売上は数を上げれば良いのではなく、お金の回収をしてはじめて意味があるものになります。
特に、起業して事業を始めた段階、スモールビジネスであるなら、なおさらお金の回収は生命線になってきます。
仕事をとる、仕事を受けると同時に、どうお金をもらうか・いかにしてお金をもらうかということが大事になってきます。
仕事はお金の回収があってこそ、はじめて意味がある
仕事の提供とお金の回収は、切っても切ることができません。
それを仕事としてやっている以上、仕事を提供したら、お金の回収をしなければ仕事になりません。
よくあるのが、仕事をとる、仕事を受けることが先行してしまい、お金の回収にまで手が回らないというケースが見られます。
仕事を提供したら、当たり前にお金を払ってもらえると思っていたら、全然払ってくれないということがあるわけです。
催促をして、催促をして、ようやく払ってもらえる。
あるいは、そのまま払ってもらえないというケースもあるかもしれません。
仕事は仕事として提供している以上、お金の回収があってはじめて意味があるものです。
仕事を提供すると同時に、お金をもらえるために出来ることをしましょう。
お金をもらえるために出来ることをしよう
「仕事をしたらお金はもらえる」
それは明確なことであり、ルールではありますが、様々な理由、要因で、お金を払ってもらえないことがあります。相手が経済的に困っていることもあれば、全然そうでない場合もあります。
お金をもらえるようにするために、出来ることをしておきましょう。
お金をもらえるようにするために出来ることとしてあるのが、たとえば以下のものです。
・お金の話はしっかりする
・前金でもらうという方法、特に一見さん。
・払ってもらえなければ、臆せずに催促する
仕事を提供したのならお金はもらえるはずではありますが、お金をもらえるようにするには、ちょっとしたコツがあります。
お金の話はしっかりする
お金をもらえるようにするために出来ることとして、お金の話をしっかりする、ということが挙げられます。
基本的には契約や合意をとって、仕事の提供は約されるわけですが、仕事そのもののやり取りが先行してしまい、お金の話が曖昧になってしまっているケースがあります。
どういった仕事を、いくらで。そこまでは決まっていても、いつまでという期日が決まっていなかったというケースなど、あるものです。
あるいは、金額すら決めていないという場合もあります。ざっくりとした金額だけ決めておいただけで、ちゃんとは決まっていない。こちらは仕事が終わった段階で確定しようとしていたが、相手はざっくり金額でOKと思っていた。
支払期日が曖昧だと、いつ払っても良いと思われてしまうことに繋がります。
「払ってくださいね」「なるべく早めで」というのだと、払ってくれない相手は払ってくれないことが多いです。
金額が曖昧だと、後手で値切りをしてくる可能性があります。これも払ってもらえない原因になります。
お金の話はしづらいと思われますが、一番肝心なところです。
前金でもらうという方法。特に、一見さん
いくらで、いつまでを決めて、それを入金してもらう。
それを無事に済ませる最も安全で、確実な方法が、前金でもらうという方法です。
仕事の提供をする前に、お金をもらいます。これをやれば、取り損ねることはありません。
特に、仕事の相手が一見さんであり、初めてやりとりをする相手であれば、前金でもらうようにしておいた方が良いでしょう。
というのも、お金をもらえないケースとしてよくあるのが、一見さんとの仕事だからです。
得意先とのやり取りが後払いだから、一見さんとの取引もなんとなく後払いにしたら、全然払ってもらえなかったというケースがあります。
ある社長さんは、初回の取引では必ず前金でもらうようにしていて、入金がない限りは商品は引き渡さないと決めていて、そうされているそうです。
あるいは、普段から前金でお金をもらえるのであれば、そうする。交渉してみるというのも手でしょう。
お金を払ってもらえなければ、臆せず催促する
いくらを、いつまでに。それを決めておいても期日までにお金が払ってもらえないのであれば、臆せずに催促をすることが大事になってきます。
ここで、お金の話はしづらいとか、金にうるさいと思われるのが嫌とか思うのはやめておきましょう。
払ってもらうべきものを、払ってもらうための催促です。
期日が決まっているのであれば、期日が過ぎた翌日にでも催促した方が良いでしょう。期日を過ぎて、日数が経過すると、期日の効果が薄れてきます。期日を過ぎたことと、入金確認がとれなかったことを伝えましょう。
臆せずに、ちゃんと催促をする意味は、もちろんお金をもらうことではありますが、払わないといけない相手だと思ってもらうことにも繋がります。
稀にあるのが、払わなくても良いと思われることで、払ってもらえないというケースです。
「あんまりうるさくないし、払わなくても大丈夫そうだな」と思われると、払ってもらえません。ごく少数ですが、払えるのに払わないという人はいます。気を付けないといけません。
また、資金繰りが厳しい相手であれば、催促してくる、うるさい所を優先的に支払っていたりします。この場合であれば、うるさくしましょう。
仕事は受けること、とることが優先されがちで、お金が二の次になってしまうというケースは少なくありません。
社長さんでも、お金の話が苦手であるという話は、よく聞くものです。
しかしながら、実は一番大事なのが、お金の回収です。
しっかりと払ってもらえるように、払わないといけない相手だと思ってもらうためにも、お金の話はしっかりやっていきましょう。
編集後記
けさは、5時少し前に起床。
猫のちびが、朝からドアをずっと引っ掻く音でしぶしぶ目覚ました。
ブログをざっと書いたあと、自宅トレ。その後は村上春樹さんのラジオをラジコで聞きつつ、文章のチェックをしてました。
今日は、相談対応など。