしたとしても、その場では無視して書いてしまいます。それは実際のところ、全く同じ内容かもしれないし、似ているだけなのかもしれません。
いずれにせよ、書いている最中には似ているかとか、同じかもと思って手を止めたりはしません。書いているときは、同じようなことを書いてしまったって良いんです。
内容のチェックは、書き終えたあとの自分に委ねます。
一度書き終えたら、ダブり(同じようなもの、似ているもの)があるかどうかチェックしましょう。
このときにやるのが、
・まったくのダブりであれば、どちらかを削除する
・ダブりでも論点が違うなら、ひとつにまとめる
・部分的にダブりで、その他の部分が違うなら、ダブらない部分をひとつにまとめる
こうして、ダブりの処理をします。
次に、上から下まで見て行って、気になるところはないか確認します。
そこで、一つ一つを見ていき、加筆したらければ加筆して、アイデアを足していきます。
ここまでやったら、次は実行に移していきます。
私の場合は、直ちに、最初の税務記事を書き始めました。
実際に行動に移してからも、新たに思いついたこと、加筆したいことがあったら、その時々で付け足していく、書いていくようにしましょう。
考えているだけで何もしないを防ぐヒント
何かを始める。特にまったく新しいことを始めるときは、何から始めれば良いかが分からず、何となく考えてアイデアは浮かぶも、その場で足踏みをしてしまったりします。
頭の中だけで考えるアイデアは頭の中だけで処理しているが故に、難しく考えてしまったり、考えていることに疲れて具体化するのが面倒になってしまったりします。
そうして、考えているだけで何もしない、ということが起こり得ます。
そうならないヒント、手法としての、まずは書き出し。これが役に立ちます。
考えているだけのとき、5つくらいしかアイデアが浮かんでいなくても、書いている最中に浮かんできて、案外サクサク書けたりするものだったりします。
考えているだけで何も出来ないことが悩みであれば、とにかく出来ることを書き出してみてはどうでしょうか。
編集後記
けさは5時すぎに起床。
このところ、寝る時間が0時近くなっています。夜型になると、朝起きれなくなって、ややこしいです。
とくに、早起き税理士とか名乗っていたりしますしね・・・。
昨日は決算説明、書類作成など。また夜は本を読んでいました。