いよいよ7月に入り、税理士試験に向けても、あと一か月と少しとなります。
今日は、合格の確率を1%でもあげるために、本番に向けて準備しておきたいことを、フィジカル的なことと、メンタル的なことに分けて、いろいろ思い返してみます。
いよいよ7月に入り、超直前期
8月半ばころに行われる税理士試験、いよいよ7月に入り、超直前期に突入しましたね。
資格の学校では、答練期もだんだんピークを迎え、最終講義が近づいてきます。学校の講義のなかでも、試験に向けてどうあるべきか、そういった話題も盛り上がり、増えていっていることと思います。
正直いって、この時期の過ごし方は結構大事です。6月7月あたりが多感な時期でしょう。
仕上げるものは仕上げなければいけません。これはフィジカル面でも、メンタル面、いずれについてもです。そして、フィジカルとメンタルは相互に作用もしますし、良い作用も悪い作用もありますが、両者をある程度、完備しておけばなるべく悪くはならないはず。
試験時代を思い出しながら、努めていたことを思い返してみたいと思います。
フィジカル面での対応
フィジカル面。これは基本的にはその合格に向けて勉強している科目の知識・合格テクニック的なことになります。資格の学校に通っていれば、このフィジカルなところはある程度網羅しているはずです。
フィジカル面について、あえてここで言及するなら、知識レベルは備わっているか?その科目の試験傾向に合わせた解答セオリーを習得して、そのうえで答練期を過ごしたかということでしょうか。
知識レベルは、理論でも計算でも、学校での講義が始まってから今日に至るまで、テキストを読み込んで、問題を解いての繰り返しで自分に集約してきたものですが、モレがある、苦手な項目がある、という思いがあるなら、その論点がいわゆる×論点やCランクといわれるくらいマニアックか、陳腐化しているようなものなら別として、押さえておく必要があります。
そして、それと併せて、各科目の解答セオリーも大事です。税理士試験は各科目ごとの試験になりますし、それぞれクセがあり、作問者も別であるため、問題の雰囲気が全然違ってきます。問題の問われ方も違えば、その解答の仕方も異なってくるというわけです。学校での講義でその解答セオリーは学べますが、イマイチ分からない部分、あいまいな部分があるなら、講師に聞いて、今からでも押さえておくべきでしょう。
知識レベルと解答セオリーを押さえたうえで、直前期の重要な答練で、だいたい3割程度につけていれば、あとはその状態を維持+不安なところを補完するために、読み込み・問題解きを続けることで、フィジカル面は完備できるでしょう。
また、直前期の答練で、3割程度につけれなかったとしても、遅れてでも知識レベルと解答セオリーをモノにして、答練を繰り返し解いて、3割ラインを超えるようになれば、いわゆる合格レベルに達してきたといえるかと思います。
知識レベルと解答セオリーの習得。そしてそれを武器に何度も答練で実戦を踏む。これでフィジカル面はより強化出来ているといえるはずです。
メンタル面での対応
メンタル面での対応、自分の精神状態のコントロールを、本番でいかに出来るかということが、合格に向けて、重要なポイントとなります。
メンタル的な部分については、私が実践してきたことを交えながら、考えてみたいと思います。
冒頭で、合格確率を1%でもあげるために・・・と書きましたが、1%単位で影響するのは特にメンタル的な部分が大きいと思ってます。もともと、知識がないものが本番で出れば、合格確率はその時点で1%どころか20も30%も下がってしまいます。
科目を通してだいたい10%の人数しか合格しない試験ですので、ちょっとした、さじ加減で落ちたくないものです。
試験前日までにやっておいたことを紹介してみます。
・答練期の最後の方は、自意識過剰で行く
科目にもよるし、どの時点で知識などが習熟しているかによっても異なりますが、5月くらいの答練から調子が良いのであれば、その調子の良さは、メンタルに徹底的に突っ込んだ方が良いです。
俺は出来る。俺が解けないなら、他の誰も解けないと思い込みながら解く。そのスタンスで答練や過去問を次々とこなして、仮に危険な問題が来て、出来ないと思えば、他のだれも同じく解けないと考えられます。出来るものを解き・出来ないのはあと回しにするか、やらない。それが多くの科目での決まり事でもありますよね。割り切りもしやすくなります。この方法が習慣付けば、本番でもそのテンションで臨めます。
・事前にいろいろ押さえておく
これこそ、ちびちびと周りを固めておくというか、地固めというか、合格確率に1%単位で寄与する感覚が高いです。
もうすでにわかっている本番の試験会場。そこまでのルートと、会場周辺の地理を地図と足でしっかり押さえておくわけです。
私の場合は、自宅から会場周辺の駅までの電車・移動ルートを感覚で覚えて、当日あたふたしないようにしました。特に、都内や首都圏で、普段利用しない地下鉄や私鉄経由でいく場合、事前に調べていても、どっち方面に乗れば良いかよくわからなくなり、下手すると動揺する可能があります。一度は行って、リズムや感覚を養いましょう。
そして、駅に着いたら、会場まで一回歩いて、ルートを確認し、ついでに会場の周辺も散歩して、どういう店があるか、施設があるか確認しておきましょう。この確認はあとで駅に戻るときにもやりますが、必ずやったほうが良いでしょう。
近くにコンビニはあるか、そのコンビニに貸トイレはあるか(都内だとないのがあります)、カフェは近くにあるか?ドラッグストアはあるか?そしてそれぞれ営業時間はどうなっているか?
試験当時はコンディションが狂いやすいです。トイレもいつもと違う感じになったりします。自分でトイレをいくつか確保しておくと安心します。
私がやっていたのは、会場のある方の方向とは、逆の方向の出口にある店のトイレ探しです。会場が東口なら、西口も事前に調査して、カフェを探しました。そして、当日に、実際にその反対口の店のトイレを利用しました。会場の側の方向の店のトイレは混んでいることも多いので、反対口のリサーチも欠かせません。
正直、迷子やトイレは必ずメンタルに作用します。少しでも有利にしておきましょう。その対策と安心が、合格確立に寄与します。
フィジカル・メンタル両面を押さえて、合格に近づく
ここまで、合格確率を1%でもあげるために、フィジカル・メンタル対策をみてきました。
フィジカルはメンタルに作用するし、メンタルはフィジカルに作用します。いずれも万全に整えておきたいところです。
ところで、フィジカルとか、メンタルとか、武井壮みたいなこと言ってると思われているかもしれませんね。
でも、それが大事・・・とも思っています。
ある程度、自分を盛り上げて、相乗効果で乗っていくことも、当日しっかり問題を解き、合格するためには重要になってきます。
しっかり事前準備をして(フィジカル・メンタルを完備して)いくことで、落ち着きを持って本番を迎えられます。
勉強する、そのことが一番重要にはなりますが、いずれの面も少しづつ固めていって、合格確率を1%、2%と上げていくことが出来るはずです!
編集後記
先日注文したランニング用のアームカバーが昨日届きました。
今年の夏は猛暑かはわかりませんが、熱中症対策の一環として、取り入れるつもりです。
速乾、冷感のようなので、使ってみるのが楽しみです。またレポします!