税理士試験の勉強期間はある程度、長丁場になるものです。
「私はこれを原動力に勉強する!」というのがあると、勉強のモチベーションがキープできます。
その一つとして、「試験後の好きなこと、やりたいこと」を原動力にする方法があります。
税理士試験の原動力は何か?
税理士試験の原動力は何か?
一番の原動力であり、目的は「税理士になる!」でしょう。
この「なる!」という原動力は、大きいですし、最終的なゴールでもあるので、胸に持っておきたい大事な原動力ではあります。
しかしながら、受験期間は長いもの。身近な原動力も欲しいところです。
科目合格制である税理士試験は、5科目合格をして資格を取るにしても、大学院に行き一部科目の免除を受けるにしても、5年~10年、あるいはそれ以上の期間がかかる場合があります。
「目標に向かって、ひたむきに頑張る姿」、これは想像するのは簡単ですが、日々勉強し、講義を受け、模試を受けて、復習するという毎日はハードです。
そうなると、日々の勉強をするための、強い原動力があると心強いです。
そのひとつとしてあるのが、「好きなこと、やりたいことを原動力にする」があります。
好きなこと、やりたいことという原動力
好きなこと、やりたいことはあるが、試験勉強をしなくてはならない・・・。
この葛藤が、税理士試験の受験生にはあります。特に、私はありました。
この葛藤があることで、本来やりたいことがあっても制限し、その分勉強に充てることになります。
先日見ていた税理士の方が書いているブログに、興味深い内容が書いてありました。
その方は、受験を10年ほどやられて資格をとり、その間にやりたいことは沢山あった。しかし、仕事と試験勉強で、それ以外は何もできなかったそうです。
本当は、試験勉強以外の本を読みたかったし、やりたいこともあった、とのこと。
そして試験を終えた今では、2日に一冊ペースで本を読むということをされています。
これを読み、「試験を終えたあと、やりたいことが出来る喜びあったなぁ」と、振り返って思ったりもしました。
思えば、私も試験勉強期には読めなかった本を読みまくったり、好きなマラソンにエントリーして、そのために練習をしたり、カフェで理論以外の本を読むことに喜んでいました。
日々の勉強は、いかに続けるか。
やりたいことという小さなことではあっても、大いに原動力になるものです。
試験を終えたあと、あるいは次の試験が終わったら何がしたいのか?考えてみましょう。
これをしなくても良い・・・というのも原動力
思い返してみると、試験勉強期の葛藤は、やりたいことと勉強との葛藤以外にもありました。
特に私はこの傾向が強いのですが、同じように思っている人は多いのではないでしょうか。
たとえば、ある日曜日にどこかに出かけるという時。そうした時に持って行くのが、財布にハンカチ、理論サブノート。
現地集合で出かけるのであれば、現地までの電車移動で理論を読んでいました。多くの人がやることでしょう。
私は、これで葛藤していました。「今日も持って行かねばならないか・・・」と。
あるいは、2.3日旅行に行くという時。「さすがに持って行かなくて良いかな・・・」とは思いつつ、カバンに忍ばせてみたり。思い出されます。
家族で夕飯を食べにいくときも、そうでしたし、それ以外でも、理サブを持って行くか考えてしまっていたものです。
これは振り返ってみて思うことですが、「理サブを持って行かなくて良いというのが、原動力」となっていたのかもしれません。
これがやりたい!も良いですし、これをやらなくも良くなる、でも良いでしょう。
こうしたことを探してみると、大きな原動力になるかもしれません。
編集後記
最終の湘南国際マラソンに向けて、昨日の朝は調整ラン。
これで走りたいというペースと、呼吸、姿勢とフォームを意識しつつ、走りながらやるケアをしながらザッと走ってきました。
あとは大人しく、ケアとイメトレに徹します・・・!