本の読まず嫌い。気にはなるけどあえて読まない本。
もしかしたらそういう本で視野が開けるかもしれない・・・なんて思っています。
今日は、本の読まず嫌い。考えてみます。
本の読まず嫌い
写真は、先日、アマゾンのマーケットプレイス中古で、1円で購入した「もしドラ」
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記事にもあげました。
この「もしドラ」は、今まで読んでこなかったドラッカーの本をそろそろ読んでみようかなと思った矢先、いろいろ調べると「もしドラ」から入るのもアリという話を聞き、手に入れたわけです。
この本、発売されて、すごい売れたのは確か7、8年くらい前だったかと記憶しています。
流行っていたときには、内容も軽そうだし、売れてるからって読まないよ、なんて思っていたりもしました。まさに読まず嫌い。ただそのときも認識はしているわけです。流行ってましたしね。
とはいえ、時を巡って、読まず嫌いしていた本を読むことにしたわけです。
読んでみれば、なかなか悪い本はない
「もしドラ」に関していえば、いざ読み進めてみれば、話はそこそこ読めてしまいますし、私のようにドラッカーをこれから読んでみようかという初心者としては、基礎の基礎を作るうえで、案外バカにはできないものだな、と思いましたね。
この、「もしドラ」に限らず、流行っていたり、話題だったりするけどブームすぎてなんとなく毛嫌いしているという本、ヒットしているというだけあって、読めてしまいますし、内容もなかなか良いです。当たり前といえば、当たり前なんですけど・・・。
読まず嫌いというか、流行っているからという理由で批判的に読まない、というのも結構もったいないですよね。
一度も読んだことのない読まず嫌い、そして、一回は読んだけど、そのときはハマらなくて、その著者の他の著書を読まず嫌いというケースもあるかもしれません。
学生時代にもそういうことはあって、高校で国語の教師に勧められた村上春樹さんの「ノルウェイの森」、実際に読んでみたものの、まだ良さが分からなかったのか、なんとなく読んで終わってしまいました。他の著書にはいきませんでしたしね。
しかしながら、その後、大学に入ってから書店のブックフェアで村上さんの本を見かけて、読まず嫌いもある程度の著書を読んでから決めよう、と思ってデビュー作から読みはじめ、見事にハマって、ほとんど読み終えてしまいました。
以前読んでハマらなかったとしても、タイミングをずらすとハマったりもするので、一度手に取ってからの他の著書への読まず嫌いも、案外壊して読んでみると良いかもしれません。
読まず嫌い、人生損しているかも
本の読まず嫌い、人生損しているというのはやや大げさかもしれませんが、読んで損はない本もあるはずです。
今回紹介した、気になるけど流行っているから読んでない本や、一回ハマらなかった本も、いざ読んでみると効果があったりするかもしれません。「もしドラ」も今後の読書の下地の下地として、効果がありました。
また、最近では、「マンガで分かる・・・」といったマンガで難しい著書を読み解くといったシリーズも、少し読みだしています。これも読まず嫌いしていました。マンガなんて・・・と思ってました。30を過ぎて、このへんのハードルは最近下がってます。
少し前までは、あえて難しいものを読む、ということをして、結局読み切れないということもありました。そういった本の導入にマンガで読み解くシリーズを使って読んでいます。
読まず嫌いも読んでみれば、食わず嫌いのようにおいしいと感じるかもしれません・・・!
編集後記
昨日は、午前は事務仕事、午後は税理士会大宮支部の定例会へ。
実務研修会で、税理士業界では有名な熊王先生の講義がありました。
延期になった軽減税率や増税の裏話含めてけっこうためになりましたね。
今日は復習しないと・・・!