館林うどんを食べに行き考える。集客のひとつ~体験メニューから、メインメニューへ引き込むことの重要性。


昨日、仕事で決算業務があり、栃木県栃木市へ行ってきました。そして、昼ごはんは隣接する群馬県館林市へ足を延ばし、有名な館林うどんを食べることに。

そこでうどんを食べ、帰り道に、集客のひとつである体験メニューって結構大事なんじゃないの!?と思ったわけです。昨日を振り返りながら、もう一度考えてみます。

群馬県館林市の、館林うどん

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館林うどんを食べに行ってきました

昨日は、朝から栃木へ行き、午前中に決算業務の打ち合わせを終え、帰りに近所で食事をしていくことに。地域では有名な、隣の市、群馬は館林の、館林うどんを目当てに行ってきました。

お店は、館林うどんの会社の一階部分にある、うどん割烹・本丸。

入ると、入り口すぐのところは、お土産のうどん乾麺の販売所があり、色んな種類・太さのうどん、冷や麦などの乾麺が売られています。お土産やギフトで買うので、すでに何人か来ていました。

本丸のお店は販売所の脇から入った奥にあり、こじんまりとしたテーブル・座敷のお店です。

メニューはつけうどんと天ぷらのセットがいくつかあり、今回は天ざるのセットにしました。

お店の係りの方に、写真も撮らせてもらいました。こんな感じです。(明かりが反射しています・・・。)天ざるにあんみつがついたセットをチョイスしました。

そして追加で、館林名物だという、ナマズの天ぷらも注文しました。

うどんは、やはりコシと弾力があり、予想通りうまかったです。

天ぷらも軽くさくっとしているので、大根おろしの付いた天つゆにつけて食べる。名物の、なまずの天ぷらは、しょうゆを軽くかけて食べる。食べると白身魚の天ぷらのような甘みが、かじると旨みがでてきました。

もちろん、コラーゲンがたくさん入っているという、あんみつもしっかり食べました。

そして、完食後、隣の乾麺売り場へ行き、お店で出ているのと同じテイストの麺はどれか聞いて、選んで買って帰りました。

半生の麺を買いました。ひとつが二人前とのこと。期限は1か月持つので余裕でいけそうです。これでお店と似たようなテイストが出るそうで、楽しみですね。

特にお店でお土産を勧められたわけでもないのですが、自然の流れで買っていました。最初にお土産売り場があるな~と思いながら食事処へ入って、食べてなかなか旨かったと思いながら会計を済ませると先ほどの土産売り場、その流れじゃ買いますね・・・。

この食事のお店は、館林うどんの会社の一階にあるわけで、この会社のメイン業務であるギフトやお土産の乾麺販売に一役買っているはずで、体験メニュー的な位置づけでもあるでしょう。帰り道にそんなことを考えながら、体験メニューはやはり大事だな、と思ったわけです。

体験メニュー・メインメニューを分け、仕組化する

集客方法のひとつとして、無料か、安価であったりする体験メニューで提供するサービスを実際に体験してもらって、メインのメニューを購入してもらうという手法があります。

今回の館林うどんでいえば、お食事処でうどんを試食し、気に入って、うどんを買って帰るという流れがそれに当てはまるかと思います。そして、今回だけでなく、また近くを寄ったときに買ったり、あるいはギフトで利用する可能性もあるかもしれません。

体験メニューでお客を取り込み、メインのメニューにまで引き込むという手法は、世間ではたくさんありますよね。

例えば、スポーツジムでは体験入会というメニューが必ずあるし、整体やマッサージでは体験メニューのようなものがあったりします。いずれも最初に無料か安価で来てもらって、まずは体験してもらうために設けられています。サービスを提供する業種タイプでは特に、重要なメニューです。

税理士を含め士業や、コンサル業務を行っている業種でも、この体験メニューからメインメニューに引き込むという営業術は、やっている人はやっています。

しかし、こういう業種はやり方を間違えると自分を破滅させる結果にもなりかねません。税理士が体験メニューといえば、やはり安い月額料金で顧問を受けるという手法を使っている人もいるかと思います。最初の1年は安く、期間が過ぎたら通常料金するという手法。しかし通常料金になったらお客は他に行くかもしれません。多発すれば破滅しますし、実際に困窮している例もあるでしょう。

税理士や士業であるなら集客として、自分の領域で自分の強みをもとに、有料でも割と安価で中身のあるセミナーを主催し、話を聞いてもらい気に入ってもらって、メインの顧問契約を結んでもらうという手法をとって、ある程度効果を出している方もいるようです。

館林うどんにしても、税理士や士業にしても、体験メニューは体験メニューとして独立させ、体験はそこで完結して、メインのメニューは別で買う、契約するようにする、というのが重要なのでしょう。仕組みをしっかり作るというところが要になってきます。

税理士の例ならメインの顧問を初めから安売りするのではなく、セミナーという独立メニューからメインメニューの顧問へ引き込む。館林うどんなら、初めから乾麺を安く売る体験メニューではなく、食事という別メニューから乾麺購入というメインメニューに引き込む、といった具合です。

いずれにしても、体験メニューからメインメニューに引き込むには、体験とメインはそれぞれ別物として用意するという仕組みづくりが大切になってくるように思います。体験とメインというそれぞれの存在があることを周知し、メニューを用意することで効果が期待できます。メインメニューをなあなあで、体験メニュー化すると、破滅するパターンを生むかもしれません。

体験メニューは無料より有料の方が効果的

体験メニューは、メインの安売りでやるのではなく、別メニューでやり、メインのメニューは適正価格でと、ここまでお話ししてきました。集客にはなるが、体験の安売り商品だけ買われて、メインの売りが伸びないという破滅を生むから、ともお話ししました。

これに関連することで、体験メニューは無料・有料、どちらが良いのかという悩みが出てくるかもしれません。それぞれ全く結果は異なってくることかと思われます。

無料の体験メニューは、それこそ無料だけを体験して逃げられる可能性もありますが、浅く広く周知し、集まってもらえます。浅く広くなので、見込み客は点々で、体験客すべてにしっかり対応し、見込み客にも気に入ってもらわなければなりません。

有料の体験メニューは、有料であるため、初めからメインのメニューにある程度興味を持っている、見込み客となる可能性が高い状態で体験に臨んでもらえるし、無料の場合とは異なり、そこまで人は集まりません。体験でも質の高いものを提供でき、見込み客に見込みを付けやすいでしょう、しっかりサービスを提供できれば気に入ってもらって、メインメニューに入ってきてもらえます。

この点、体験からメインまで含めると、無料より有料の方が効果的といえます。有料で体験を設定して、誰も来なければ、多少の労はあっても破滅にはなりません。サービスを見直せば良いのです。無料だと、誰かは来ますが見込みの当たりは付けにくいでしょう。効果を高めるなるなら有料で体験を設定することが肝要になってきます。

体験メニューで引き寄せ、メインメニューに引き込むという営業・集客をとるなら、仕組を作り、目的に応じて無料・有料で設定し、効果的にやることが大切になってきます。

今回、うどんを食べに行って体験メニューからの集客について考えましたが、税理士含め士業なら、こういった集客はまだ馴染みが薄いため、考える余地がたくさんありそうです。

また考えて、まとめてみたいと思います・・・!

編集後記

最近、朝の時間帯に運動タイムを設けるのにやや苦戦しています。

平日は昼のランチタイムに走る習慣、また再開させるか検討しています。

夏は汗だくになるので、いろいろ対策を練る必要がありますが・・・。


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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