仕事で話しをするときやメールでのやりとりをするときなど、しっかり伝わっているかどうかが気にするほうです。
察してくれているよね、伝わってるよね、とは思わないようにしています。
意思、意図は伝わっていると過信したときほど伝わっていないものだからです。
察してくれている、伝わっている、は過信しない
自分の意図を伝えるとき、相手にうまく伝わっていないように感じるときがあります。
こんなときは、多少気まずくとも、伝わっているかどうか確認するようにしています。
「さきほどの件ですが、結構分かり辛くて、うまく伝わっていないことが多いんですよね・・・、うまく伝えられましたかね」
といったように、こちらの伝え方がイマイチだったようなアプローチで確認します。
こうしたとき、うまく伝わっていないかなと思ったときほど、伝わっておらず、違う解釈をされているということはあるものです。
こちらでいくら察してくれと思っても、相手は察してくれません。
「相手を察する」というのは、日本的な文化のようにも見えるのですが、ここは確実に聞き返してみる、確認してみる。
こうすることで、無用なトラブルは避けられます。
察したと思って伝わっていないければ、トラブル
伝わっていないかな、うまく伝わっていないかもしれないと思ったときほど、本当に伝わっていなかったりします。
察してくれていると思って、確認せず、結果的に伝わっていなければ、トラブルになります。
この代表例は、「言った言わない」というやりとり。私はこれが苦手というか、嫌です。
大事なやりとりや決め事は契約して行うのでしょうが、細かいやりとりとなると、口頭であるとかメールですることになります。
言葉にせよ、メールにせよ、相手がどう解釈するかまでは読めません。
あることを説明したときに、こちらではAサイドに思っていることも、相手はBサイドと考えているかもしれない。
案外こういうことはあるもので、伝わっていると思って手を抜くと、後々トラブルを引き起こします。
実際、当初の段階で一度説明を済ませたあと、もうこれで散会という段階で「ところで先ほどの内容ですが、大丈夫ですか?」と聞くのは若干気まずいです。
「こういうことなんだけれど、大丈夫ですよね?」と聞いて、そこで「大丈夫」と言われればそれでOK。しっかり伝えることを優先したいものです。
万が一、伝わっていないとき、相手も「実は分からなくて・・・」と、何となく分かったふりをさせてしまったということも案外あります。
こうするだけで、不要なトラブルは避けられます。
自分がうまく理解していないときも、きちんと自分は察していないと伝える
一方で、自分が伝える側ではなく、相手が伝える立場であるというケースもあります。
新しい機器やサービスを利用するときなどで、説明を受けるような場合です。
こうした説明を受けるときは、「これで良いのですかね?」という念押しで聞くことにしています。
機器やサービスの営業の方から説明を一通り聞いて、ある部分で「これはこういうことか?」と思った部分は、再度聞きます。
このとき、相手がサラッと「そんな感じです」と流したときは要注意だと思っています。
「ん・・・俺はうまく理解できてないぞ・・・」と。
こういうことってありますよね。
こんなときは、「まぁ、そういうことかな・・・」と分かってふりをせずに、「うまく理解できていないこと」を相手に伝えます。
そうすると案外、営業マンの方も、「実は新商品で私も理解があいまいで・・・」となることも少なくありません。すぐに再確認してもらって、理解に備えます。
相手が「察してくれているよね」とこちらに望んでいることが分かったときも要注意。私は理解していないものです。
自分が察している、相手が察していると思ったときは要注意で、察しは過信しすぎないことで、やりとりはうまくいきます。特に仕事では大事な要素だと思っています。
多少しつこいかもしれませんが、伝わるか伝わっていないかはゼロサムなので、確実に伝える方にアタックするようにしましょう。
編集後記
けさは、5時半起床。
昨日は決算説明、問い合わせ対応など。
一気に暑くなったので、コンディションを崩さないようにしないといけません。