スポンサーリンク

税理士的コミュニケーション。税理士にコミュニケーション力が必要な理由。

Pocket

「税理士はコミュニケーション力がなければ務まらない」とは、よく聞く話です。

仕事で税理士をやっているのだから、最低限のコミュニケーションは欠かせないのは言うまでもありません。

しかし、よく言われるのは、それ以上のコミュニケーション力だったりします。

実際、そうかもしれません。

税理士とコミュニケーション

税理士として仕事をしていると、いろいろな場面でいろいろな人々と出会い、話します。それは顧客先に行く場合もあり、同業者の集まりがあり、交流会やセミナーのようなところもありと、多岐にわたります。

私の実感としては、この仕事をしていると、とにかく話す機会は多いなという感覚はあります。

よく、「税理士はコミュニケーション力がなければ務まらない」という話があるわけですが、ある意味では当たっているでしょう。

というように、基本的に税理士の仕事をするなら、そこそこのコミュニケーション力はあった方が良いわけです。

「なんで?普通に話して説明してれば良いのでは?」という声も聞こえてきそうですが、結構いろいろな場面があるのがリアルです。

どんなシチュエーションがあるのか、振り返ってみます。

税理士的、場面別コミュニケーション

税理士をしていると、いろいろな場面でいろいろな人と会う機会があります。とはいえ、挙げれば無限です。

ここでは、顧問先へ行ったときにあるシチュエーションを挙げてみます。

・まず、社長と話す

まず、社長と話す。まさに、これぞ仕事という感じです。

会社の社長とは、よく話をします。

会社の数字、これまでとこれから、直近での動きなど聞いて、あれこれ話し合います。

社長と話すと一言ではいっても、業種も異なれば年齢やどういうタイプの方かで、話す内容は異なってきます。仕事以外の話も、もちろんしますしね。

どんな話が飛んでくるか分からないということもあります。

社長と直接話すことを考えれば、ある程度のコミュニケーション力は前提条件ですね。

・経理の人と話す

また、社長ではなく、経理の人と話すというケースもあります。

経理の人の場合、会社によって、その人がどこまでの権限があるのかが分かれるので、対応はそれぞれです。

本当に経理処理のみしている経理の人の場合は、会社の数字の話しかしないというケースもあります。これだけなら、コミュニケーション力はそこまで要求されないかもしれません。相手も忙しい場合が多いです。

一方、経理もしつつ、ある程度権限がある担当の方の場合は、社長と話すに準ずる対応が必要なケースがあります。その場合、経理だけの担当者との対応と、社長との対応の半々が要されます。

さらにいえば、経理の方が社長の奥さんであるケースもあります。その場合は経理の方への対応と、ある程度権限がある場合の対応、そして、おしゃべりが必要な場合もあるかもしれません。そうなれば、社長と話す場合とは異なるコミュニケーション力が必要かもしれません・・・!

と、社長と話す場合。そして経理の方と話す場合はいくつかケースがあるというところ、見てみました。ここまででも、いろいろな方と話すので、やはりコミュニケーション力は必要だと思います。

ここまでが王道で、実際はさらに違ったケースもあります。

税理士的、場面別コミュニケーション2

ここまで見てきたのは、王道的な税理士的コミュニケーションでした。

ここからは、ここでも顧問先に絞って、たまにあるケースをみてみましょう。

・ペットとたわむれる

会社によっては、社長宅と会社隣接していたりすると、犬や猫を飼っているケースもあります。この場合、犬猫とのコミュニケーションをとることも。

コミュニケーションとは言いつつ、実際はたわむれるということです。

「よっしゃよっしゃ」となでたり、遊んだり、と。これもある意味コミュニケーションと言えるかもしれません。

・子どもと格闘する

夏休みの時期。家族でやられている会社の場合、会社に社長一家の子どもが遊びに来ていることがあります。

そうなると、まったく違ったコミュニケーションが必要だったりします。(笑)

実は、つい先日もこの場面がありました。

会社に行くと小学生の男児がいて、粋が良く、対応はハイレベルが求められました。

パンチキックをされるので、応戦で防御して、そのうち相撲に発展して、なんとか勝てました。その後も仕事をしつつも絡んでくるので、そのたびにくすぐりを入れたりなんなりとしていると、飽きたのか外に出て行ってしまいました。

これも、ある意味コミュニケーションかと。ただ、途中で飽きられたので、まだまだコミュニケーション力はこれからです。

・外注先のおやじさんと話す

そして、これもたまにあるのが、社長と仲が良い外注先の社長が、会社に遊びに来ているケースです。

このケースの場合、外注先のおやじさんとしては、私との利害関係が一切ないので、結構単刀直入に、するどい話を入れてくることがあります。

あるいは、昔話が始まることも・・・。

実際、この場合のコミュニケーションは難しく、失敗すると白ける可能性もあります。コミュニケーション力が試されそうなところです。

と、ここまで、それぞれのコミュニケーションをみてきました。

総合してみてきて、やはりそれなりのコミュニケーション力がないと、すべて振り抜くのは難しいように感じますね。

話すのが好きな私としては、社長と話すのも、子どもと格闘するのも歓迎です。とはいえ、コミュニケーション力は求められているということで、これからも修練していきたい部分です。

私としては、税理士にコミュニケーションは付き物とは思っていますが、税理士のみんながみんな、これを重視しているかどうかは不明なところです。まだまだ、税理士は偉いという考えから、恐い税理士、怒る税理士がいたり、相談できない税理士がいたりするという話も聞くことはありますからね。

税理士選びの指標として、コミュニケーション力という要素も絡んでくるのかなとも、個人的には思っています。

編集後記

今日から8月。

思ったより暑くない夏。朝走れば余裕の気温です。

ちょっと、張り切ってみます・・・!


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
スポンサーリンク
スポサーリンク
スポサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポサーリンク