2日、3日は箱根駅伝をやっていましたね。青学三冠!強かったです。
家にいると、なんだかんだ言いつつも、ついついテレビ中継を見てしまいます。私も合間合間ではありましたが、見てしまいました。
よくよく考えてみると、ついつい見てしまうのには仕掛けがあることに気付きました。
ある仕組みによって、引き込まれているということに。
箱根駅伝はなぜ見るのか?
箱根駅伝はなぜ見るのか?
家族や親戚が出場しているから・大学の母校だからという直接的な理由。
あるいは直接的な理由はないけれど、好きだから見る・お正月の恒例として見る・他にテレビやってないから見る・ただ流している、など色々あるでしょう。
私の場合、家族も親戚も出場していないし、母校も出ていないし、直接的な関係性はなにもありません。それでも流していたら見てしまうわけです。
直接的理由がなくても集中してみてしまうのには、ストーリーという仕掛けがあるような気がしました。
ストーリーで引き込む箱根駅伝
ストーリーという仕掛け。
箱根駅伝自体は、2日・3日と行われ、中継もその日に行われるわけですが、それよりも前の日に、箱根駅伝の紹介番組をやっていたり、出場校や選手のドキュメント的な番組をやっていたり、箱根駅伝を見るための導入番組を流していることが多いですよね。
私のように、直接的に関係性がない場合でも、紹介やドキュメントを見ることで、箱根駅伝に出場する学校や選手、それぞれのバックボーンのようなものを知ることが出来、箱根駅伝に引き込まれしまう。
そして、2日・3日の中継を見る。
出場校や主要選手も事前にある程度見ているため、見ていても引き込まれ楽しめるという仕組みです。
3日の中継が終わると、その後に箱根駅伝を総括する番組も放送され、当日見ていると総括番組も見てしまいます。
2日3日の箱根駅伝を目的として、その前段階で出場校・選手の物語で引き込む。引き込まれ当日見て、そして後段の総括番組で完結する。
一連のストーリーに引き込まれて箱根駅伝中継を全部見てしまうという仕掛けなのではないか?と。
後段の総括を見ると、来年の箱根駅伝に繋がる終わり方で、来年の箱根駅伝が楽しみになる。
テレビは番宣や宣伝で引き付けるということは多々ありますが、箱根駅伝の仕掛けは、学生が全力を出し切るという競技性があることから、ストーリーでより見ている側の心に引き込む要素が強く感じます。
とは言いながら、来年も見てしまうのですが・・・。(笑)
ストーリーの仕掛けは応用できる
ここまで箱根駅伝中継の引き込み方を、ストーリーの仕掛けに着目してみてきました。
この、目的があって、目的に至るまでの前段階の物語があって、目的の後の総括・フォローのような一連のストーリー・流れは、多くの仕事に応用できる仕掛けともいえます。
モノを売る、セールスレターを作るにしても、そのモノの価値やバックボーンは、ストーリーによって相手に響き、購買まで引き込めるものです。
箱根駅伝中継の方法をそのまま取り入れても、十分応用が効きそうです。
年明けからの仕事に取り入れることが出来るかどうか、考えてみる価値はありそうです。
編集後記
正月三が日も過ぎ、4日ですね。
今日は一日、明日以後のための調整の日。
やるべきことは山積ですが、一気にやってしまいます・・・!