誰かに何かの仕事を依頼したいというとき、どういう判断で選ぶでしょうか。有名な会社であればそこそこ安心だし、紹介なら大丈夫か、ウデは確かか、話してみてどうか、などいろいろあると思います。今日は、いろんな判断要素のなかでも、人となり・パーソナリティーといいましょうか、そのあたりを考えてみたいと思う。
仕事を依頼するとき、何を判断基準とするか?
仕事を誰かに依頼するとき、その仕事の相手先と初回の相談、そのうえで依頼を決め、その後数回の打ち合わせを経て、確認決定し、仕事を納めてもらい、お金を払う。
このような過程を経て仕事は進んでいきますが、初回の相談から都度都度の打ち合わせで、多くの会話が取り交わされるかと思います。仕事の依頼内容にもよりますが、ある程度、双方で内容を突き合わせ、議論したり、場合によっては休憩がてら一緒に食事をして、ラフにその内容を相談しあったりする過程を経て、お互いに納得したうえで、仕事を完成にもっていけます。
何度も打ち合わせをするということは、たくさん話し合わなければなりませんよね。会って、目の前にして何度も話し合う。できれば、話しやすい、感じが良かったりするほうが楽です。
相手先をどう思うかは、初回の相談である程度判断するかと思います。仕事の精度がどうかというのは、自分が全くの専門外のことを依頼するのであれば、細かく判断できません。仕事の精度が不安な場合はとりあえず大手に依頼する、という方もあるかと思いますが、やはり、相手がどういうパーソナリティーであるかというのがある程度、重要になってくるのではないでしょうか。
仕事の依頼先を選ぶ基準としてのパーソナリティー
どうせ一緒に仕事をするなら、その相手の人間性・個性を見て、うまくやれそうだなと、と思う相手と仕事が出来るならベストですよね。この点については相手と話してみてどうか、という点に集約されるんじゃないかと思います。これは、依頼をされる側としても、自分のパーソナリティーが、仕事にある程度関係してくるということを示します。
人間性や個性、そのひとを表すパーソナリティーは、人生で積み上げてきた日々、学び、仕事、色んなもので構成されているかと思います。なかなか一朝一夕には変わらないものですが、自分がどうであるか、は考えておきたいものです。
仕事が忙しすぎて、きつい人当たりになっていたり、あまり話を聞いていなかったりすることが、場合によってはあるかもしれません。そんなときに、初回面談のミーティングを受けていたりすれば、あくせくしたり、少しいい加減に対応してしまって、相手から合わないなと思われ、失敗するかもしれません。
パーソナリティーは人間性や個性などを表す言葉ではありますが、仕事を依頼してくる相手からすると、どう対応しているか、ということも、とても重要になってくるでしょう。
自己鍛錬や多彩な趣味、トークが上手、話題に欠かない。こういった豊かなパーソナリティーも大事ではありますが、最近自分はどうあるかな、と思うことで、気付きがあるかもしれません。
日々の仕事に落とし込む
最近自分はどうかな、人にどう対応しているかな、と考えて、こう変えるともっとうまくいくかもしれない、と思えばやってみる。これだけでも良いでしょう。毎日、仕事に追われていると、そこまで気が回らない。自分の時間がないから自分磨きもできない。という状況にあることもあるかと思います。
ある程度は、趣味や日課でやっていて自分としての武器になるもの、そして最近の自分を考えて、日々の仕事にうまく落とし込むことが出来ればベストですね。
写真に写っている星野源さんの雑談集、大宮エリーさんのエッセイ。
年末年始に読んだものですが、週末、本棚の整理をしてまたパラパラ読み返してみました。多彩な仕事、趣味、個性を持つ方の考えや活動や暮らしをかいま見る。多彩なパーソナリティーを知ることで、少し、自分もどうか考える機会になりました。
たまに読みかえします。