仕事のメニューには、税理士の定番ともいえる顧問契約サービスに加えて、単発で相談をしてもらえるサービスも設けています。
単発のサービスを置いているのは、顧問ではなく気軽に相談してもらえるためである一方で、もうひとつ理由があります。
それは、多くの人と出会い、話す機会を増やしたいからです。
話すのは楽しい。話す機会を多く持ちたい。
税理士といえば、税金や経理についての相談に応じていることがイメージにあったりします。
ただ、仕事はそれだけではなく、黙々と資料や書類を作る仕事は案外多く、話す機会は作らなければ増やすことはできません。
もともと、話をするのが好きで、相談を通して話をする機会がたくさんありそうな税理士を目指したという背景もあります。
実際に仕事では、税金のことから事業の話まで、あるいは趣味や遊びの話まで、いろいろなことを話します。
これだけありませんが、話すことが仕事になっていることが、楽しいと思っています。
話すことは楽しく、そういった機会がより多く得られれば良いなと考えています。
税理士のメニューとしては少数派である、単発相談を置いているのは、より多くの人と出会い、話ができるようにするためでもあります。
顧問の仕事だけでは出会えない人と、単発相談で出会う
話す仕事の割合をもっと増やしたいということから、単発相談をサービスとして持っています。
通常、税理士のメニューにあるのは、顧問契約一本というのがスタンダードであったりします。
顧問契約をして、毎月いくらかのお金を頂きつつ、決算と税務申告の際に決算料を別途いただくというスタイルです。税理士の多くは、このやり方でやっています。
しかしながら、この方法。それなりにお金がかかってきます。ある程度、事業が軌道に乗っていて、順調でなければ顧問は頼めないでしょう。
一方で、顧問まではちょっといらないけれど、分からないことを部分的に相談をしたいという方がいます。そこで、顧問メニューのみを置いていれば、そうした方と会う機会はありません。
そのために、単発メニューを置いているというわけなのです。
単発相談を設けたいがための、ホームページ
話す機会をもっと持ちたいと思うことからの単発相談のメニュー。
税理士事務所のほうは、このブログとは別にホームページを持っていますが、ホームページの存在意味は単発相談を置くことであることがメインであったりします。
というのも、税理士のサービスと言えば、一般的に顧問契約だけであると思われているのが主流です。(利用はしませんが)税理士の紹介会社のホームページを見ても、やはり毎月いくらで、決算料いくらという書きぶりで、顧問が前提となっています。
仮に、ホームページがないとすれば、顧問以外で仕事を頼んでもらうことは、ほぼほぼないでしょう。
「顧問でなく、今回一度きりで相談できますか?」と聞いてきてくれる人はいないはずです。
人の心理というか、売ってもいないものを売っていますかと聞くのは億劫です。普通は聞かないんですよね。
それならば、「ある」と言わなければいけません。
そのために、ホームページがあると思ってさえいます。
単純に時間当たりで単発相談をできるサービス、クラウド会計だけに特化したサービス、事業を始めたばかりの個人の方向けのサービスなど、いつもあるサービスと、時期を見ておいているサービス、それぞれあります。
いずれも、ホームページに置かなければ知ってもらえないし、頼んでもらえないものです。
こうして単発相談を置くことで、顧問だけでない方と出会う機会ができ、話す機会が得られます。その上で、税理士を選ぶ際に、話せるかどうかを基準にしている方であれば、なおさら良し。
(どうせ)仕事をするなら、楽しい方がいいに決まっているわけで、少しでもそうしていきたいものです。
編集後記
けさは、5時起き。軽く3キロほどラン。暑いです・・・!
昨日は税務署から依頼を受けての個人事業の方の経理指導のヒアリングなど。
そして、ひさびさに本を2冊ほど購入。夜から読み込んでいました。