早起きをしようとする第一日目は、前日が何時就寝だとしても、起きたいと思う時間に起きること。
まず、これをやらなければ、早起きは始まりません。
夜が遅くて翌日起きれないなら、起きることはできない
「早起きで自分の時間を作って、やりたいことをやる」
日々、仕事だ、家事だ、家族サービスだという毎日のなかで、自分の時間を確保するのは難しいもの。
5分10分ならまだしも、30分から数時間という時間は、なかなか捻出できるものでもありません。
だからといって、一日のすべてが終了しようとする夜中を、自分の時間としても、疲れているし集中力も途切れ途切れで、なにかを始めても結構グダグダで終わってしまうことも多く、こうした日々が連続するということも、多々あります。
そこで、冒頭の朝転向を狙うという方は多いでしょう。
しかし、ここで問題が起きます。
要するに、「起きれない」という事象が生じるということ。
よくあるパターンとしては、翌日5時から早起きをしようと思い、そのつもりではいたが、なんとなく仕事が伸びてしまい、さらに帰宅後にぐだーっとしていたら既に23時・・・。ここから風呂に入ると、寝るのが24時すぎになる。「いやぁ、24時に寝たんじゃ5時には起きれない、明日はやめておこう」というケース。
このパターンを、幾度となく繰り返して、いつの間にか早起きというワードは頭から消え去って、なんとなく夜型に定型化するというわけです。
早起きをしようとするなら、ひとつ鉄則があります。
早起きを始めようとする第一日目の朝は、前日が遅かったとしても、起床設定時刻に起きる必要があるということ。
寝る時間に合わせて起きようとすると、早く起きることなんかできません。
「早寝早起き」ではなく、「早起き早寝」
前日が遅くなろうとも、起きると決めた時間に起きることを始めなければ、早起きは始まらない。
これを端的に表現すれば、「早寝早起き」をするのではなく、「早起き早寝」をしようということ。
早起きに慣れないうちは結構夜型だったりして、その時間軸から抜けるのが難しく、「早寝」をしようとすると、いつまでたっても出来ないものです。
そこで、一日目がスタートとして、「早寝早起き」をするのではなく、「早起き早寝」をします。前日が25時就寝だっとしても、ここは5時に起きる。
これをやると、一日目の一日は、やや眠いかもしれません。しかし、これがスタート。
そして、一日目の夜も、また24時近くの就寝になってしまうかもしれません。しかし、それでも5時に起きます。それを繰り返しても良い。
そこで、ひとつ問題は起きます。
「そんなんやってたら、体が持たんよ」という話。
しかし、大丈夫です。いつの間にか、「早起き遅寝」が、「早起き早寝」に切り替わっていくものだから。
「早起き早寝」の「早寝」は作り出される
「早起き遅寝」の日々が続きつつも、早起きで時間を作ってやりたいことをやっていると、結構充実感が得られます。
「早起きいいんじゃない?」こうなると、早起きペースになるので、「早起き遅寝」の状況を脱するようになります。正確に言うなら、脱するようになってきます。
ベストなコンディションで朝を迎えて、ハイパフォーマンスで事に挑みたいのであれば、なるべく早く寝て睡眠時間を確保する必要はあります。
それが正しいと思えてくると、頭も体もそちらに向くので、これまで夜遅くまで起きていたのがウソかのように、早く寝るようになってきます。
帰宅し、食事や家事、風呂からの、早い段階での就寝と決め込みます。
実際、時間はないようでいて、結構浪費してしまっているのが本当のところです。
仕事後の余暇、休息ではあるのでしょうが、帰宅してからグダグダとスマホを見てしまっているとか、見るでもなくテレビをつけて眺めているとか、なんとなくビール飲んでしまうとか、時間を使ってしまっています。
こうした時間は、1時間・2時間と、消え去っていきます。
「早起き早寝」をしていると、自然とそうしたことはしなくなります。というか、そうせざるを得なくなります。
また、早起きをしている人であるというイメージが付くと、なんとなく残業で帰れない職場でも、帰りやすくなるという特権が付きます。必ず付くわけではありませんが、その可能性は固まります。そうなれば、なおのこと早く帰れるし、早く寝れます。
ある意味、時間術・効率化を図ることもでき、相乗効果も期待できます。
こうして、早起きライフが定着してくれば、さらに早い時間に起床を設定するなどして、充実の朝が常時確保されるというわけです。
早起きは、こうして作り出されます。
まずはとにかく「早起き」。「早寝」は後から。早起きはここからスタートです。
編集後記
今夜から雨・・・。
本来は今朝走るべきなのでしょうが、ブログを優先。
日々、葛藤しています・・・!