読書やセミナー受講など、まとまった学びの機会があった後は、必ず復習をするようにしています。
復習は、当たり前といえば当たり前のことではあるのですが、そう簡単でないことも分かっています。しかし、復習は欠かしたくない。
そのため、復習ができるように、ある工夫をするようにしています。
復習があってこその学び・勉強
復習を大事にしています。
大事な学びも、新しい発見も、見聞きして、そのままにして放っておけば、何ににもなりません。ただ通過して忘れていくだけです。
「鉄は熱いうちに打て」を地で行くように、読書やセミナーにて、新しい知見を手に入れたら、その日のうちに復習するようにしています。
復習への熱、大事さについて、以前に書いたものもあります。
この記事で書いた復習方法は、私が普段持ち歩いているネタ・メモ帳に、復習内容を記していくという方法でした。具体的には、私がコンサルで確認したい内容を事前にリスト化しておいた紙に、コンサルでのヒアリングで確認したことを書き足したものを、整理してまとめたという方法です。
あの記事を書いた前日、とあるコンサルティングを受けており、その日のうちに復習をしたという話が元になっています。
私は、大事な復習は基本、手書きでやります。その方が定着率が高いと感じているからです。
ただ、この方法だと時間がかかるのが難点ではあります。すべての復習で、これをやるのは難しいのです。
とはいえ、復習はしっかりやりたい。
そのため、超簡単復習法も取り入れています。
超簡単復習術、これならできる
読書・セミナー受講、税務研修会など、日々多くの学びに触れています。
このなかでも、税務研修会は結構受講しています(税理士なので・・・)
税務研修会は、その多くが冊子型のレジュメが配られ、それに沿って有名な税理士が講義をする形式で行われます。テキストがあり、そこに大事なことを書きこんでいく形式で、受講します。
正直、税務研修会の復習は面倒くさいです。テキストは字で埋め尽くされているし、内容はややこしい・・・。しかし、そうも言ってられません。復習はします。
そんな、ややこしい税務研修会の復習をするために、取り入れた方法があります。
実際に復習でやることは、excelシートに箇条書きで打ち込むだけ、です。
研修を受け、テキストに書かれていて大事なことはマーカーをし、重要なポイントがあれば書き足しています。これらは、この研修で学ぶべきこととなります。
このマークしたこと、メモしたことについて、シートに箇条書きで一気に打ち込みます。
これだけです。内容を確認しつつ、打ち込んだら完了します。
もともと税務研修の復習に使っていたこの方法を、今では読書・セミナー受講でも活用しているというわけです。
たとえば、読書はマーカーを引きながら、こんな感じで読み進めています。
読書の復習なら、このマーカー箇所を、excelシート打ち込みします。これで、読書の振り返りは概ね問題ありません。
セミナー受講なら、税務研修会と同様、レジュメがあればレジュメの内容メモ書き。レジュメがなければ自分でメモしたことについて、シート打ち込みをするということになります。
復習は、これだけでOKです。
また、このシートを見返せば振り返りも出来ますし、印刷すれば持ち歩けて、どこでも確認することも可能になります。
復習しなければ何にもならない
ここまで、私がやっている復習法について書いてきました。
ここまで復習にこだわっているのは、復習しなければ何にもならないからに他なりません。
というのも、読書にせよ、セミナーにせよ何にせよ、インプットだけでも多大な時間がかかります。本は読むのに何時間から数日かかり、セミナーなら数時間受講します。
そこまでの時間をかけて、娯楽ではないものを学ぼうというわけで、どうせなら復習をしてしっかり自分のモノにして、完結させたいと思うのが人情です。
難しい本、小難しい話は、インプット段階でもつらい場合があり、正直「早く終わらんかなぁ」と思いながら進んでいる時もあります。そして、読み終わり、聞き終われば一旦ホッとします。
だから、終わるとそのままにして、復習はしないという流れになりがちです。復習しなければ、忘れて終わるだけです。
そうならないために、ある程度頑張ってインプットを終えたのだから、「あともう少しだけ・・・ここまでやって終わり・・・」と、思いながら復習をしています。ラスト復習で完結ですからね。
読書やセミナーのインプットは辛いし、その復習となると、また辛い気もしますが、そこは簡単な復習術で乗り切っています。
復習習慣は、なかなか付けにくいものですが、仕組化していればやりやすいものです。
私の方法しかり、オリジナルしかり、良い方法でやってみる価値は大いにあります。
編集後記
トップと文章途中の写真は、以前に所得拡大促進税制の研修会に参加したあとに復習したもの。
細かい数字は抜きにして、大枠と流れだけ分かればOKと思って完結させます。
復習はしても、また気になれば見直すし、再確認すれば全然大丈夫ですね。