あれもやろう、これもやろう。大人になってもあれこれやりたいことは出続けてくるもので、何歳になってもチャレンジはしたいところです・・・。
とはいえ、先延ばし・ブレーキをかけてしまって、いつまでたっても始められなかったりします。
あるとき本当にやりたくなったとき、もうその余裕はなくて、あのときはできた・・・なんてことにもなりかねません。いつやるか?今やろうを考えてみます。
人生のステージは日々進んでいる
学生の時分から大人になり、進学・就職・結婚・こども・・・と、人生のステージはどんどん進んでいきます。その過程で、必要なことをするために割く時間は日に日に増していき、いつの間にか自分時間の捻出は難しくなっていくんじゃないでしょうか。
たとえば大学生であれば、一般的には時間はほぼ無限にある感じです。長期休みも多いですし、通常のタームの時期でも授業前後にある程度時間があります。その空き時間でバイトをしたりお金を貯めてなにかを始めたり、勉強したりすること、できることは無限大に広がっているイメージです。
そこで実際に、行動に移した実行者もいますが、私を含め、大学生らしい?ことをしなかったという方も多いかと思います。
私の場合、大学生のときから税理士試験を受けていたので、あまり華々しい学生生活とは程遠いかなと・・・。バイトも派遣でチラシ配りとか、設営とか、単発バイトばかりでしたしね。でもまぁそのときは、それはそれで楽しかったんでしょうが・・・。
学生のときのみならず、就職・結婚・・・などの過程を経るなかで、それぞれ、あのときを振り返ってみると、あのときは出来たけど、もう今はこれはできないな~、ということがあると思います。
振り返ってみても過去にはもちろん戻れませんが、その考え、未来には活かせるはずです。
狭まる自分時間を想定して、今できることをしよう
最も時間の自由が効くのが学生の時期だとして、その先だんだんと自分時間の捻出が難しくなっていきます。
一般的に自由時間というと、サラリーマンであれば、仕事に8時間・往復移動2時間・食事に2時間・睡眠6時間・その他家事2時間と仮定すると、その合計時間20時間を、24時間から差し引いた残りの時間が自由時間として使えます。ここでは4時間捻出できます。
多くも少なくも、差はあるかもしれませんが、概ねこんな感じではないでしょうか?
一人暮らしのサラリーマンであればこの残り時間をすべて自分のモノにできますが、仮に結婚して子供が生まれ、育児に参加するなら2時間か、あるいは1時間残れば良い方でしょうか?
家事・育児・将来の介護なども含め、誰かに任せることが出来るという例外を除いて、最低限暮らしのために必要とされる時間枠は広がるもので、自分時間はその分減ることになるわけです。
そこで、あのときはあれが出来た・・・。という発想を思い返してもらいたいのです。
これを未来に活かすなら、「今後はこれは出来なくなるかもしれないから、今のうちに始めておこう」、という発想に転換するのが得策です。過去にやらなくて、今出来ないことを思えば、未来に出来なくなって今ならできることに対して、積極的に動けるのではないでしょうか。
やりたいこと、チャレンジしてみたいことは、時間の余裕が許せば、今できることに注力してトライです。平日夜や土日に通う学校でも、セミナー参加でも、自学で本を読むでも、新しい趣味やライフワークに着手するのもなんでも良いのです!
いつかは来ない!
なんであのとき、こういうことをやらなかったのかな~と思い返すことは結構あるかと思います。時間に余裕のあった自分はテレビを見てグダグダしていた可能性もあります。
そのときは、いつかやろう、まだまだ出来ると将来の自分を過大評価した考えも、行動にブレーキをかけてしまっています。
また、将来リタイアしたとき、潤沢な時間を使って、ハッピーライフを送ろうなんてことも考えがちですが、もしかしたら何らかの事情で時間に余裕が生まれていないかもしれません。そこまで引き延ばして、あのときやっておけば・・・とは考えられませんよね。
いつかは来ない。今できるなら今やろう。
ブレーキをかけていること、考えてみるといろいろ思いつきますよ。
そういう心づもりで何事にも取り組みたいところです・・・!
編集後記
先週末にひさしぶりにプールに行きましたが、今やりたいことといえば、水泳教室に通いたいなぁということかもしれません。
そして、ラン塾にも通いたい・・・。
いずれも正直いって、今できることです。やらないといけませんね・・・?