たいてい、週末は畑に行っています。
小さい区画ながら、自分で野菜を作っていると、ありがたみを感じることが多いです。
野菜を作るのは大変。その苦労を考えると売られている野菜は安く感じます。
そう多くはない、感謝できる機会を与えてくれます。
ナバナ。いま、収穫期
相当がんばって、なんとか出来る野菜たち
私が週末メインで通っている畑は、区画を借りることができ、道具などもそろっている、シェア型の畑です。
たたみ4畳分程度の広さの区画で、季節に応じて野菜を作っています。
出来る量は少ないですし、詳しい人からすれば、とても簡単にできるのかもしれません。
ただ、私は完全なる素人なので、やることなすことのほとんどが初体験です。知識も作業もなんとか学び、やっている程度です。
習いながらやっているとはいえ、うまくいくこといかないこと、半々程度です。
たとえば、
・昨年の夏にトライしたきゅうりは、ほぼ全滅で何もできず
・冬にやったミニハクサイは、虫が無数に寄生してしまい、食べられた箇所はごくわずか
・いまやっている葉ネギは、ほとんど育たず・・・
うまくいくものもありますが、本当に少しの量しかやっていないにも関わらず、結構難しいです。
全力でやって、週末とプラスアルファで平日も行って、お世話をして、ようやく出来る野菜たちです。
畑の趣旨が無農薬でやるというものなので、それなりに大変ではあるのでしょうが、野菜を作るのはこんなにも大変なのかと、思うばかりです。
一個の野菜にもありがたみ。売られている野菜は安い。
虫で相当やられたミニハクサイは、一方がほとんどやられましたが、もう一つはなんとか耐えて、それなりに大きいサイズで収穫できました。
それを獲ったときの達成感は、忘れられません。
手間と時間をかけたので、売るなら数千円だなと思えるほどです。
とはいえ、実際にスーパーで売られるとしたら、無農薬でも数百円程度です。そんな高い値段では誰も買ってくれないはずです。
それを考えると、
「売っている野菜、安くないか?」
としか、思えてきます。
よく、野菜が高騰しているとか言って、ホウレンソウ100円が300円程度になることがあります。
自分で野菜を作ってみると、それなりに働いて、働いて考慮して、ようやく野菜が出来ることが分かるので、300円でも安い気がします。
野菜って、そんなに安いもんじゃないんじゃないの?
もっと、払っても良いんじゃないの?
なんて、ありがたみを感じられます。
ありがたみを感じると、優しくなれる
自分で野菜を作ってみて、大きくありがたみを感じているところです。
そんなに量は獲れないのですが、獲れたときは、もう喜んでいます。ホウレンソウなんて、獲って洗って、そのまま食べたり。それがおいしいんですね。
普段スーパーで野菜を買うときも、野菜売り場を楽しみながら歩いています。
「この値段で買えるのか?すごいな」と。
まぁ、大量生産ともなれば、全然勝手も違うとは思います。農薬も使うでしょう。
それにしても、ありがたさは感じます。
なかなか、日々生きていてありがたみを感じることは、少ない気がします。
そんななか、大きくありがたみを感じられる野菜作り。
そんなことを思いながら、毎週末作業しています。
少し、優しくなれたような気がしますね。
編集後記(きのうの野田)
きのうは小一時間だけ畑へ。
夕方長女の習い事を送って行って、習っている1時間で畑へ。
50分ほど作業。
ようやく伸びてきていた葉ネギを抜いて(切ってももう伸びないので)、ナバナを収穫。
空いている区画に次の準備を。雑草抜いて、腐葉土を入れて・・・。
そこで、タイムアウト!
急いで戻って、ピックアップ。