「ランニングはすぐに始められる」
「ランニングはお金がかからないスポーツ」
とは、よく言われるものです。
しかしながら、まったくお金がかからないというわけではなく、まともに揃えて始めてようとすれば、多少なりともお金はかかってくるのが本当のところです。
実際、どのくらいかかるものなのか?想定で揃えてみたいと思います。
ランニングにはお金がかかる
ランニングをするのにお金はかからないとは言われますが、ただ走るだけではなく、まともにランニングとしてやるには、お金はかかると思っています。
これは、スピード・時間を追うシリアスランナーでないとしても、です。
ある程度、これから始めて継続的にやるというのであれば、それなりにグッズを揃える必要があるでしょう。
具体的に、どれくらいかかるものなのか、ひとつの例として見てみたいと思います。
シューズ・ウェア
ランニングを始めるうえで、まず最も重要で、一番最初に揃えるべきはシューズです。
安全に、良好に走れるための、走るためのシューズが不可欠です。自宅にスニーカーがあるとしても、それはランニングシューズでない可能性が高いです。
ランニングをするのと、日常で歩くのとでは、やはり用途が違います。
私の場合、10年くらい前に走り始めの頃、持っていたナイキのスニーカー(ジャストサイズ・歩くのに不足なし)で、一時期毎日3キロくらい走っていましたが、ある日気付くと足の親指が黒くなっていました。おそらく当たってしまっていたのでしょう。
やはり、ランニングするときにはランニングシューズが安心です。
私がいま履いているのが、
このタイプです。これは一代前のモデルで、いまは5代目が出てきています。
このシューズはビギナー向けで、どこで買うかにより異なりますが、最新のモデルで買おうとすれば最低でも1万円以上はするかと。(シューズはだいたい1万円としましょう)
そして、これと併せて靴下も走る用が良いでしょう。
私が使っているのがこのタイプ、
5本指のタイプです。これは好き好きがあるかと思います。ただ、素材が薄すぎず、厚すぎずということで、気に入ってしばらく使っています。
買えば1500円程度しますね。(靴下は1500円としましょう)
続いて、ウェアです。
よくあるスタイルとしては、タイツ・ランパン(ランスカ)・ロンT(あるいはさらにそれに半袖重ね着)のような感じですかね。真冬はフィンドブレーカーを羽織るかもしれませんね。
この想定でいくと・・・
Amazonだと今日は8,000円程度です。
そしてタイツもCW-Xで買うと結構します。
15,000円前後になるかもしれません。上記靴下で紹介したC3fitのタイツもあります。好みでしょう。C3fitとCX-X、いずれもタイツを中心としたランニングウェアの代表格です。
これらに加えて、ランパンと半袖Tをそこそこのメーカーで買えば、10,000円くらいにはなるかもしれません。
THE NORTH FACEのランパンが結構使いやすいのですが、それは10,000円くらいします。
仮に、今回紹介したもので揃えれば、
シューズ 10,000円
靴下 1,500円
ロンT 8,000円
タイツ 15,000円
上下ウェア 10,000円(だいたい)
これを合計すると、44,500円になります。おおよそ45,000円くらいはかかります。
なにが高いかというと、タイツが高いんですよね。今回の場合、タイツもロンTもCW-Xという、ワコールが出している、ランニングを中心としたスポーツブランドをチョイスしたからです。実際CW-Xを使っている人は結構いますね。買うならネットではなく店舗を勧めますが。 (サイズ選びが命だと思ってるので)
今回は、フルセットで揃えるとして、想定してみましたが、もっと安くすることは出来るでしょう。
ただ、シューズだけはちゃんとしたものであることは主張しておきたいところです。足を守るものですからね。
そこだけしっかり押さえておけば、ウェアをユニクロで揃える作戦もアリで、その場合は上下で10,000円もいかないでしょう。シューズと合わせて20,000円程度で揃えられるかと。
ただ、「それでもそんなにすんのか!?」という声も聞こえてきそうですね・・・。
やはりそれなりにはかかってしまいます。
しかし、やりこんでくるとさらに色々かかってきます。
大会出場・皇居ラン
ランニングを始めて、走り込んでくると、さらなるモチベーションのために大会に出たくなります。大会に出るためには、それなりの参加料がかかってきます。
私が昨年の秋から冬にかけて参加した大会で、参加料をみてみましょう。
東京トライアルハーフ 5,000円
さいたま国際マラソン 15,000円
湘南国際マラソン 12,500円
一般的に、ハーフは3,000円から5,000円程度。
フルは10,000円から15,000円程度の参加料というのが多いです。
地元色が強い、こじんまりした大会の場合、これより安い参加料で参加できることもあります。ただ、これも参加しようと思えばかかってくるものになります。
近所を走ればタダですが・・・。大会を目標にすればモチベーションも湧きますし、挑戦する気持ちも出てきますからね。大会は人それぞれですが出れば出るなりに価値があります。
また、ランニングといえば皇居ランがあります。
皇居周りを走るのはタダですが、着替えたり・荷物を置いたり・シャワーを浴びる施設である、いわゆるランステ(ランニングステーション)を利用するなら、500円程度のお金がかかってきます。これは必要最低限、皇居周りを快適に走るために必要かと。
そして、大会に出るにしても、皇居周りを走るにしても、そこまでの交通費などはかかってきます。
ランニングは、ある程度「お金がかかる」ということについて、今日は記事にしてみました・・・!
ただ、基本は初期投資で、あとはぼちぼち・・・という感じです。
ランニングへの投資は、走って得られる気分と健康を買うと思えば安いものかもしれません。
編集後記
今日は一日、おとなしくデスクで仕事づめ・・・。
途中、来週行う租税教育講座の内容の詰めと台本作りを少し。
明日はあるセミナーに参加予定。初めて参加する方面のセミナーなので、アウェイとなるかホームとなるか・・・!まぁ、楽しんできます。
記事に出来そうだったら記事にもします。