先週のGW期間の週末、本を読んでいると、新しい本の読み方に気付きました。
そのとき読んでいた本は、おもしろくてサクサク読み進められる本と、興味はあっておもしろいけれど、内容が難しくて、軽く読み進めることはできない本でした。
読める本をそばに置きながら読めない本を読んでいると、不思議と読めない本がスムーズに進むということに気付いたのです。
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読みたい本の引力で、読めない本を読む方法
私の読書の仕方は、常に数冊(2から多くて5)を、同時進行で読むというものです。
ひとつの本を読んでいるうちから、手元にある別の本を読み出したり、新たに購入してしまうことで、同時進行で読むというのが慣習になってしまっています。
数冊同時進行でいく場合、全部の本が同じリズムで読み進められるわけではありません。
熱中して一気に読めるような本もあれば、難しくてスローなテンポで読む本もあります。
先週末の読書のときも、そんな感じで読みたい本と、なかなか読み進められない本を、同時進行で読んでいました。このときは、この2冊のみを読んでいました。
ちなみ、トップの写真はイメージで、その本ではありません。 (ややこしいですが、イメージです・・・)
ちょうど、読みたい本をそばに置きつつ、読めない本を読んでいました。
どこかでキリが良くなれば、読みたい本に切り替えることになります。
そのとき、次に読みたい本が控えているという状況が、読めない本を読み進める促進剤になっていることに気付いたのです。
結構良いペースで読めているという感覚がしました。
これは、「読みたい本の引力で、読めない本が読めている」と。
なかなか読み進めることができない読めない本は、読みたい本と同時進行することで、読むことができるようです。
読めない本が積まれていくのはツライです。しかし、これができれば読書の幅が広がります。
なぜこれができるのか?考えてみると、やはり、人は好奇心・楽しみ・期待が好きということなのでしょう。
読みたい気持ちは好奇心で引き込まれる
読みたい本を、読みたいと思う気持ちがでてくるのは、その本に大きな好奇心があるからです。要は、好きであるということ。
同じように、したいと思うことも、好奇心があるからしたいと思うのです。
たとえば、仕事で疲れて帰って、クタクタでもゲームが好きなら迷わずやるでしょうが、先に控える資格試験の勉強は、ついつい先送りにしようとします。
ただし、これも30分だけと決めて先に勉強をし、その後にゲームをするならば、勉強も結構ペース良く進めることができます。
まさに、小学生が宿題を終えてから、友達と遊べるというのと似ています。
小学生も、友達と遊びたいから、宿題ができます。
先に好奇心が強いものが控えていることで、いま負荷が要ることをすることができます。
読みたい本には強い好奇心があり、好き。それが先にあることで、読めない本を読むことができる。
読みたい本と、読めない本を同時進行で読みながら、読めない本のペースが上がったのは、この好奇心という効果が引き起こしたのではないか、ふと思いました。
読めない本があり、積まれているというのであれば、この方法を試していただくと良いかもしれません。
本の読み方は読書の幅を広げる
読めない本は、読みたい本と同時進行で読める、というお話でした。
こうやって、本を読むことで、本の読み方を見つけることができます。
ブログのカテゴリーでも、読書論 というものを設けていて、これまでにいくつか書いています。
こういう方法論が好きで、ついつい多くなっていますね(笑)
とはいえ、自分で読んで気付いた、良いと思う読書の方法は、自分にとって最良な方法であることも多いです。
本は読めば読むほど、本の知識を習得できるし、本の読み方も学べます。
本の読み方は無限大です。
読み方の幅が広がれば、読書の幅も広がります。読書をさらに意義のあるものとするために、読書法を模索するというのも、おもしろいものですね。
編集後記
さいたま国際マラソンのエントリーが部分的に始まっていますね。
今日から、さいたま市民限定の枠での募集が始まっています。
私も先ほどエントリーしました。
春から夏前は、マラソンエントリーが多いです。
気付くとエントリーが終わっていることも多いので、リサーチは今からしておくと良さそうです。
申し込むと、走る気にもなります・・・!