仕事を事務所ホームページの問い合わせフォームから受ける場合、フォームからの問い合わせ・お申し込みの総数を分母としたとき、そのうち実際に依頼となる打率は、割と高いものです。
ただし、フォームからの依頼に限ると、分母の総数はそう多くありません。
とはいえ、ひとり仕事は自分の手がすべて。対応できることには限界があります。
打率は上がるが申し込み分母は減る。その覚悟は必要だと考えています。
ひとり仕事だからこその、フォーム受付
仕事の依頼は基本的にお申し込みフォームから受けています。
・税務顧問の事前相談
・スポット税務相談
・決算申告のみご依頼
などなど、それぞれホームページ上に申し込みフォームを設置することで、受け付けています。
電話での受付は、していません。
そうしてホームページ上にて、必要事項を入力してもらい申し込みなり、問い合わせをいただくことにしているのは、ひとり仕事だからです。
自分ひとりでやっている税理士事務所である、ひとり仕事。
相談に応じているときもあれば、仕事の準備をしていることもあり。
研修やセミナーに参加していることもあります。
電話受付となると、対応できないことが多いわけです。
ちなみに、顧問の方の相談も、基本的にメールでお願いしています。これも、いつでもメールを入れておいてもらえれば、こちらで返せるタイミングで(なるべく早く)返します。
こうして、お申し込みフォームから仕事を受けることについて、よく聞かれることがあります。特に、同業である税理士、多士業の方から。
「そんなフォームに記入して申し込みって面倒だから、申し込み来ないのでは?」
確かに、申し込み総数は少ないです。電話受付をしている場合と比べれば、そうかもしれません。
ただ、申し込みや問い合わせを分母としたときの、実際のご依頼の打率は、高い勝算です。
申し込み分母は少ないが、打率は高い勝算
申し込みフォームを使って仕事を受けようとすると、電話受付に比べると総数は劣るかもしれません。
ただし、必要事項やご依頼内容の細かい内容を事前にまとめてから、フォームに記載して送信をしてもらう必要があるので、問い合わせや申し込みがある場合には、実際に成約となる可能性は高い感覚があります。
打率は、10回フォームから問い合わせなり受付があったら、5回は成約かなというところです。
打率にして、5割。
それぞれ感じ方はありますが、私としては高いのではないか?と思っています。
たとえば、年間に30問い合わせがあったら、依頼は15。顧問契約もあれば、スポットでの相談も含みます。
フォームでの依頼受付で、受付間口は明らかに狭まることは確かです。
しかしながら、ひとりでやっている以上、もともとそんなに仕事は受けられません。
これが仕事のコントロールにもなると考えています。
ある意味、本当に合う方と仕事ができる
いま、仕事の依頼をいただいている方とは、良い関係で仕事が出来ているというのが、私の感覚としてあります。
ある意味、本当に合う方と仕事が出来ています。
問い合わせフォームでの仕事の依頼は、間口を狭めますが、それなりに合うと思ってもらえた方から依頼をいただける可能性も高くなります。
私の場合、対応できないこと、こう考えているということについてホームページのプロフィールや仕事のメニューに載せているので、なおさらなのですが。
対応できないことを求めている方は、はじめから依頼はしないでしょう。
仕事のやりとりはメールが中心になるので、電話でガンガンやりたい方は初めかあフォームの記載が面倒なはずです。
そうした方であれば、私は選考からもれるでしょう。
まとめ
そうした意味で、間口が狭い分、問い合わせ総数は減りますが、そこそこの総数と打率で十分と考えています。
多くを抱えずに、自分で注力できる範囲で仕事をしたいというのもありますが。
人手がいくらでもあるわけではない、ひとり仕事。
こういう覚悟も必要なのかなと考えているところです。