あるジャンルの音楽。あるバンドが気に入ると、そのシーンの音楽に浸りたいと思うことがあります。
私の場合は、深入りしてあれこれと聴くほうです。
ただし、それをやろうと思ったとき、どう浸れば良いか?意外に分からないのかも知れません。
そんな、音楽の深入りの仕方について、語ってみましょう。
音楽の深入りの仕方。音楽に浸ろう。
音楽が好きで、けっこう聴いています。聴いてきました。
中学高校時代に、日本のインディーズパンクシーンにハマって、相当浸りました。
その深入りが今も生きていて、その頃聴いていた音楽をメインに、パンクやロックを中心に和洋問わず聴いています。
今でもやはり良く聴くのが、HAWAIIAN6というバンド。
高校の頃から聴いていて、今もやっている数少ないバンドです。
当時、まずHAWAIIAN6から入って、インディーズのシーンに浸りました。他にもたくさんバンドがいるだろうから、聴いてみたい、という風に。
ただ、どうやって探して聴いていけば良いだろうか?と思った当時でした。
今では自分なりの手法が確立しているので、新しい音楽に出会って深入りしたくなったら、ある方法で浸っています。
浸りましょう。
まず、あるバンドそれだけに深入りする
あるバンドの、最新アルバムから入って、気に入って深入りしたくなったら、まずはそのバンドがいるシーンではなく、そのバンドそのものを深入りした方が良いでしょう。
というのも、バンド・グループ・ソロの歌手ともに、過去から始まりどんどん変わって行っています。ある一枚だけを聴いて、そのバンド・そのシーンに深入りしようとすると、思い違いをすることがあります。
「ちょっと違ったかな?」と。そうならないように、まずはそのバンドなりグループを攻めます。
今日の記事のたとえは、すべてHAWAIIAN6のアルバムで話を進めます。あしからず。
HAWAIIAN6でいえば、最新アルバムはBeyond The Reach。そして、現行手に入るものとして旧譜は、SOULSまであります。(全作あるはずなのですが、見つからなかった・・・)
バンドの最新アルバムから入って聴いている場合、深入りは新しい順にやるようにしましょう。個人的に、そう思います。
やはり、バンドはどんどん変わっていて、同じバンドでも曲や音にも、違いが出ます。
新しい順に旧譜を攻めるのは、変わっていたとしても、違いが小さいアルバムから順に聴いていくと、いい感じにちょっとした違いを感じつつ、良さが分かります。
そうではなく、最新→一枚目、と攻めると、全然違う感じだったりします。そこで、なんか違うと思って離れてしまうともったいないかなと思います。
HAWAIIAN6でいえば、メンバーも変わっているし、レーベルも違う。音質にも違いがあるかもしれません。いろいろ違いがあります。
最新で気に入ったら、新しい順でいくと、うまく浸れます。
同じシーンの、別のバンドを攻める
あるバンドを気に入り、いくつかのアルバムを攻めると、同じシーンの他のバンドも聴いてみたくなります。
同じバンドをのアルバムを全部聴いてからでも良し、途中でも良いでしょう。
同じシーンとは、たとえば日本のインディーズシーンであれば、
・同じような音楽性のバンド
・音楽性は違うが、よくライブで対バンしている
・好きなバンドのメンバーがやっている別のバンド
・同じレーベル(レコード会社)の他のバンド
などが良いところかなと思います。音楽性、雰囲気、良さ、何らかの共通点が感じられたりします。
またまたHAWAIIAN6で話を進めると、かつての私はBBQ CHICKENSというバンドに出会いました。
BBQ CHICKENSは、HI-STANDARD(ハイスタ)のギタリストであり、PIZZA OF DEATHという初期のHAWAIIAN6が所属していたレーベルの社長である、KEN YOKOYAMA(横山健氏)がギターでフロントマン?をしているバンドです。当時も有名でしたが、今やすっかり有名です。ハイスタも復活してますしね。
BBQ CHICKENSの当時のドラムは、HAWAIIAN6のHATANO氏が担当していたこともあり、自分なりに共通点を見出して、聴くことにしました。
音楽のジャンルとしては同じではないですが、こうして同じシーンの音楽・バンドを広げることが出来ます。
BBQは、いまだに聴くとシビれます。ここで、シーンを広げたら、またそのバンドの別のアルバムを聴いてみるのもアリです。
さらに、この激しめなBBQなどを聴いていると、ハードコアパンクというジャンル(当時はよく言っていた)というジャンルに深入りしたくなることがあります。
さらに、シーンを広げられます。
別のバンドから、さらにシーンを広げる
どこまでが正しいシーンか。それは諸説あり、それぞれが思うところがあると思います。
一般的に、
「どこまでが、あのシーンだよね」というのはあるのでしょうが、どんどん深入りして浸っていくと、自分のシーンが出来てきます。
俺のシーンは、俺だけのものです。
高校生の時分に、さらにシーンを広げたくなり、いろいろ聴いてみました。
そこで、出会ったのは、Iscream 7 showersという、神戸のバンドです。
シーンを広げてみると、自分にストライクなバンドに出会うこともあります。これが楽しい。
当時、Iscream 7 showersは自分にとってストライクで、デモテープを買って、アルバムが出れば聴き、神戸や三重までライブを見に行ったりしてました。
CDは、ほとんど絶版みたいです。今でも、たまにライブをやっているみたいです。
自分で聴き進めてどんどんシーンを広げていくと、自分のシーンが出来ます。自分のシーンを、誰かと話すのは、楽しいです。当時、あれこれ聴きながら、仲間と話してましたね。
シーンが広がると、ある程度の枠が出来て、それを中心に幅広いジャンルの音楽を聴くことができるようになったりします。
いま、こうした音楽に浸るというのは、あまり流行らない?のかもしれませんが、楽しいもんですよ。
最近、一時期ほとんど聴いていなかったCDを、引っ張り出してけっこう聴いています。
音楽に深入り、浸るのは楽しいです。
音楽の深入りの仕方、浸り方。私がとっている方法について書いてみました。
ぜひ。
紹介したバンド、CD。気になった方がいたとき用に、一応リンク張っておきます。
編集後記(きのうの野田)
きのうは個別事案の対応をしつつ、先日書いたパーソナルトレーニング記事の続編の準備。
2・3日中に、アップしたいところです。
帰宅後に、軽くビールを飲みながら、星野源のYELLOW RADIOという、スペースシャワーTVの特番の録画を見る。その後、ブログの準備をして、寝たのが0時。
翌朝、少し寝坊しました。