普段ランニングで走っていて、たまに大会に出て長い距離を走っていると、距離がどのくらいの長さなのかが、感覚的に分かるようになります。
そのせいか、良いか悪いか、若干の面倒があります。
これは、「ランニング」あるあるなのかもしれません。
距離が感覚で分かるという最大特典
普段、近所をジョグするときは長くて10キロほど、そして大会に出ればハーフなら20キロ、フルマラソンなら40キロ少しを走ります。
こうしたときは、普通に生活しているだけでは、通常歩かないような距離を、自分の足で走って移動しています。
自分の足で何キロ、何十キロと走っていると、その距離がどのくらいの長さなのかが、感覚的に分かります。「あぁ、あれくらいで・・・」と。
とはいえ、あくまで感覚的であって、実際に距離表示なしで移動距離を当てることはできません。自分の感じるところとして、です。
これは、今の時代にあって、なかなか感じることの出来ないものだと思います。走ることで得られる特典のなかでも、上のほうに位置しそうです。勝手に最大特典と思っていますが。
しかしながら、その感覚があるためか、若干の面倒というものがあります。
距離が分かることで、移動を遠く感じる
たとえば、高速道路を使って長い距離移動するときがあります。
そうしたとき、感覚的に「あと150キロか、遠いな・・・」と思ってしまったりするわけです。
その瞬間、移動と運転が若干面倒くさく感じます。
実際は、高速道路で移動がスムーズにいけば、150キロはそれほど遠くはなく、割と時間はかからずに目的地にたどりつけます。
しかし、距離を感じると、車で移動するにもかかわらず、走って移動するかのごとく、実際の距離を想像してしまい、遠いと感じてしまいます。
とはいえ、車で1キロはあっという間なので、進むうちに、「まぁ走るよりは断然楽だな・・」と思い、これはこれでいいやと思いなおしたりもするのですが。
遠いと感じながらも、楽でいい。これは良し悪し、両方あります。
やたらと歩こうとしてしまう
また、普段走っていると、1キロと2キロ程度であれば、結構近いと感じてしまいます。
仮に、ジョグで軽く走った場合、1キロ6分程度で走れ、2キロなら12分程度で行けます。この感覚があるからか、普段の移動でも、そこそこの距離だとしても歩こうとしてしまうクセがあります。
具体的には、電車で駅に着いたあと、駅から目的地まで移動しなければいけない場合があります。
駅から現地まで2キロだとすると、それくらいなら歩こうとしてしまいます。私が普通に歩いた場合、2キロは20分程度で行けます。
ただ、駅から2キロ20分は、実は一般的ではないようです。
こうした移動で同行者がいるとき、「歩こうか?」と言うと、「えっ?歩くの?」という展開になることは少なくありません。
2キロなら良いのでしょうが、3キロだと結構嫌がられるでしょう(笑)
「えっ?」って言われてはじめて我に返り、「バスにしよう、バス」と提案したりしています。
また、旅行で宿に現地集合というときに、駅からひとりで5キロ歩いてきたときもありました。いろいろ見て、ゆっくりマイペースで歩いては来たのですが。
こうして、とりあえず歩くのを基本方針にするクセが付いています。たまに引かれている気がするときもあるのですが、基本的にひとりのとき以外は回りに合わせています。
距離感を感じてしまうこと、やたらと歩くこと、「ランニングあるある」あるいは「ランナーあるある」は、あるのでしょうか。
今朝、走りながら急にこんなことを思いつき、今日はブログにしてみました。
編集後記
気付けば9月も中旬。
11月のさいたま国際マラソンまで二か月切ってましたね。
さすがにヤバイと思い、今朝は一周してきました。7キロ。
途中、なぜか住宅街にタヌキがいて、恐怖。うなってました・・・。