いま読んでいるのが、村上春樹著の1Q84。
ずっと置いてあって、なぜかこのタイミングで読み始めました。
先日、いつものように5時ころ起きて、小さい仕事を済ませた後で、ぽっかり時間が空きました。
そこで手に取ったのが、この小説。
いやー、朝早く起きての読書。読み物を読む読書、良いものです。
小説は、静かな環境でひとりで読みたい
高校大学と、学生時代は、そこそこ本を読んでいました。
その頃に読んでいた本は、いま読む実用書とかビジネス書の類ではなく、小説、エッセイ、ノンフィクション、旅行記のようなものでした。
そういった、いわば読み物を、じっくり。読みたいものを読みたいように読む、ということをしていました。
時期的には、10年から少し前。
ちょうど、ヴィレッジバンガードが多店舗化しだす前の、下北沢店によく通っていて、変わったエッセイを探してみたり。笹塚の古本屋が気に入っていて、捨てる寸前みたいな小説とかコラムみたいなものを50円くらいでゲットしてみたり。
まぁ、好きに読んでました。なにを読んでいたか覚えていないくらい。
その頃から思っていて、今も思っていることが、ひとつ。
本は、とても静かな環境で、ひとりで読みたい、ということ。
理想的には、これもまた村上春樹さんの本なのですが、海辺のカフカで少年が山奥の小屋で身を隠しているときにあったような、静かな環境に憧れています。そういった環境で、本を読むことに。
「長い休みがあったら、なにしたい?」と言われたら、
ハワイ、トレイル、温泉・・・ではなくて、本を10冊くらい持って、静かなところでじっくり読みたいと思っているほど。
持って行く本?
そうですねー、リストはないけど、すぐに出来そうです。
要するに、自分の時間で本を読みたいというのが、私がやりたいこと。
そこで、先日の朝にバックします。
思わずぽっかり空いた、朝の時間。1Q84の小説を手に取りました。
山小屋での読書と早起きしての時間の関係
早起きをしてかれこれ数年。そして、ブログを書き始めて2年。
税理士の受験勉強のメインのときは、朝早く起きれば計算問題を解き。
大学院で税法論文を書いているときは、朝早く起きて論文を書く。
そして、いまは早く起きたらブログ。
ん?朝早く起きて小説を読んだことは、これまでなかったことに気付きました。
そこで、再び先日の朝。
ちょうど読み始めて、数ページ進んでいた1Q84。いま読んでみようと思いました。時間はまだ、6時ちょうど。まだまだ時間はあります。
読み進めつつ、あることに気付きました。
あれ?静かな、自分だけの時間じゃないかと。山小屋まではいかなくても、結構理想としていたものに近いんじゃないのか?と。
おー!
なぜこれまで、それに気付けなかったのか。これまで、早起きについてブログをいくつか書いてきて、
「朝の時間は、自分だけの時間」
「誰にも邪魔されず、好きなことをするなら、朝の時間」
とか語ってましたね・・・。気付けよー。
なぜか、理想の山小屋での読書と、早起きの時間がリンクしていなかった。
しかし、ここで繋がりました。山小屋は、自宅でも実現できる。
それから、朝のブログの時間や、ほかの仕事を早めに終わらせて、小説を読む時間に充てています。
小説読みたいなら、早起きをしよう
そこで、新しい提案ができました。
小説を読みたいなら、早起きをしよう、というもの。
これはあくまで私見ですが、小説は自分のペースで、読みたいように読む。ビジネス書とは違って、話の流れがあるので、区切りのよいところまで読めるのが理想かなと思っています。
そのためには、ある程度の時間が必要で。さらに静かな環境だと集中して読めてベストだなと。
さらに、やりたいことがあることが、早起きをする上では最も効果があるので、小説を読みたいという欲求は、なおさらグッド。
起きられるし、読める。読めるので、起きられる。相乗的に効果があります。
今さらながらに気付いたので、これまで何をしてきたのか・・・という感じもありますけど、ぐるっと一周二周してみて、ようやく気付いてたどりつきました。
けさ、今日は5時半に起き、いまは6時半。あっ、まだ少し読めますね。
編集後記
昨日は決算業務をメインで。
夕方からは、直近、税理士グループで話題のあるテーマについて、いくつかブログを読んで調べものを。
最近、なにがどう繋がって、どう変わっていくかが読めないので、迷ったら先行して学ぶようにしています。