仕事相手に求める条件としては、仕事のスキルがあるか、ある程度の礼儀やマナーがあるかどうかといったことが、一般的には求められるところでしょう。これは物理的な条件と言えます。
一方、違った視点として、相手がどういう価値観を持っているかどうかも、仕事を一緒に進めていくうえでは大事だと考えています。
自分はこういう価値観。
ブログを書くことで、それを伝えています。
価値観を伝えるものとしてのブログ
ブログを日々書いている理由はいくつもあり、これまで書いてきました。
その理由のひとつとしてあるのが、自分の価値観を伝えるためです。
価値観を伝えるというと大げさに聞こえるかもしれませんが、平たく言えば「自分はこう考えている」ということ。
「仕事は何としてでもやるもの」「お客様は神様だ」など、仕事であるなら何としてもやるべきという考えもありますが、結局のところ、人と人とのやりとりが仕事の多くの部分を占めているので、相手がどういう価値観を持っているかということも大事になってくるものです。
つい先日も、価値観をテーマにしたブログを書きました。
仕事を提供するときに気を付けていることは、出来ない仕事を出来ると言わないこと。出来ない仕事は出来ないと伝えること。
価値観を伝えることで、不要なミスマッチを減らすことが出来ると考えています。
価値観を伝えて、「あ、ちょっと違ったな・・・」を減らす
人と人との間で仕事をしていると、「あ、この人ちょっと違ったな・・・」と思うことはあります。
先日のブログの内容にはなりますが、仕事とはいっても出来る仕事があれば出来ない仕事はあり、分かることがあれば分からないこともあります。
そうした、出来ない・分からないことは、そうであると言うのも、ひとつの価値観です。
頭の片隅にあって調べれば分かりそうなことは出来る・分かると言っても良いかもしれませんが、全く知識がないことに対しては出来るとも言えず、分かるとも言えません。
そこで、出来ないことを出来ると言ったり、分からないことを分かったふりをすれば、後々困ったことになる場合もあります。「やはり出来ませんでした・・・」と。
また、単純に人としての価値観も仕事では無視できません。
整理整頓がいい加減であったり、時間にルーズであったりということも、価値観です。それで良いと思っていることが価値観といえます。
本を読んだ方が良いと思っている人と、本なんか読んでも意味がないという人同士では、その部分の価値観は違っています。
ブログで価値観を少しでも伝えることで、安心して仕事を依頼してもらえると良いなと思っています。
価値観は文章に出る
ブログで文章を書くにあたっては、多少なりとも考えて、軌道修正をして書いています。
頭から最後まで、一気にノンストップで書き切るというものではありません。
書いている途中で、「ん、これはちょっと普段の自分とは違うかもしれんな・・・」と思い直し、書き直すということもあります。
ブログで書いて上げてしまえば世に出てしまうので、自分が思うところ、自分が普段やっていること、それ以上でも以下でも書けません。
良く見せるように盛って書こうと思っても、手が動きません。(笑)
見た目も中身も、それ以上でも以下でもないからです。
そうした背景もあり、価値観は文章に出ると考えています。
先にブログを読んでくれていた方と実際に会ったときに、「あぁ、こういう感じだと思った」と言われることも少なくありません。
価値観を伝えるものとしてのブログ。これからも書いていくつもりです。
編集後記
昨日は近くの氷川神社へ散歩・・・のつもりが桜開花の影響で花見見物で賑わい、急きょ花見散歩になりました。
おそらく、一週間くらいで終わってしまうのでしょうが・・・。見るなら今ですね。