本を読むことの意味。「当たり前のこと」に、いかに気付き・実践するか。


ここのところ、読書熱が強いです。

昨日の記事で朝型に切り替える宣言をしてますが、夜型にハマりやすいのも読書したい熱が強いとき、よくあることです。ここまで、先まで、読み終えたい・・・、からくる時間の経過でいつの間にかこんな時間!?というパターンですね。

そんななかで、どうして自分は本を読むのか・・・街頭インタビューの取材みたいですが、考えてみました。

いろいろ理由はあるのですが、そのなかでも割と重要なウェイトを占める理由として、本を読んで、「当たり前」を知るためではないかと。

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本を読むことの意味。

本を読むことの理由はどんなことがあるでしょうか。

勉強のため、仕事のため、教養を養うため、自分を高めるため、なにかを成し遂げるため、解決したい悩みのため、自分のため、誰かのため・・・など、これ以外にもそれぞれの目的に沿って意味はいくらでも存在しているでしょう。

私が本を読むときは、そのときどきの何かのために、直接的に目的を持って読むことも多いです。先般であれば、「人は誰でも講師になれる」という本を読んでますが、その本は直接的に目的を持って読んでいる本です。

こういった直接的な目的を持って読む本がある一方、ダイレクトに何かのためというものではなく、仕事や暮らしに何らかのエッセンスでもって効いてくることを求めて読む本もあります。

考え方、過ごし方、生き方・・・など、方法論が多くなってしまっていますが、こういったことに対して効いてくるエッセンスを求めて読むわけです。

どこに効かせたいかといえば、大枠でいえば仕事・暮らし・家庭など。

もう少し小さくするならば仕事のスタンス・仕事の進め方・人とどう接するか・どういう意識を持って日々暮らすか・自分を取り巻く環境はどうありたいか、など。

と、細かくすればいくらでも細かく出来るのですが、もっと大ざっぱに言ってしまうと、仕事でも暮らしでもどこでも、「当たり前のこと」を当たり前に出来るように、「当たり前のこと」に気づくかということを求めて、自分は本を読んでいるのでは?と。

「当たり前のこと」をする。「当たり前」に気づく。

日々仕事をしていて、日々を過ごしていて、実は「当たり前」とされるようなことは、案外出来ていないことも多いです。「当たり前」や、それと似ている「常識的」であるということは、案外簡単ではなくて、実は理想的というか、それだけで結構人間として出来てるヤツであるような気がするんですよね。

謙虚にするとか、礼儀をわきまえるとか、整理整頓するとか、こういった、ちゃんとしている人になるのは案外難しい。

仕事でも、本来仕事はこういう意味があって、こういう考え方でやると良いといったものがあります。例えばいま、目の前にある仕事をただこなすだけでなくて、何のために、どういう意味があって誰に対しての貢献なのか考えてやるといったことです。

こういった、「社会人なら身に付けておかなければならない作法・考え方」みたいなものは、実際はみんながみんな持ち合わせているのではなくて、気付くときは気づくんだけど、そのうちルーチンにハマっていくうちに知らず知らず抜け落ちるとか・忘れてしまって、なかなか標準的に備えることが出来ないんじゃないかなと思うわけです。

私の場合、ただ流れにまかせて過ごしていると、知らず知らずのうちに流されて仕事をこなすようにこなしてしまうわけで、自分を客観視できていないことも多いです。

こういう「当たり前」のことは、誰かが言ってくれて気付くこともありますが、大人になり社会人になるとそういう機会はなかなか与えてもらえないものです。

ここまで考えつつ、本を読む理由は何かと思えば、こういった「当たり前」に気付くためというのが、本を読む理由全体の半分くらいを占めているような気がしますね。

そして、気付いたら軌道修正のために、実践する。ここまで含めて読書の意義があるといえるでしょう。

気付きはいろいろな本から得られる。

ここまで、本を読むことの意味を「当たり前」と絡ませて考えてきました。

ただ、「当たり前なこと」、とはいっても、「こうでなくてはならない!」というのはちょっと違う気がします。

「当たり前」には幅、レンジがあって良いと思うのです。いろんな方面・角度・尺度で幅を持っての「当たり前」ということです。

だから、必ず偉人の古典から気付くべきとか、なにか決まった書から拾ってくるとかというのはなくて、どんな本でも良いのだと。

例えば、投資のマンガ「インベスターZ」を紹介した記事を以前に上げましたが、

経済実態が分からなくて税務処理に困る税理士はマンガでもなんでも読んで叩き込む!マンガ、インベスターZで分かる株と投資。

この作品から結構いろんな「当たり前」を気付くことが出来ます。

経済的なこともそうですが、仕事観に効くこともあるような。

そして、この作品の作者である三田紀房さんの、以前の作品で有名な「ドラゴン桜」をいま、中古で大人買いして読んでいるのですが、受験マンガで受験テクがメインですが、話のストーリのなかでいろいろと学びになる要素がけっこうあります。

ここでも「当たり前」に気付けている部分は大きいです。

「当たり前」に気付くための読書、どうでしょうか。

編集後記

今回、紹介した「ドラゴン桜」。夏に全巻購入して、合間合間で読んでいたらもうすでに結構日にちが過ぎてました・・・。ようやく昨日10巻を読み終えて続きをいま読んでいるところ。

そして、「インベスターZ」は最新号が先週出たのを既に買っているのがまだ読めていないので週末に読みふけろうかと。

とはいえ、明日は10日間チャレンジの当日。

今朝から若干、からだがダルい気が・・・。今日は早めに休みます!


クラウド会計ソフト対応の税理士 野田翔一です

さいたま市大宮にてクラウド会計ソフトを専門をはじめとしてサービス提供をしている税理士です。クラウド会計ソフトを使った経理の効率化、請求書や給与ソフトとの連携で経理を楽にする提案・キャッシュレス対応へのアドバイスなどを得意としています。税務顧問・スポット相談いずれも対応しています。 税理士野田翔一税務コンテンツHPはこちら 代表プロフィール税務顧問 スポット税務相談 クラウド会計導入コンサルティング
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