今日のブログは、エッセイ色の強い記事です。読んでくれる方はぜひ・・・!
簡単な料理の下ごしらえをするのが好きで、日曜の夕方にひとりキッチンでやっていることが多いです。
先日の日曜は、大量に買ってきた枝豆の下処理とゆでる作業に没頭。
普段は仕事で考えることや、難しく思っていることなんかも、ここでは解放されます。
こうした心地よいこの時間が好きで、結構大事な時間だと思っています。
この話の前置き
今日の話。要は単純な作業を無心で没頭して行うことって、精神的になにか良いところがあるよね、というオチでいこうとしています。
当初、そのオチで話を進めようと思い、村上春樹さんのエッセイを引っ張り出していました。
確か、村上さんが自身でコロッケを作るのが好きで、せっせっと作るのが心地いいとかいうエピソードがあった気がしたので。
しかし、載っていると思われるエッセイ、「村上ラヂオ」には似たようで違うエピソードがありました。
確かにコロッケの話なんだけれど、コロッケが好きというお話でした。
あー、勘違い。
というわけで、そのエピソードに載せて今日のブログを載せることは出来なくなったので、単純に無心で没頭する作業は心地よいという話に落ち着けます。
ちなみに、紹介した村上さんのエッセイは貴重で、おそらくこのシリーズの3冊意外ないのではないかと思われます。(ある程度気楽なエッセイとして)
これが1で、2と3があります。
日曜の夕方には、枝豆をゆでる
日曜の夜は、せっせっと枝豆をゆでるためにキッチンに立っていました。
単純作業に没頭することで、普段はあれやこれやと考えてしまう頭を、その瞬間休ませられるからです。クールダウンというか、休み時間というか。
いろいろ考えてしまうとか、頭が疲れているという人には、ぜひオススメしたいところです。
まず、用意するのは
・枝豆
・鍋に水を入れておく(今回は1.5リットル)
・塩(水に対して4%、1.5リットルなら60グラム)
まずは、枝豆をざっと水洗いしてから、下処理をします。
枝豆の両端の少しをハサミで切る作業です。これをやることで、枝豆をゆでるときに、塩水が中にまで浸透させることができます。
左が処理前、右が処理後です。こんなもんかなと。
これを全部、繰り返して切っていきます。ここが、単純作業です。せっせっ。
全部切り終わったら、さっき準備した塩のうち、3分の1くらいを処理した枝豆に振りかけます。
枝豆には産毛があるので、両手で塩をこすり合わせるように、産毛を落とします。
これが出来たら、お湯を沸騰させます。沸騰したら、残りの塩(3分の2)を鍋に入れます。
そこに、さきほど塩で擦り合わせた枝豆を、洗わずに鍋に入れましょう。ボールの底に塩がたまっているので、それらも残らずに入れています。
鍋に入れると、一旦熱が収まるのですが、再び沸騰してきたら、ここから約4分ほど茹でます。好き好きがあるので、時間が短くなってきたら、一つつまんで好きな硬さで上げましょう。
上がりました。鍋からざるに移します。
このとき、上げた枝豆を水で洗しません。水で冷やそうとすると、味が落ちます。あくまで、そのまま。
代わりに、うちわであおぎます。1分くらい。さっさっさっ、と。
風で少し涼しくすることで、色が良くなります。きれいな緑です。
一丁上がり。ビールとともに、いかがでしょうか?
単純作業で心地いい時間
枝豆茹での単純作業は、はさみでの両端処理と塩で擦り合わせる作業。
無心で、何も考えずに単純作業に取り組みます。
この時間が、頭を休ませつつ、心地いいわけです。
この単純作業をあえて料理でやるのが好きで、学生のひとり暮らしのときからやっていました。
餃子の餡を作って、ひたすら包む。
天ぷらなら、えびの下処理をひらすらして、揚げる。
そして、枝豆ゆで。特に今はこれから旬で、冷凍ものや惣菜で売っているものと比べると安く良質なものが手に入ります。
今回買ったのは、結構な量で300円ちょっとでした。
やってみてはどうでしょうか?
村上春樹さんのエッセイとは絡ませられませんでしたが、
「単純作業で心地いい」というお話でした。
編集後記
今日のラストはトーマス風で。
これはパーシーとゴードンですかね?
自分でやる枝豆ゆで。結構いいですよ~。
今朝は不覚にも二度寝をしてしまい、6時起き。甘んじました。