自分の人生をどう生きるか?
こういった自分の軸を持っていると、仕事だけに支配されるのではなく、人生は生きやすく、楽しいものになります。
人生のベースを仕事にしない
人生、日々生きることは、仕事と捉えられがちです。
これは、仕方がないことでもあります。
フルタイムで働いているのであれば、最低でも週5日。一日8時間は仕事をしていて、起きている時間のほとんどが仕事に費やされていますから。
そのためか、様々な理由付け、判断基準は、いつも仕事が第一優先になることが多いです。
「仕事が読めないので・・・厳しいです」
「翌日仕事が早くて・・・」
「仕事で疲れて・・・」
など。
こうして、仕事が日々のベースになってしまうわけですが、これが偏りだすと、仕事が人生のすべてと思ってしまい、場合によっては行き詰ってしまうこともあります。
そうはならなくとも、なんとなくの仕事に嫌気がさすということもあるでしょう。
そうならないために、自分はこう生きたい、こう在りたいというものを設定することが大事だと思っています。
どういうつもりで生きるか?どう在りたいか?
どういうつもりで生きるか、どう在りたいかを設定することとは、人生の大目標を決めようということです。
まず、いちばん大枠の大目標を定め、次に中目標を定め、小さな小目標を定めて、それが日々やっていくこととなります。
なにも定めずにいると、冒頭のように、ただ仕事に支配されて参ってしまったりしますが、それは大目標から小目標まで全部が、仕事をするということになっているからだと思うのです。
仕事自体が目標のようになってしまいますが、あくまで手段として捉えるということ。
大目標は、別に大それたものでなくても構わないでしょう。
まず、これと定めることが大事になります。
将来、ある程度の年齢になったときに、なっていたいイメージをして設定しても良いですし、こう在りたいと決め打ちするのも良いですね。
「人に貢献していく」
「一生成長」
「自由に生きる」など、さまざまです。
私も、どう生きるか・どう在りたいかは設定しています。公開は控えますが・・・。
こういった、どう生きていくか、どう在るかということを設定しておくことで、日々の仕事がすべてとはならずに、生きやすく、仕事や人生は楽しくなってくるのではないでしょうか。
生き方・在り方は、いわば地図
こうして、自分の生き方・在り方を設定することは、地図を持って歩くことに似ています。
人生の地図というと、人格が到達した賢人の言葉のようですが、やはり大事なことだと思えます。
どう生きるか・在りたいかを設定していない状態は、目的地を定めずに、ふらふらと、あちらこちらに行ったり、来たりするようなものともいえます。
それで、日々仕事漬けになってしまえば、しんどくなるに決まっています。
大目標としても、生き方・在り方は、設定しておくべきです。
「自由に生きる」と決めたとすれば、それを大目標に、日々仕事をし、学ぶ。あくまで大目標であって、仕事は放棄してはいけません。
設定しておけば、仕事に意味付けができるし、正しい判断で仕事を変えるという結論が得られる場合もあるかもしれません。
また、日々の行動が、自分が設定した方向を向くので、それを目標にするから、生きやすくなります。
仕事がすべてと思えたり、日々目的が見いだせないと思って行き詰ったら、どう生きたいか?どう在りたいか?考えてみましょう。
以前にも、紹介していますが、この本にある仕事観が面白いです。
仕事と生きることを、それのみについて、ただひたすらに書かれています。
大宮駅エキュートの、リブロに平積みしてあったのを発見しました。
編集後記
5月末のFP試験後、それまで読めなかった本を、ひたすら読んでいます。
そして、ここ一か月ほど、本は買っていません。
これを契機に、積読を解消してやろうかと思っています。(笑)
積読を解消した先に何が見えるのだろう・・・。