ほとんどの人は仕事をしています。仕事に対する姿勢がどうあるにせよ、日中は仕事で時間がとられてしまっています。これは仕方のないことです。
私も同じく仕事に時間をとられています。
そして、それぞれの仕事に加えて、自分で勉強をするというワーカーも多くいるかと思います。私も、少ないながらも、本を読んだり、セミナーに行ったりなどしています。
これは、直接仕事に役立つかといえば、イエスでもありノーでもあるでしょう。
今日は、仕事をしながら自分でいろいろ学ぶということについて考えてみます。
仕事をしながら学ぶということ
多くの人は普段仕事をしています。その仕事をするうえで、勉強することもあるでしょう。それの多くは仕事の時間にやることが多いかと思います。そして、その学びと実務を通して学び、仕事を進めていくというのがよくあるスタイルかと思います。
税理士であれば、税金や会計に関する書籍や情報は、押さえておかなければならないコンテンツとなります。毎年変わることもあるし、新しいことも出てくるので、仕事それ自体をするためにする勉強は結構多いはずです。
そして、そういった仕事に直接関係する勉強とは別に、それぞれ自分なりに勉強をしているワーカーは多いし、まわりにもそういったことを怠らない猛者が結構います。
私も先週は、セミナーを2本受けてきて、今は直接効果はないけれど、今後自分で進めていくことで仕事とその周辺のことに、後々効いてくる学びがありました。
やはり、仕事をしながらも、自ら学ぶということは重要だといえます。
仕事に直接効くこと・あとから効いてくること
仕事とは別に、自分でやる勉強は、直接かつ即効性のあるもの、間接的であとから効いてくるものがあります。必要に応じてそれぞれ意味合いが違ってくるものです。
たとえば、学び習得することで仕事の質が上がるとか、効率が上がるといったものもあるでしょうし、また、対人関係に悩んでいるのであるとかであればそういうことに関連した本を読んだりすることで、気になっていること・悩んでいることをダイレクトに解消に持っていくものであれば、直接的かつ即効性があるといえます。
仕事にダイレクトに効いてくるこのような学びも大事ですが、やはり自分で勉強するということの醍醐味は、そのときは即効性はないけれど、あとから効いてくる間接的なものの学びがより大事になってくるように思いますね。
間接的であとから効いてくる学びは、学んである程度期間が経過することで、これとは別のほかの学びと結びついたりして効果を出すとか、仕事で壁にぶち当たったときに悩み考えている最中に浮かび上がってきたり・・・と、ずっしり効いてくるものです。
仕事そのものとは言い難いですが、ブログを継続書いていくなかで、今直接的には関係ないことだけれど、セミナーや音源、本で学んだことが、ちょうど出くわした出来事や考えていたことと結びついて、ネタとなりブログ記事までもっていけることは多いです。仕事でも、こういう形で効いてくるもんじゃないかと思っています。
もちろん、直接かつ即効性のあることも、その場その場で大事です。そういった学びもしつつも、間接的であとから効いてくる学びを合間で織り込むことで、あとで大きな成果が期待できるかもしれません。
そしてまた、いつ学ぶかという議論が生ずる
いざ、成果は期待できるとわかっていても、その学びである勉強は、仕事とは別に自分から仕掛けてやることで、時間を設けなくてはいけませんね。
となると、いつ学ぶかという議論が生じます・・・。
セミナー参加なら、その指定時間に行かなければなりません。
音源や本で自分で学ぶなら、私としてはやはり朝としかいえませんが。
朝でしょ!って感じです。
そして、仕事をしながら自分で学ぶことをしていると、さきほどの直接間接の効果とは別の、スピード感を感じながら仕事や日常を送れている、ような気がします!
しかるべきセミナーに参加していれば、しかるべき人が参加していて、しかるべき人とのつながりも出来てくることもあるでしょう。
日常に忙殺されるとついつい流れに任せてしまうものですが、効果・スピード・つながりを考えると、そうもいってられないような気になります。
編集後記
この土日は泊まりで鬼怒川温泉へ出かけていました。
同世代の税理士や、若い税理士志望者や同じような仕事をしている仲間と情報交換したりなど、刺激も受けてきました。グダグダしている暇はないと再認識です!